がま口塾
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がま口弘美の日記 がま口塾便り

391028日号

『どうだった?愛地球博』
「どんな人たちが何人くらい集まるの?」と、よく訊かれますが、全く分かりません。とりたてて勧誘もしないし、誰がきても歓迎。まさに自然のまま。今回も新顔さん2人を含めて9人で、伸び伸びと楽しく安心して本音を語り合った「愛・がま口塾」でした。

●私は4回行った。2回はテレビを買ったらクジがついていて当たった(笑い)ので私のものにし、家族では券を買って行った。ホームステイボランティアをやっていて、韓国の方を5日間受けたので、主催団体の平和町からお礼に万博に招待された。タイのナショナルデーに当たっていたので、バラエティにとんだ楽しみ方ができた。

私の友人が万博に反対していて、色々聞いていたし、私自身も初めは反対していたけど、やっぱり見たいなという気持ちになって(笑い)行った。私の4日間はなかなか良い万博で、面白い経験ができた。でも、そうできたのは、やっぱり反対した人達がいたから。反対した人達と、一生懸命やろうとした人達の両方でうまくできたと思う。

 ヨルダンが面白かった。死海のプールに夫と水着になって入った。(えーっ!)(本当に水に浮くの?)そう。(ぬるぬる?)いや、塩分30%だけど、なめると苦い。立つ事もできるが、横になるとフワッと浮く。地球の神秘を感じた(笑い)(岩塩かなんかが周囲にあって、それが流れ出すの?どうして浮くの?)・・・・・(どっかに説明が書いてあったでしょう。読んだの?)・・・・読んでません(爆笑)(何人位が入れるプールなの?)100人位は入れそう(へーえ、そんなに広いの!)やってるのは4~5人位。あとは見てるだけ。

●私、どういう人が入るんだろうって上から見てた(爆笑)。皆に見られてよく入るね(笑い)

●希望者が多くて入れないって聞いてたけど。

●実際に入れる1時間半くらい前に予約して、あちこち見てから戻って入った。(ヨルダンまでなかなか行けないから良かったね)一種の世界の旅行だね。

●私も万博反対で、一緒に反対した人に「チケット余ってるから、一緒に行かない?」とは、言いにくく(笑い)、そういう人達は「あんなもの、行くか!」って感じだった(笑い)。夫がチケットを買ったが、人が多いので行きたくないと言うので、しかたなく私が行った。(分かったよ)(笑い)子供と一緒に行き、子供は又、学校の社会見学で行った。だから私は3回行ったが、並ばないと入れない企業館や外国館にはどこも行けなかった。あれどうやったら全部回れるのだろう。1日ではとうてい無理だよね。だから、何回も行くんだよね。

 新聞で、働いている人達の意見が出ないかなーと気をつけていた。サウジアラビア館に国を紹介するDVDが積んであって、「どうぞ自由にお持ちください」とあるのを、わし掴みで持っていくんだって。子供にも「只だから何枚でもとりなさい」って言っていて、あさましさを感じたという話が載っていた。私がアフリカ館に行った時、パンフレットが1枚おいてあったので、「頂いていいですか」と聞いた。積んであると皆が持っていってしまうので、1枚ずつ出していた。皆は読むためにではなくて、記念に持って行く。

 イベントも先着順に整理券を発行して入場させても、始まったら席をたつ人が多かったので、有料にした方が良かったかもという声も出た。只だから、何でいいから、順番をとっておけみたいな見方。万博の成功って何で計っていいか分からないけど、人数だと思う。トータルの入場者数。愛知県下の全部の小学校を社会見学で行かせてカウントし、全期間の入場券で何回も入った人をカウントする。この地方の人は「お得」感が好きだから(笑い)、あれを皆が買った。大阪万博では、それはあまり売れなかったのに、ここでは売れすぎて途中で刷り増しした。

