がま口塾
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がま口弘美の日記 がま口塾便り
2005年5月25日(35号)
私の簡単おいしいレシピと食のエピソード』      

 何て素晴らしいお天気!窓を開け放ち、笑った、笑った!笑い声は太陽の光に包まれ、そよ吹く風に乗って楽しそうに御幸山の空の遊泳に出て行きました。8人の参加です。最初メモをとっていた人、途中からがま口塾便りがある事に気がついてニタリと止まりました。

●簡単料理は得意。一番簡単なのは御飯の炊き込み。瓶入りのナメタケとコーンとシーチキンをパッと入れて、後お好みで醤油や味醂を足して炊くだけ。(えーっ)好評。他にはもやしを只茹でて冷ますだけ。ちょっと湿気が残っている位の時に永谷園のお茶漬けの素をかけて混ぜる。もやし一袋にお茶漬け一袋。(へーっ!)チンゲン菜を上の緑の部分と固めのシャキシャキした部分を半分に切って、それを縦長に切っておく。長芋を千切りにして、チンゲン菜のシャキシャキを炒めた所にボンと入れる。最後に青っぽい菜の所をサッと混ぜて炒めて出来上がり。オイスターソースで戴く。塩と胡椒でもいける。長芋はどうしても酢の物にしたりおろして使うが、炒めてもホクホクして美味しい。

 食はその国の一つの文化。食べ歩きが好きで、中国料理が一番好きだけれど、タイ料理のトムヤンクンとか、一般的なタイカレーでも、お店によって味が違うなあと思う。

●病後、夫が手を抜けばいいと言うのでそれに甘えている。冷蔵庫に色々な野菜が残っているのを一挙に片付ける野菜のスープ煮。ニンニク、セロリ、キャベツ、玉葱、人参、何でもいい。ほぼ同じ大きさに切る。ニンニクをバターで炒めて後は野菜をドッと入れて水を差して、煮え立ったらスープストックを入れる。水はひたひた。ありあわせの肉類、ソーセージも入れる。ベーコンがある時は、最初に炒めて煮すぎないように、いったん外へ出しておく。セロリの葉っぱも入れる。盛り付けた時に、パセリのみじん切りなんかをバラバラッとかける。彩りに人参やパプリカを入れたり、シメジ等茸類があったらそれもいい。美味しくて栄養がある。

ちょっとおかずが足りないなと思う時は、若布と胡瓜の小口切りのあえもの。若布をサッと湯通しして冷水にとって水切りをしておく。土佐酢やわさび醤油であえる。山芋はとろろ汁にするか、マッチ棒位に細く切ってわさび醤油をかけて食べる。手抜きの一つとして、この頃デパチカで(笑い)結構美味しい物があるので買ってくる。鯖の味噌煮を買ってきて、それをお皿にとって、それだけでチンするのでなく、白葱を5cm位に切って添えたり、オクラ等必ず野菜を2種類位添えて、ラップをかけてチンする。手抜きでも・・(笑い)

 終戦直後の飢えた頃を何と言っても思い出す。終戦の夏はカボチャが主食。それも家庭菜園で作った不味い水っぽい物。ジャガイモだったら大歓迎っていう位。家を焼かれたので一時期田舎にいたが、農家の子達がふかした薩摩芋をかじりながら縄跳びなんかしていて羨ましかった。よく栄養失調にならなかったものだ。恵まれていたのは海沿いの村で、魚でもアサリでも採れた。小魚は母が佃煮にして蛋白源にした。しばらくカボチャなんか連想するので食べられなかった。今は美味しいカボチャがいくらでもある。

●苦手意識がある。親と一緒に料理を作った経験がない。母親は田畑で働く労働力。子供も野で一緒に働く。お婆さんが台所をした。夜学の大学に入り大学の食堂の喫茶でアルバイトをした。当時コーヒーが120円。紅茶が100円。出していた物は焼きソバとミートソースとサンドイッチ。学生に「貴女と結婚したら、この3つがローテーションになって出てくるだろう」と言われたが本当にその通り(爆笑)。今でも数少ないレパートリーなのに、本を見ないと作れなくて、肉じゃがでも本を見て分量を量ってやっている。長芋なんて使った事もない食材(えーっ!)。痒くなるから嫌い。すごく貧困な食生活をしている。

その私が、本を見なくても出来る料理は目玉焼きと(笑い)もう1個ある。(偉い!)大学の時に、友人達と呑み屋に行った時出てきた物。ジャガイモを薄く切って茹でる。フライパンでベーコンを炒めて塩気が出た所にジャガイモを入れて一緒に炒めて最後はチーズをかけてとろっとさせて仕上げる。これが我が家では一番・・・嫌われているというか(爆笑)、「あ、又」(笑い)私はベーコン・ポテト・チーズと呼んでいる。夫からも冷たい視線を浴びていた。

 ところがその夫が私のメニューをパクって、自分の店で出したという事を聞いて、「
1個売れたら1円位くれて印税生活がしたい」と要求した(笑い)。 最近小学生の娘が家庭科の教科書をもって来て「オッカーの料理が載っている」(爆笑)。すごーく嫌そうに言った。学校で作る事になったそうだ。元祖は私なのに(笑い)ついに家庭科の教科書に載ったのか。(笑い)すみません、この一品で。(豊かな一品料理だったね)(笑い)

