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Guide line for Creating of Glossary(用語集作成の指針)

 ここでは,
NCALSはん用DTDの規定に従って作成された SGML文書の要素の用語集(glossary)及び略語節(abbrsect)定義並び(deflist)を,外部処理によって,収集・分類・作成する指針を 参考のために示す。 この作成の指針は,参考のためであって,NCALSはん用DTDの規定の一部ではない。 この処理は,応用によって処理内容及び目標水準が定められる。 備考 NCALSはん用DTD適合文書では,略語節(abbrsect)及び 用語集(glossary)は,文書の後部(rear)に位置して, 目次(contents)又は索引(index)とは異なる角度から, 文書中の関心部分を探索したい場合に使われることを想定している。 案内 1.用語の収集(data collection for glossary) 2.用語の分類(sorting of key word) 3.ncalsDTD規定の最初へ戻る。

1.用語の収集(data collection for glossary)

1.1 NCALSはん用DTD適合文書からの用語の抽出 1.1.1 NCALS-DTD適合文書からの収集
用語集(glossary)及び略語節用語(term)は,対象文書中の, 登録する必要のある用語を抽出し,定義並び(deflist)用語(term)とする(手動)。 備考:漢字の場合,その用語に読み方を書いてもよいし, 英文単語を併記してもよい。これらの使い方は,その     用語集の目的によって,応用者が決める。 1.2 NCALSはん用DTD以外の場合   すべて,そのDTD規定による。 案内 0.この文書の頭へ戻る。 1.用語の収集(data collection for index)へ戻る。 2.用語の分類(sorting of key word for index)へ進む。 3.ncalsDTD規定の最初へ戻る。

2.用語の分類(sorting of key word)

2.1 読みの付与
用語の読み方の指定は,次のa)及びb)の2とおりがある。 a)要素"用語(term)"によって,原始文書中で読みが指定される場合 b)用語辞書によって,読みが与えられる場合。 この場合,一括付与によって,登録字句が用語辞書に発見でき  ないとき,及び省略時値[例えば,音(おん)による読み]で不適切な  ときは,対話によって辞書に登録する。 2.2 分類方式の指定(selection of sorting method) 2.2.1 照合順序方式の選択(selection of collative sequence) 用語の分類の方式は,次のa)~e)から選択される。 a)50音("あいうえお")順 b)"いろは"順 c)アルファベット("ABC")順 d)応用特定順(例:電話番号簿の姓名) e)漢字符号表(例:JIS X 0208) 2.2.2 等価処理(equalization) 分類の前処理として,次のa)~g)の文字の等価処理を行なう。 a)濁音及び半濁音の清音変換 b)拗音の清音変換 c)長音の削除 d)英字の1バイト変換及び大文字変換 e)片仮名文字の2バイト変換 f)片仮名文字の平仮名変換 g)活用語の変化の対処指定 2.3 分類結果の審査(reviewing of the result) 分類結果は審査され,適切と判断されるまで,分類を繰り返す。 a)読みの不適切が発見された場合,文書の必要箇所を修正する。 b)用語辞書の読みが不適切な場合,用語辞書を更新する。 案内 0.この文書の頭へ戻る。 2.用語の分類(sorting of key word)へ戻る。 3.結果の投入(insertion of the result into document)へ進む。 4.ncalsDTD規定の最初へ戻る。

3.結果の投入(insertion of the result into document)

分類結果は,NCALS-はん用DTD適合文書とするとき,
用語集(glossary)用語見出しの配下の用語(term)とし, その定義(def)iの組として追加する。 以上 案内 0.この文書の頭の案内へ戻る。 1.ncalsDTD規定の最初へ戻る。 2.SGML規格の案内へ飛ぶ。