入場者数だけでみれば大成功かもしれないけど、フィジーの説明に来ている女性が「とても残念だ。温暖化による海面上昇が問題化していて、それを展示して環境問題を説明したかったのに、聞かれる事は結婚式を挙げるのにはどうしたらいいかとか、日本からは何時間かかるかとか、要するに観光。環境について質問する日本人は皆無だ」と新聞に出ていたので、次に行った時、彼女に質問しようと思ったけど、もういなかった。テーマは確かに崇高なんだけど、結局お祭り。「成功」をどうやって測るか、色々考えさせられる万博だった。(祭りというのは私も納得する)

●私も3回行った。ホンダの新車を買ったら券2枚ついた(笑い)。夫と行った。夫は教員で下見と引率で2回も行って、3回只。(あーあ!)唯一家族で行ったのが、購入したチケット。親も連れて行ったが、夫についていったので、無駄なく回れた。企業館は私は全く魅力を感じなかった。

 私も反対運動の署名をした(笑い)。でも、行ってみたら、せっかく各国が出展して集まってきたのだから、時間がある限り楽しみたいなと、世界旅行をした。各国の経済力の違いが分かった。さそりの入ったペンダントとか、屋台の物売りみたいなパビリオンがあって、石油で儲かっている中東の国はそんな事していないけれど、儲かっていない国は、あそこでも屋台を開かなくてはいけないという力の差。

 友人が、瀬戸会場の近くの1500円の民間の駐車場に入れていたが、途中から1000円になったとかで、彼は11回行った(ほーっ)。私は長久手の3000円の所に入れていたけど、そうやって、駐車場代金等、交通費を節約できる方法があったんだ。(民間で白タクで会場へ送り届けていたのは違法で問題になったけどね) 2500円の所もあったし、閉幕間際は5000円だった。バスも朝から鳥取ナンバーなんか見たけど、夜中に出てきたんだね。愛知県を観光で活性化するようになったら、全国各地からバスが来て見られるんだなあと思った。ゴンドラもプライベートを覗かれるという事で、問題の場所に来たら、2分間位ゴンドラのガラスが曇って見えなくなるようにした。そういう要望が出たら、応えられる技術があるって事に感動した。

 ポーランド館はものすごく日本語が上手なスタッフばかりで、敬語から応対まで日本人以上の人を揃えていた。とてもいいなと思った。ドイツ館で食事をした時、注文票を見ていたら、サッととって『文句あるか』みたいに元に戻したので、印象が悪かった。主任1人が日本語ができ、あとはドイツ語だけの人達だった。開催する国の言葉まで勉強してスタッフを揃えている国と、かき集められて来ただけの様な、おもてなしの違いを感じた。

●私も最初は反対で(笑い)、例えば自然と環境を謳いながら、やっぱり自然を破壊して作った。植樹祭で天皇皇后が来る時、式典の道路と広場を作るために木を伐採するという典型的な例に似ている。子供がお祭り好きで、遠い勤務先から出張で名古屋に来ると、土日は必ず万博に行った。朝4時起きで目指すパビリオンに飛び込む。自分の住んでいる所の新聞には全く万博の情報が出ないので、私に万博関連の記事を全部スクラップするよう頼んで(笑い)、終了したからもういいかと思ったら、まだその後の記事も読みたいって(笑い) 夕方1回だけ、夫と長蛇の列の所を避けて外国のパビリオンを見に行った。南イタリアでポンペイの遺跡を見て、古い文化にふれてきた後だったので、イタリア館の踊るサキュロスが一番見たかったので良かった。発展途上国では「安いよ買え買え!」って物売りの感じで、これが万博なの? でも、夫はそういう国に関心があって、現地の方と交流していた。物売りに関して朝日新聞の「声」欄に「批判はあるけど、あの人達はそういう形でしか今は自分達の文化を紹介できないのだから、そういう目で見るべきだ」とあって、成る程と思った。その後、9月のあの人出を見たら、とても行く気にはなれなかった。