●私圧倒されて(爆笑)。パッパッパッに(笑い)。未だにカウンターの上に今夜のレシピを全部おかないと出来ない。(エーッ!)老眼鏡で(笑い)拡大コピーしたものを見ながらだから、仕上がりが遅い。殆どのテレビのお料理番組はメモするが、何の為にメモするかと言うと、こういう風に(前言者の事)育ててしまった娘一家の為(爆笑)
 シーチキンの缶詰開けたら手を切ったとか、レンジを使ったら停電したとか
(笑い)、その娘の為に「一から簡単料理」という本を買ったりして教えてやっても聞く耳を持たない(笑い)。私が困った時は揚げ物。天婦羅が上手。タラの芽だとか蕨だとか戴くと、下さった人を昼招いて天婦羅。

私天婦羅屋さんで、衣がサクサクして美味しかったので「何か入れてますよね、教えて下さい」って板さんに訊いた。ビールを入れてるって(へーえ)。何か入れるの?

●コーンスターチとか入れたりするけど、私は昔のまま。冷水に手のついたザルでふるいながら小麦粉を入れてカッカッカッと混ぜるだけ。卵も焦げやすいので入れない。(えーっ?)小麦粉も冷やしておいて、5本の箸で混ぜる。泡たて器でする人もいるけど、私はさい箸。娘が夫の実家へ行った時、お姑さんが卵を入れたので、「家の母は貧乏育ちだから、衣に卵入れません」って言ったそうだ(爆笑)

 独り暮らしなので、何を作っても残る。常備菜とメインは小さな鍋で揚げ物している。卵一つでも片栗粉をつけて揚げると美味しい。炊いた里芋が残っても粉つけて揚げる。里芋ご飯も美味しい
(里芋ご飯?)。里芋を薄く切って、普通にお米をといで(むかごご飯みたくなるのかな)そう、粘りが出てね。そして昆布茶を入れる(私もそれ、隠し玉にもっている)

豚のばら肉の薄切りを川の字状に並べる。そこへ2分位茹でたもやしを芯に置いて青紫蘇を載せ巻く。それをフライパンで焼く。ちょっと冷めた方が切りいいので、ちょっと冷めてから切る。レモン汁や大根おろしをのせてポン酢をかける。
 もやしも尻尾を取らないと私はもやしではない。
(わあ、凄く大変!)(尻尾?今夜もやし使おうと思ったら、昼ごはん食べた後からもやし出して、テーブルの上で尻尾切り。(家の母もする)そうすると持ちもいい。娘の家族が来るなと思うと、土日は結構ご馳走を作る。デパチカも遠いしご縁がない。そういう所で買ってくる生若布などの素材は、近くのスーパーより確かに美味しい。

天婦羅の粉を冷やすのは、NHKの「今日の料理」で見たから知ってるよ。(笑い)でも粉をふるうのはどうして?

サクッと空気が入るから。天婦羅を揚げるお箸と、衣の中のお箸は別にするよ。

「伊藤家の食卓」見てたら、カラッとさせる為に、揚げた後、霧吹きで水をかけるとか言ってなかったっけ?

●ああいうのは邪道。そんなに簡単に美味しいものが食べられたら苦労するの馬鹿みたい。

私は長男の家に嫁いだので、結婚してすぐから、何か事があると30人分位作る。(へーえ!)今でもおせち料理は栗きんとんから全部作る。夫は友達を集めるのが大好きだから、年に56回は30人位人が来る。お寿司も全部作る。だから超簡単なのは得意。例えばクラッカーをベーッと並べて、上に新玉葱とかをチョンチョンチョッと並べて、後、チョンチョンチョンと何か乗せれば、飲むのにいい。(カナッペは見栄えがいいし、しゃれてるね)お寿司も揚げなんかはすぐ煮えるので、チャチャッと冷ましたらチョンチョコチョンチョコ詰めといてボンとおいておけば、勝手に皆で食べる。

チョンチョコ詰めるって・・・絞り具合とか・・ねえ(爆笑)。明日はお稲荷さん作るぞと思ったら、前の晩から煮て(大爆笑)口元は鋏で切って・・(笑い)

ちょっと湯がいてから醤油とお砂糖で味付けてチョッと煮とけばいい。前の日に煮ておくと、朝、程良く味が滲みていて(開ける時破れない?)全然破れない。(ちょっとでも破れるといや~~~)(爆笑)大ざっぱ。30人位ビヨ〜ンと作る。お正月の煮豚なんか煮ておいとけば、お客さん来た時、チョンチョンと切って出す。さっきのチーズ何とか・・は、これからの季節だとお茄子でできる。(アーア!)5o位に茄子を輪切り。アクをとってお皿に並べて、あっさりしたほうがいい人は、上に花かつおを乗せ、お醤油でちょっと味付ける。後、マヨネーズをかける。チーズのいい人はチーズ。そのままオーブンで焦げ目がつく位焼く。ちょっと一品足りないなっていう時はそれ。一人ずつにしたい時はアルミのカップに一つずつ入れる。30人位集まった時は、1回で焼ける。(いいねえ!)上には茸でもベーコンでもハムでも何でもいい。マヨネーズなりチーズなりをかけて焼くだけ。冷蔵庫に残っている物を見ながら、ブロッコリーでもそのまま脇にのっければいい。

30人はすごい。お米はどれくらい炊くの?