私も署名を集めた方で(笑い)。夫がビンゴゲームで4枚券が当たって(笑い)1回位は行ってもいいかと思っていたけど、暑さと人ごみが嫌で、グスグズしている中に9月になった。土日は避けてほしいとニュースにあったから、ウイークデイに行ったけど、まあ、すっごい人だった。リニモで万博会場駅前で降りようと思ったら、あんまり人が多くて、降りずに終点まで行って、終点から瀬戸会場に行った。所がそこから会場に行くゴンドラに1時間以上並んだ。(うおー)暑いしすごい人出だし、すごい不機嫌になってブラブラした。どこかに入ろうと思っても行列。マイナーな小さな静かな国だけ見た。それは良かったけど、有名な国のパビリオンは全く見ず、不機嫌なまま帰宅した(笑い)

楽しいお祭りという点では結構だった。万博に 14千億円かかった。それだけお金がかかったというよりは、それが誰かの収入になったのだ。(純粋に万博だけ?中部新空港とかは?)中部国際空港も、青波線や高速道路も入っている。空港は7000億円。道路の整備で1500億円。リニモで900億円。鉄道網の整備で700億円。万博の会場だけで1500億円。合計13168億円で、愛知県が負担したのは、そのうち2477億円。愛知県としては、ちょっとお金を出しておいて鯛を釣った。だから万博は大成功でしょう。結局万博は何かと言うと、国の税金とかで楽しくイベントをやって、人を集めて、入場料頂いて、色んな方が13168億円の収入を得て、赤字も出ず、うまく仕上げたから大大成功だったという訳。

 人と立場によって、良い悪い、成功失敗が違う。立場でしか見ていない。一般庶民は生活感情で判断している。物事に裏表があって、表面では自然の叡智とか環境問題と言っているが、14千億円を皆でぶんどったのだなあと(笑い)と見た方がいいんじゃないか。

 生活をどう考えるかという基本的な価値観の問題。ささやかに皆で楽しくやっていこうとか、パーッとやって散財して生活のステージを引き上げていこうとか、色々な考え方があると思う。日本は派手にパーッという方向に来てしまっていた。それではなく、もう一度転換して、自分達の生活をじっくりささやかにという考え方ももっと重視しなければいかんという考え方も背後にあって、それとの対立だったと思う。

 これ(ポスター)はちょうど反対運動真っ最中の時、「海上の森の万博やめよう県民会議」で作った「失ってから気がついても遅いのです」という1999年のカレンダー。この動物や花の写真の中のシデコブシとかギフチョウ、オオタカもそうだが、絶滅危惧種。生活の利便の面から無くなってもしょうがないと考えるのか、こういうものとの折り合いをつけながら節度を守った社会生活を送って行くのか、そこで考えなきゃいけないという事を提起してくれたと思う。皆さん、署名してくれたそうだが、やっぱり、これ、いなくなったら可哀想。

名古屋もトヨタ以外はショボンとしているので、元気をなくしてしまった日本の子供達を元気にさせるのと、両立させる道があればいいけど、天秤にかけながら一緒にやっていくというのが、本題だったのだろうと思う。

 私は頑固者なので行かなかった(笑い)。絶対行くもんか!(笑い)券貰っても捨てた。ポーランド館の話が出たが、姪が関与していた。(へーっ!)ポーランドの外務省には、日本担当が1人しかいない。日本を重視している訳ではないので、人材は乏しいけれど、姪はポーランド外務省の只1人の日本担当者と国際結婚していて(へーっ!)、ポーランドデイが7月末にあった時、外務大臣と一緒に来ていた。トヨタが進出するので、現地が日本企業向け体勢をとっている。M物産が現地雇用を増やしていて日本語もできるスタッフを送り込んできた。経済のグローバル化は進展していて、県や政府主導というよりも、その背後にある巨大資本が世界に対して、市場開拓をしている。その利益誘導で何とか集まってきているのだと思う。それがメインの流れであって、一般庶民にとっては、それぞれの身の丈に応じて、グルッと一回りすると世界旅行したような気分になる。