田舎だから、親戚なんかには、お土産に持って行って貰うっていう事もある。(あーあ)だから、27合。(ウワーッ)(ヒエーッ)(そういう釜があるの?)3回位に分けて炊く。

私の親は何にも出来ない人だった。叔母に教えてもらった。後は本を見たり、見よう見まね。勤めているから夕食でも何でも手際よくやらないとね。(一芸に秀でる人は何でも出来る)(美術の先生だから)(あーあ)何でもコチョコチョ作る事が好き。胡瓜を竹輪の中に突っ込んで、ズラーッと並べとくだけ。それでも皆が来て、飲みながらペチャクチャやっている。(自分も中に入るの?)勿論(すごい)。お友達ばっかりだから、並べた後は勝手に冷蔵庫も開けて飲み物も出してもらってる。平気。

何か自分が今日30人分作ったような気になってきた(爆笑)(何かお腹がいっぱいになってきた)(爆笑)

●一番楽しいのは、家は海が近いので、ハゼ釣りに行く。下拵えのお腹を出すのは夫がやってくれる。揚げて骨まで皆食べてしまう。頭は食べない。身は衣をつけて天婦羅にして、骨は粉だけつけて、ちょっと塩味つけてお煎餅みたいに揚げる。子供は3歳頃からそんなのを食べている。(丈夫だわ)丈夫よお。(笑い)

●高校以後ずっと一人なので、とりあえずお腹がふくれればいいという食生活で一環してきた。最近は夫婦二人になってしまったので、生協で冷凍でチンするだけとか、ちょっと炒めるだけというのばかり食べてる。かと言って、じゃ、食材を買って来て美味しい物が出来る訳でない。だから、半加工品にちょっと手を加えるというのが日常になっている。

 田舎なので、何を食べて育ったのか分からない様な子供時代。父親が釣りが好きだったので、釣りの為に1年の全ての生活が成り立っている様な人。あるシーズンは朝早く出かけるし、別のシーズンは夜出かける。海や川や渓流で釣って来て、母親がいつもブツブツ言いながら料理していた。今考えたら贅沢なはずなんだけど、家は貧しいから、お父ちゃんがおかずを釣って来てくれるんだと、ずーっと思っていた。中学校の頃、テレビで釣りがスポーツだって言ったので、もーう晴天の霹靂。「あれはスポーツだったの?」(爆笑)

私も小さい時、近所で鰻から何から釣って来て、本当に食べる為に釣っていたという感じ。フナだって食べ物だった。鰻は海と川の間の所によく釣りに行った。鯖等の海の魚はボテフリのおっちゃんから買った。他の魚は採ってくるものだし、野菜は畑からとって来るものだと思っていた。(笑い)(今思えば贅沢な事よね)(ボテフリって何?)桶を二つ天秤棒で担いで来る行商の魚屋さん。目の前でさばいてくれる。落語に出て来る。

私、そういう人に、昔「おじちゃん、どこで手を洗ったの?」って訊いた事がある。(爆笑)自転車で来て、パッと降りたら店開く。「ヘイッいくら」ってお金もさわるでしょ。

私は山だから、魚の干物を売りに来た。目の前でさばくというのは知らなかった。

あのおっちゃんは「ちょっと水ちょうだい」って貰いに来てたかもしれない。そして使った水はその辺にザーッとあけとけばいい時代だったから。

私も今日は休もうと思ったけれど、事情で休めなかった(爆笑)。竹輪で思い出した。竹輪を縦に輪の一方だけ切る。長方形になった竹輪の白い部分に網状にかのこ切りしてひっくり返す。そこへ胡瓜やチーズ、紫蘇の葉を並べて、巻き寿司のように巻いて爪楊枝3~4本で止める。その間を切るとペロペロキャンディの様な形になる。(おつまみになるね)(梅干入れてもいい)(チューブの紫蘇梅でもいい)。

 先日劇団名古屋の劇のチラシ「もやしの唄」というのを貰ったら、「もやしと豚の一夜の出会い」というメニューの作り方が載っていた。材料は2人分で、もやし。出来れば泉商店のもの(爆笑)って書いてある。もやし
2袋。(多い!)豚バラ薄切り肉200g。黒胡椒、あればあら引き適量。ポン酢。材料はこれだけ。蒸し器に入る大きさの深皿、又は簡易蒸し器に洗ったもやしをワッと盛る。その上にバラ肉を広げ、胡椒を好みの量ふる、強火で肉に火が通るまで蒸す。もやしのシャッキリ感は残しておく事。お好みのポン酢で食べる。

●これテレビでおくなけいって綺麗な人がやってた。(笑い)美味しいよ、それ。

●もやしの代わりに白菜や水菜でもいい。(豚肉の代わりにベーコンでもいいね)応用が利くね。その時はポン酢にニンニクおろしたのと、刻み葱で食べてた。(美味しいかも)