物事はやっぱり表面に出ているものだけでなく、裏がある。それ全体で、じゃ日本がどう合わせてやっていくのかという事だと思う。これ()は反対運動をやっていた中心メンバーが、最初に万博はどういう問題を持っているかという事を寄せ書きで出稿して出版したもの。呉越同舟で色々な人が書いている。それぞれ自分の思いで「万博が良い悪い」「こういう点が問題だ」「根本的にダメ」「こういう点だけ改善されればいい」とか色々。反対運動は「自然を守れ」というのがメインスローガンで一致してはいたけれど、事態が進んでいけば、考えの分裂から、そう簡単には抵抗できるものではなかった。

●ポーランド館の食堂や、ドイツ館も2階の部分をそっくりそのままレストランに出店するとか。万博の後で店を出すという経済効果。ポーランド料理の店は今まで名古屋に無かったから又そこへお客さんが行く。自然の叡智というよりはビジネスの期待がある(笑い)

●近所で食堂経営している人の話。万博に出店した時の権利金が3000万円。(ウェーッ!)名駅の地下に出した時は300万だったとか。それで5年とか10年だけど、万博は半年。

●だから持込を禁じた。

●皆1000円とか。ハンバーグを頼んだら、ポテトサラダ、生野菜サラダ、目玉焼き、ハンバーグまで、皆お丼に一緒に乗せたのが出てきてすごかった。

●お弁当持ち込み禁止について、万博協会は「暑い盛りだから持って歩くと食中毒になる恐れがある」と、筋が通っているような事を言っていた。

●実は3000万円の権利金を皆が出しているので、売れなくなったら大変。ペットポトルもひょっとして火炎瓶かもしれないからと禁止した。確かにそれは国際テロの標的になる恐れもあったが、ペットポトル全部禁止という方向に行くのは論理のすり替え。

最近の靖国の問題も、外国が嘴を入れるからイカンというのはおかしくて、参拝する事が良いか悪いかが問題。都合の良い方の理屈に焦点を引き寄せておいて、本来の事を隠す。日本の国民性に本音とタテマエが昔からあるが、
21世紀になったら、そんなのはチャラにしちゃって本音で付き合いたい。良い事は良い事、悪い事は悪い事。裏表に距離のあるおかしさを無くす方向に日本が進んで行ってほしい。日本的な体質が典型的に定着してしまった感じがする。

 ボランティアだとか、市民参加だとか、色々な学校のサークルが出演させてもらって楽しかったとか色々あった。市民参加は最初の理念にあった訳ではない。お上のいう事や外交問題は偉い人や当局がやればいいという事ではなく、自分達当事者の問題なので、自分達の思う様に動いていってほしいと、私達も声を上げて動かなければいけない。そういう世の中を作らなければいけないという事だったと思う。万博は官製のイベント。それではおかしいというと、今度は市民参加という顔がポッと出てきた。ボランティアというのは商工会議所とか万博協会から委託を受けた人達が、学校や施設に行って、「お宅は何名出して下さい」。(割り当て?)全部が本当のボランティアじゃない。

だから、特別入場券もなく、皆自腹で入場券を買っている。

気の毒だった。お神輿を町内で出すため、綺麗に飾って、何日なので何人来て下さいとか大変だったようだ。名大の先生が、「これからの日本のあり方として、お役所がかりでは困る、市民参加でやるべきだ」と旗を振られた。行政組織のネットワークで割り当てられた人が動き、町内会組織が動いたので、形としては市民が参加して支えた良いイベントになった。でも、背後にあるものは、日本の昔からのお上が何もかもし切って、それが機能したという事だと思う。形としては、非常にスマートな近代的な新しいやり方になったが、実は一番それを支えたのは、古い日本的な体質の、塵芥のいっぱいつまった、本当は根本から変えなきゃいかんというものが有効に機能したという非常におかしな現象。