●今、綺麗な人がやっていたって聞いて思い出したけど、綺麗な人が滅茶苦茶な料理やってる番組(愛エプ)(あれ、食材もったいないねえ!)(4人くらいで競うやつ?)(デビ夫人とか出てる)あれ、私笑えない。私も不味いの作ってる。

●あれは食材を馬鹿にしてるよ。車海老とかものすごい立派な食材を使って、綺麗な人が不味いのを作って、そのギャップを面白がっている。批判がでないのが不思議。

●昔、ドリフのパイ投げなんか批判が出たよね。(そうそう)

●上手な人も出る。ピンクレディのケイちゃんなんかは上手。

●夫婦二人の生活になって、やっぱり今はヒジキとか煮物とか味噌汁、それに美味しいご飯とお漬物があればいいかな。お浸しもホウレン草、水菜、何でもいい。サラダも色んな野菜を入れて。食生活の豊かな両先輩の間に今日は挟まれて、今日はお邪魔でなかったかと思った。もう何年も天婦羅らしい天婦羅もしていない。揚げ物は後の手間を考えてしまうから炒め物か煮物。冬は日替わりで飽きるまで鍋物。

 自然食に凝っていた時もあって、今日、そういうレシピも持って来ようかなって思って本を漁ったりしたけど、何か違和感があって、やっぱり「今、これ、自分がやってないじゃん」って、イイカッコしは止めようと思った(笑い)。学生の時、部屋にはオーブントースターしかなくて、炊事場は共同だったけど、朝なんかそのオーブントースターでいかに色々出来るかって。食パンにバターを塗ってその上にハムのスライスをのっけて、チンしてバターが程よくハムにもパンにも溶けて、それを食べた時の美味しさとか、ジャムを塗った時の美味しさとか、そういうものが蘇ってくる。母が病気になった時、病み上がりで初めて作ってくれた味噌汁の美味しかった事とか。そういう思い出と食って繋がっているなと思う。

 偉い先生の美味しいレシピ、美味しいお店に行った時も、色々な記憶と結びついている時もあるけど、振り返ってベストテンをあげると、やっぱり豪華な料理よりも、素朴だけど自分のその時の想いとかと直にくっついているものの方が私にとっては大事な食事だと、改めて感じた。

●網戸が一昨日全部張り替わった。兄が取りに来て、自分で張って、又持って来てくれた。「いくら?払うよ」って言ったら「お袋に美味いもんでも食べさせたってくれ」だけ言って帰った。(いい話だね)母は息子とは殆ど会話しない。でも、私がそう言ってラーメンでも一緒に食べたら、母は美味しかろうなと思った。安い物にしようと思っている(笑い)

●安い高いじゃないもんね。婿殿が初めて家に来た時、絶対自信のある物を上手に作って出したら、「いい家で育ったね」と娘に言った。「僕はこれから楽しみだ」(爆笑)「この子は何も出来ません」って言ったら、婿は「舌が覚えていますから、こういう風に育った子は絶対大丈夫です」。「こんなはずじゃなかったって、絶対返品だけはしないで下さい」(大爆笑)娘は共働きで、もう帰宅したなって思う頃「お母さん、今、チンした。次何するの?」って電話がかかった。今は専業主婦になったけれど、あの頃の方が前向きに生きていた。婿さんが我が家に来て私の料理をほめると、娘の出来が悪い事を詫びる。「彼女なりに一生懸命やってますよ」とフォローしてくれる。

●私は姑と一緒に住んでいる。姑は仕出屋さんの娘。(えーっ)だから、やらせれば一応やるんだけれど好きじゃない。で、結婚してすぐお盆やお正月になっても、全部私。私は人が手伝ってくれるより自分で全部する方が好き。好きなんだと思う。両親のいる実家のお祭りの時は私が行って作るし、家でも私が作るので、夫がボソッと「俺、どこへ行ってもお前の味しか食べれんなあ」(笑い)(脇目も降らずに帰ってくるよね)(食は大事よね)

後2年経つと夫が定年退職。退職したら絶対男の料理教室に入れてやる!

●男の料理教室は気をつけないと。後片付けまできちんとやる教室に入れなきゃ。(はい)大名料理になるから。材料が凄くて、あれとれ、これとれって助手が要る料理よ。

●食べ切る料理って大事。私は豆腐で丸めてがんもどきにしちゃう。ひじきでも、キンピラでも残る。とりあえず残り物の材料を皆切って洗ってザルにあげる。木綿豆腐半丁をしっかり水切りして、人間の手の形のような山芋あるでしょ、あれを半々位に擂って、ちょっと塩と繋ぎに片栗粉、貧乏でも卵1個(笑い)。全部の材料を混ぜ合わせて、銀杏でもあれば最高。スプーンでポタンポタンと落として揚げる。それを大根おろしで戴く。(普通の長芋じゃダメなの?)ちょっとゆるい。欲張って具を入れすぎるとダメ。豆腐と長芋が多いほど美味しい。(私、とりあえず昨日のキンピラが残ってる)(笑い)(キンピラの残ったのは天婦羅にしても美味しいよ)(味ついてるじゃん)(かまわない。天つゆ要らない)

●常備菜って結構アレンジが利く。私はおからをコロッケにする。

●美味しいお豆腐屋さんに美味しいおからがあるので買いに行ったら、元上司の、私よりウーンと年をとったお爺さんが「こんな所まで来るの?」「孫が来るのでおからの料理をしようと思って」と言ったら、「おからで接待かね」って言った。(笑い)

●お客さん来た時、いっぱい作って、帰りにお土産に持たせる。(私も)今の人皆作らないからすごく喜ばれる。美味しかったら又作ってねって言われる。安いし、すごく喜んでくれるし(コロッケにしたのを土産にするの?)おからのまま。(卯の花ね)味はついてる。

それを私は揚げで巻いてオーブンで加熱して焦げ目をつける。揚げは千切りにしてストックしておいて、フライパンで乾煎りする。ジャコでも若布でも何でも調味した上へそれを乗せる。ブロッコリーでも茹でて、出汁と醤油でちょっと味つけて器に盛って、その上に長芋を擂って、その上に煎った揚げを乗せる。若布とジャコの酢の物にそれをちょっと入れるのが好き。

 我が家も親戚が集まると
30人近くなってしまう。まず餃子は60個作るのに、冬の白菜1個。無水鍋で加熱してザルにあげておく。それを微塵切りにして布巾で絞る。そこへ下味をつけた豚のミンチと韮を入れる。それは作っておけばテーブルの上で焼ける。老若男女に合うメニューを作らなければならない。ああ、この想い何年続くやらと思いつつ結構張り切っている。(笑い)おばさま〜って手もみしながら来るが、「いいよ」って笑顔で言っちゃって、後から『どうしてこんな苦労するんだろう』(笑い)夜が明けると朝から又皆がダーッと来て、「昨日有難う」・・・『昼までには帰るだろうな・・』(笑い)

●中国の友達に皮から教えてもらった。中に入れる物が全然違う。まず卵をポロポロのそぼろ状に炒る。網海老を一袋、韮を4束。味付けは塩とサラダオイル。肉は一切入ってない。水餃子だから焼かない。ピンクと黄と緑で彩が綺麗。

 今週も家で水餃子パーティをする。気の置けない人だったら、一緒に包みながら熱々を食べる。手抜き、出歩き人間なので、家族のスケジュール考えながら、一週間のメニューをいつも組む。おじいちゃんと
2人きりだったら、うどんだけにしてもっと手抜きしようとか。材料を切る時も一緒に切って小分けする。玉葱やピーマンは結構もつのですごーく楽。料理が苦にならない。

 グッチ雄三の料理。ハワイへ行っていた人が日本のお漬物が恋しくなり、その人が瞬間に考えて瞬間に出来たから、瞬間漬けって言ってたけど、キャベツを2p角位に切る。胡瓜を薄く輪切りにする。それにみょうがを輪切りにして、全部を混ぜた所にいりこ出汁をキャベツ2枚位なら小さじ一杯位と一味唐辛子、味の素と塩少しふって掻き混ぜるだけ。それが残ったらそれを冷蔵庫に入れておいて私は炒める。(胡瓜も炒めるの?)

●胡瓜やトマトは日本人は炒めない。中国はトマトを炒めて、そこに炒り卵を入れて、緑が欲しいから、私は胡瓜も切って炒める。麺類にしたかったら、ちょっとお湯をさしてスープ状にする。ちょっとトマトから出る汁がイタリアンっぽい。多分味を濃くすれば、スパゲッティにかけても美味しいし、うどんだったら塩味だけで美味しい。

●これからだったら枝豆とかソラマメなんかもいい。禅寺の尼さん達は精進料理であんなに元気で適当な体型を保っているのは、そういう料理だから。枝豆を茹でたのをひいて耳たぶ状態にして、お団子にして揚げるなり焼くなりする。ニョッキみたいにして茹でる。

●先日イタリア村のバイキングに行ったら、豆を茹でて潰してポテトサラダならぬ枝豆サラダがあって、すごく美味しかった。ちょっと原型を留めたものもまぜてある。

●さっきニョッキって言ったけど、それ何?

●ジャガイモを茹でて裏ごしして、熱い内にバター溶かして小麦粉入れて練る。それを棒状にして切る。ジャガイモも擂る。(お好み焼きのようにしても美味しい)。レンコンも擂る。

私北海道出身だから。塩茹でしたジャガイモいっぱい残る。それを潰してコロッケ作るみたいにして、それに小麦粉混ぜてお餅の様にして、両面をバターで焼く。それをお醤油につけて食べると美味しい。摺る時は茹でない。

●鶉の卵やウインナー等とそれを串にさして行楽の時の孫のお弁当にする。すっごく頑張っちゃって、いいお祖母ちゃんになるの。(笑い)レンコンも摺って、それに海老も入れてフードプロセッサーですり身にする。それにちょっと片栗粉と卵と小麦粉を入れて練って、スプーンで落とす。すると海老が赤くて、レンコンが白くて美味しい。揚げ物は化ける。