今日は万博の感謝祭があって、協力した皆さんが感謝状貰っていると思うが、それでニンマリうまくいったと笑っている人と、本当に素朴に素直に一生懸命やってあげて、褒めてもらって、喜んでもらって良かったと思っている人と、その落差の大きさがあると思う。本当の意味の皆でやるお祭りになってたら良かったなと思う。

 最後に。どれだけ自然が破壊されたかと心配していたけれど、意外と少なかった。(良かった!)万博が終わった後、102日に子供達を連れて海上の森のハイキングに行って来た。ハイキングのメインコースは反対運動によって、いっさい会場からはずされた。(反対運動の意味があったって事ね)強烈なパンチで、あんなに抵抗するとは思わなかったと思う。強制収用も覚悟して、一坪地主とか立木の登録などをやった。

反対運動の拠点だった地域は綺麗な所。昔の古い瀬戸物を焼いた窯の跡とか、遺跡のある所は対象外になった。県は反対運動に感謝しなければいけない。海上の森でやっていたら、あんな派手な施設は何一つできなかったと思う。平地じゃないし、どんなに建築家の智恵を集めても、お祭り騒ぎのできるような万博にはならなかったはず。海上の森の最初に予定した
7/1くらいしか使わなかった。青少年公園を使ったために交通のアクセスも良かった。本来の予定地でなかった所でやったから成功したと思う。

お金がかからない方にだんだん寄っていったという事?

そう。当初のやり方だと山を削り、広場を作るためにあちこちに平坦な土地を作らなければならない。土木業者にとってはものすごくお金のかかる事だったし、あの辺の里山は山ではなくなって、里地になっていたはず。不幸中の幸いだったと思う。スッと青少年公園に切り替えた。当初のまま海上の森でやっていたら、今頃後悔していると思う。

今日の感謝状贈呈式に招待状来なかった?(笑い)

黒白反転した招待状くらい来たかも(爆笑)

私は万博会場ができる前に海上の森を歩こうというツアーに参加した。そこはそのまま残ったって形ね。

大正池へ行く道は手付かず。(わーあ、良かった!)駐車場が一部分できたけれど、昔も今も泥んこのまま。

サツキとメイの家がある方はけっこう木を切ったのじゃないか。(キャンプ場の裏の方でだいぶ離れている)。遠くて、とても1日では回れなかった。家が残ったから、これからゆっくり行こうと思っている。

あそこは当時は地価が坪8000円くらいだった。今はどれくらい値上がりしたかな。オリンピックの指定用地だったのでデベロッパーや大手企業が沢山買った。今、青少年公園のこっちは坪50万円になった。(えーっ)それを8000円で払い下げるだろうか(笑い)40万円位で払い下げになるのか?色々調べるとどっかで闇討ちになるので(笑い)。あの地域一帯の大地主はC社。オリンピックを当て込んで買いこんでいたので、皆始末に困っていた。

最初はあそこでオリンピックをやる予定だったの?千種でやるとばかり思っていた。

平和公園でやるのは1つ位の予定で、後は青少年公園の裏側。(へーえ!)

建築会社に勤めていたので、幻のオリンピックのポスターが家にある。

三好ヶ丘のマンションはN社の管理だけど、本当はオリンピックの選手村のつもりで作ったんだって。(えーっ)それがダメになったので、普通のマンションになった。

何年か先に大行事があると分かるや、大企業がサーッと買い占める。(誰かが漏らす?)