●今、食卓塩のようにレモン汁やマスタード醤油を売っている。ちょっと目先を変えるだけで「おっ、ちょっと違うぞ」ってなる。(そういう事言ってくれる人がいない)

●随分前に宇野千代の半生か何かの映画を見た時に、一升瓶二つぶら下げて行くシーンがあった。天婦羅油だった。旦那さんが、自分の親かなんかに言ってるの「あいつはご馳走ができるように油を持って疎開して来た」とか。(ふーん)天婦羅って本当にご馳走って感じになる。(道端の草とっても天婦羅になるもんね)(大葉とかね)

<メール参加>

●分量いい加減のおからサラダ。おから・ヨーグルト(ヘーっ!)・マヨネーズ・塩こしょうを混ぜる。自分で味をみながらする。カッティングチーズのようになる(へーっ)。あと何でも野菜をこれに絡ませる。(リップとかいうソースになるね)(ゆるくしたらね)

 ●豚の角煮に拘っている。何とかして美味しい豚の角煮を作りたいと、挑戦し始めて5、6年、いや7、8年。今までに、納得のいくできばえは僅か数回で、「なぜ?」と首をかしげる結果が殆ど。赤身の部分も箸でスッと切れる程に柔らかくなるはずなのに身がしまって硬い。いくら時間をかけてもダメ。失敗。料理雑誌、新聞の切り抜き、友人の話、これぞと思う作り方で繰り返し作ってみるが、私の追い求めている豚の角煮とは違う。これほど、出来上がりの失敗と成功がはっきりする料理は他にあまりないような気がするのだが、それだけに挑戦のしがいがあるというか、面白さがあるというか・・・これが私の得意料理、我が家特製「豚の角煮」です、と自信を持って言える日を目指して、これからも挑戦は続く。(おーっ)(笑い)試食、試食で肥満が心配だが・・・(豚にならないように気をつけつつ)(笑い)本日参加の皆様、「豚の角煮」固くならない作り方をぜひ教えて!

●それ、グッチ雄三がやってたけど、ばら肉を焼酎、泡盛って言ってたけど、黒砂糖とで煮る。(沖縄は美味しいものね)「トロトロ煮」って言ってた。私、その正しい分量のレシピ持ってきてないけど美味しい。まず2p位の厚みに切って、油ひかないフライパンで全面焼く。ザッとお湯で表面の油を流してから、分量で煮込む。黒砂糖使うから美味しい。

●オレンジ使うの。柑橘類。

●残っているマーマレードとか、そういうの放り込むの。(へーえ!)(あ、瓶詰めのね)

●酢豚なんかもよく効くね。何でもやってみる。私のこの不揃いのレシピ。(すごい)大体中華・日本料理って分けてレシピが箱の中に入っている(ヘーえ!)。人生70にしてまだこの程度。正しい物ができない。(正しい料理って何?)♪タンタカタカタカタンタンタンってお料理番組でやるようなの。(笑い)毎年家庭料理のコンクールがあるじゃない。本当に見惚れる。あんな息子に育てたお母さんはすごいなって思うし、大家族のいる人程皆に合う料理を研究している。

 私は豆は常に炊いた物を2種類位は持っている。金時豆は上手。むっちりもっちり、黒豆真っ黒。黒豆は20年位前にNHKでやった土井勝さんのレシピをずーっと守っている。

●夫の両親と同居して、やっばり長男だから本家になる。お婆ちゃんが寝込んだ時、皆が集まってくると、やっぱり
17人位の民宿状態。必要に迫られて手早くなる。(成る程)洗い物も早い。大雑把になっちゃうけどしょうがない。今は4人家族になっているけど。

●家族の為に作る時はブツブツ言ってたけど、作ってあげる人がいなとつまらないよ。やりたくない時はこんな有難い事はないんだけど。(程々がいいね)

●北海道のお土産のホタテのサラダが美味しかった。

●ホタテの水煮缶の汁はもったいないから残しておく。ホタテはほぐす。大根を薄くスライスして千切りにしたのと只あえて、マヨネーズ。(大根塩でもまなくてていい?)いい。

●白いもの同士だから、ブロッコリーを茹でたのをちょっと添えるといいね。(あーあ!)

●(残った汁は?)スープに使ったりシチューに入れてなるべく早く使っちゃう。

●大根の千切りに塩昆布散らしてもいい。そこにゴマでもかけると美味しい。時間が経つうちに適当に昆布が大根を馴染ませてくれる。

●それ白菜とやるとインスタント漬物になる。刻み昆布も炊き込みご飯に入れると美味しい。塩鮭一切れボンと入れて、刻み昆布入れて、お酒入れて炊く。炊き上がったら鮭の身をほぐす。安い素材で結構いい味になる。結婚してから覚えた。私はお肉が食べられなかったのに夫がお肉料理大好きだったからお肉料理も覚えた。信じられない。

●実は豆が嫌い。給食とかに出れば嫌々食べる。作らないので子供も嫌いになっちゃう。

●美味しいよ。お豆のカレーも。ひよこ豆なんかホクホクして美味しい。

●蛋白源として高野豆腐でおからを作る。高野豆腐を戻す。それをフードプロセッサーでボロボロにする。大根と人参を千切りにして塩で揉んでキュッと絞っておく。鍋に少し油をしいて高野豆腐を乾煎りする。後の食材も入れて、仕上げの頃に卵1個割り込む。もっちりして最後にお酢と白醤油でちょっと辛味をつけると何とも言えない美味しさ。余ったのは揚げに入れてお寿司状態にしてもいい。(高野豆腐は体に良いってね)

●スーパーから消えた事あるよね。テレビでやって次の日行ったらなかった。

●お肉を買っても食べきれない。その時高野豆腐に頼る。一枚でも出来るから。

戻してギューッと水で絞って、鰻のタレでやると鰻の蒲焼もどきになるってやってた。

海苔の上に高野豆腐を山芋でのばして乗せ、フライパンで両面焼く。仕上げにお醤油のタレをつけ、鰻みたいに模様をつける。丼にすると鰻丼になると言うけど・・これは婿さんをごまかせないと思った。(笑い)私は金粉が買ってある。お吸い物の黒いお椀にふる。(えーっ)(体にいいよ。何かすごい金持ちが一枚丸ごと食べてた)

腐りもどうもしないから。猫一匹いない生活だから、金粉で変化つけないと。(笑い)

呼んで戴けば猫になるわ(爆笑)

納豆料理が出てないね。ホタテや茹蛸を茹でたり焼いたりして切っておく。味噌、生姜、葱、マヨネーズ、ごま油、粒納豆、酢。長芋もさいの目に切ってサッと塩で茹でる。みんな混ぜると美味しい

ちょっとご馳走になるね。じゃ、私はそれの横にレタスおいて包んで食べよ!

トマトの輪切りにチリメンジャコと胡椒、レモンを絞り、黒ゴマ、かつおをかけて健康になったという人がいた。(ふりかけ?)いや。サラダ。中国だとトマトは砂糖で食べる。

北海道でトマトもいでお砂糖つけて食べていた。納豆にもお砂糖入れている(えーっ!)85歳の父は未だに砂糖入れて納豆食べる。父のを見てやっていたと思う。甘くて美味しい。

私も小さい時、母はデザートのイチゴみたいにトマトをスライスしてお砂糖かけた。

昔のトマトは今程甘くなかったからじゃない?

●夏蜜柑も砂糖で食べたものね。果物感覚でやればいいんだね。

●夏蜜柑は昔タンサンかけて食べた。(甘くなる?)酸味が薄れる。顔がねじれる位すっぱかったから。姑はスイカに醤油をかけて食べる(えーっ!)(笑い)スイカをさいの目に切って醤油かけて、それがおかず。目が点になった。(スイカの皮を鶏の餌にした事はあるけど)。(漬物の感じだよね)皮はお浸しにして食べた事あるけどね。(食文化の違いだねえ)

私は納豆食べられない。(私は30歳位から食べられるようになった)(私も嫌い)

入院している時努力して乾燥納豆を食べられるようになった。お豆が腐っていると思うからダメ。(美味しいって食べる人の気がしれない)(笑い)(味が分かるとハマルよ)

刻み葱と卵とカラシで、一番オーソドックスに食べる。

●そうしたのを揚げに入れて、爪楊枝で止めてトースターで焼き大根おろしで食べる。大根と言えば、縦長に棒状に四つ割りにして、酢と醤油1対1の中に入れると4時間過ぎたら小口切りにして食べられる。登山家の田部井淳子さんが、常備菜を作っておくって紹介していた。ドレッシングの要らないサラダって感じ。

 「我が家の鍋が一番」という番組で、お婆ちゃんが息子の家に出前に行く。流しに溢れる程の生若布を洗う。大きな土鍋の中にスルメをそのままと昆布を一枚敷いて、沸騰してきたら若布をちょっと入れてしゃぶしゃぶしてポン酢で食べてた。小さい子が食べてたので、若布って体の中で膨れるから、あの子今、生きてるかしらって心配(爆笑)。あの、お婆ちゃん自信持ってやってたけど。

●スルメと昆布は後で松前漬けにしてもいいね。もったいないものね、捨てるの。

●確かに若布はいいね。でも最近身体にいいからっていう食べ方、私はあまり好きじゃない。美味しいから食べる。(成る程)身体に良いとか、血液サラサラとか、そんなのいちいち思って食べてたら美味しくない。(全部やってたら疲れちゃう)

●でも、テレビでこれかいいってやると、すごくアナウンス効果があって、スーパーですぐなくなっちゃう。(ココアが一度なくなったけど今は売れ残っている)。

●ずっと続けているのはヨーグルトにきな粉とゴマを擂って入れるの。ゴマは擂ったのは買って来ない。いちいち摺る。形が小さい程酸化するから。

●要は色々な物をとるって事でしょ。(そうそう)病院に半年程いたら、皆究極食べる事に関心がいく。元気になったらあれ食べたいねなんて、みのもんたなんかよく見てた(笑い)最後の結論は「何でも、ちゃんと食べれはいいんだね」。色々よく食べようという事になる。

今だったらエンドウ。沢山塩茹でして一握りずつ冷凍しておく。栗も一晩水につけて皮を剥いて冷凍する。半年は大丈夫。

●子供が小さい時、四季の行事を大切にした。お彼岸はおはぎ。秋の彼岸はぼた餅。逆かな?(牡丹の花が咲く頃は牡丹餅よ)お祭りも気張って作った。子供が5本位摘んで来た土筆を、し方がないからちょっと炒めて「はい。あんたがとって来た土筆だよ」って。

 子供達のクリスマスや誕生日のケーキも手作りした。(偉いねえ)子供が大きくなったら、そういう季節の物を作るのが少なくなっちゃった。娘も大家族に嫁いでいるけど、餃子が
100人前とか、ちゃんと作っている。先日孫が来たので、久しぶりにパンを一緒に作った。

デザートと言ったらクリームあんみつ。寒天切って、孫と一緒に盛り付けしていたら寒天切ったら「♪ナッタデナッタデナタデココ」って歌いだすの。寒天だからアジアのナタデココじゃない!(笑い)あんみつの餡も自分で作る。井村屋のではない。(偉いねえ)

餡子なんか寝てるうちに出来る。(沢山作って冷凍しとけばいい)

パウンドケーキ型で、今はミンチを詰めてハンバーグ。
ミートローフね。中に茹で卵を突込むと輪切りにした時に可愛い。あとオーブンで焼く。

●栗原はるみさんが一押し料理って、それをやっていた。(家庭料理で世界的賞を貰ったね)

●それにお味噌とか醤油とか入れて、ちょっと和風味にすると、お正月用になる。(あーあ)

●豚の肩ロース1sの塊の表面の水気をキッチンペーパーで切って、塩を大匙すりきり一杯だったか刷り込んでラップで密閉して、更にジップロックのビニール袋等できっちり包み、冷蔵庫で3~5日間。熟成させる。5o位に薄く切ってテフロンフライパンで油なしでじっくり焼く。あまりいじらないで片面に焼き色がついたらひっくり返す。肉を取り出した鍋に長ネギ1.5本を細いささ切りにして胡麻油少々を足して炒め、取り出した肉の上に盛り付け胡椒をふる。お客さん来る時の下拵えにいい。(豪華に見えるね)

●娘の嫁ぎ先が養豚やっている。お中元、お歳暮はいつも肉2~3sだから(うえーっ)今度来るなら塊で欲しいな(爆笑)。

●私、ホルシチスープ上手だよ。赤カブが手に入ったら、肉と玉葱、ジャガイモ、トマトと色々残り物の調味料をジャンジャン入れて煮込んどくだけ。家へ来た中年の独身男性のお客さんがエラク感激して「お袋がよく作ってくれました」。長崎の人だし、年配の方がどうして北のロシア料理を知っているのかと思ったら、長崎は国際都市で色々な国の人がいて、料理を覚える機会があったようだ。

●上沼恵美子さんが、鉄板の上で薄いシャブシャブ用のお餅にピザソースをかけてピザの材料をのせて美味しいって食べてた。他所の文化を日本風にアレンジするのね。

●息子は帰省すると「何が食べたい?何でも作るから」って言うと、「とろろ汁」。

●友人が亡くなる年の正月に最後のおせち料理が食べたいと思って寝ながら指図した。「ここで醤油を入れなさい、その匂いでは火が通り過ぎだよ」とか。息子さんが言われる通りにしたら出来たって。(すごーい)5月に亡くなったから、相当悪い時

●とろろ汁を摺るのは父の仕事だった(そう。あれは男の仕事だった)。そこへ母がすーっとつゆを少しずつ入れる。喧嘩ばかりしていた両親が、とろろ汁を作る時は仲が良さそうだったので、いつもとろろだといいなと思った。すき焼きも父の仕事。どうしてって聞いたら油が飛ぶので、女性では危ないからだって父が言っていた。(へーっ)

●今じゃ、すりこぎのない家もある。(ない)(笑い)菜種の白和えなんかの時要らないの?

●作らないもん。ゴマを擂った事ない。昔擂りゴマを買った事あるけど、使い切れなくて捨てた(ウワォー)(笑い)

●そうめんの時、酢味噌作って適当に味つけて、ゴマを擂ったのを入れてつけ麺にするの。

●とろろでそうめん食べる。(は?)麺つゆの中にあまり薄くしないとろろを入れる。薬味はもちろん要る。(いけるかも!)野菜を何とか食べようという工夫ね。

●食べる事は一生続くから、楽しく食べて生きましょうね。(はーい)(笑い)

【番外編】食のエピソードとして絵本を読んで貰いました。ほんと、楽しかった!

紙面の関係で、本の名前だけ紹介。「にこにこかぼちゃ」童話屋(安野光雄)/「いいおかお」童心社(松谷みよ子)/「まるくておいしいよ012」福音館(こにしえいこ)/「たべられるしょくぶつ」福音館(守谷憲)/「みんなうんち」福音館(五味太郎)

今後の予定 624() 「これだけは残したい学校のこういう所」
          726日()「セクハラ・パワハラ」

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