一般の人が知らないうちにそういうニュースが入るんだ!(笑い)

●談合どころじゃない!(笑い)それで使い道に困って万博やろうって事になったの?(笑い)

●流れは同じ(いやあ・・・)(悲願だった)

●地元の要望があったからって言ってた。地元人はそんな事言ってないのに。オリンピックを当て込んでいて、それができなくなった企業がやりたかったのか。そういう意味なんだ。

●跡をどうするんだというのが、いつも問題になっている。撤去してしまうので、もったいない。県の計画では、大団地にするつもりだった。でもあそこを団地にしても不便だから住まない。

●私は、オリンピック計画の頃、トヨタが巨大な研究施設を作ると聞いていた。

●大阪万博の跡地も大団地になった。

●千里ニュータウンは交通の便利がいいから。どう見ても瀬戸の山奥に大きな団地ができちゃっていたら空き家だらけでネッチもサッチもいかなかっただろう。反対運動に感謝してもらわなくっちゃ(爆笑)(拍手)(表彰状!)(それくらい出さなくっちゃ!)

●良いですか皆さん?(満場一致の大拍手と笑顔)。では、がま口塾の名で表彰状を出します

●一生懸命苦労した甲斐がある(爆笑)(がま口塾すごい。表彰状を差し上げる方)(笑い)

●地元の人は儲からなかった。だから、庭を駐車場にしたり、白タクやっちゃったりした。近くの文房具屋が、万博協会が印刷機や諸々の文房具を注文してくるかと思って手薬煉ひいて待っていたが全然来なかった。中央のI商社への発注が一番多かった。

●でも、あまり東京の人達って来なかったのじゃない?

●電通入社早々名古屋勤務で万博担当という大きなチームに入った人に、芸能人を呼んで行事をやるので、スタッフは大変だったと聞いた。

●又、お得な話しだけど、あの入場券で入って、ヨーヨーマとかが聴けるじゃない(当たればね)いや、朝の整理券だもん。(徹夜組。並んだ)(えーっ)(爆笑)(20万人の応募があって当たったって言ってたじゃん)8000円位はするチケットが、1万いくらの全期間チケットで何回も入れるのだから。

●芸能界もマスコミを動かした。

ガスパビリオンの周りのループにズラーッと昼前から並んでた。1日中ここに立ってるの?って感じ。(何回も来る人はその日はそれだけが仕事)

●ヨーヨーマにしたって、じゃ名古屋でコンサートするっていうと、チケットは売り切れない。地方都市でやるとガラガラだっていう。それが流れが寄る所でやれば、1万円も2万円も払わなくていいし。上手な企画だったんじゃないか。上手くやってくれたと思う面と汚れたお金の面と量りにかけて、日本はどうなるか。すぐ忘れちゃうからね。

●私も万博には行かないつもりだった(笑い)。どちらかと言えば反対で。でも、私がやっているサークルで、地方からの人達から万博に行きたいという声が出て、その人達の意見を無視する事ができなくて、下見にも行かなくてはならない。2~3回行くとなると、通し券を買った方が安くなるので買った。孫と行ったり11回ぐらい行った。(わーあ)でも、行っても一館だけとか。並べない。運良くトヨタや日立館は見た。愛地球博というけど、結局はバザールみたいで物を売っているという感じ(そうそう)

最初はトヨタは鑑賞する方、日立の方が体験型で面白かったと言っていたけど、終わってから考えると、未来を見ると言えば、トヨタはロボット社会を見せたのかなと思う。土砂降りにあったり、孫と楽しんだりしたが、成功成功っていうけれど、後にかかってくる負担を考えるとどうかな。名古屋市はどれくらい負担しているか。それをこれから維持していかなければならない。私達の様に
14000円のシニア券で11回も入った人もきちんとカウントして言っているのか。あそこで待つことの忍耐力を養った(笑い)。先日1時間くらい待たなければならない事があった時、万博で培ったものが役立った。(爆笑)

●何で皆、あんなに待つの平気なんだろう。

●外国人のアテンダントが、一番不思議だったのは、日本人は普段、忙しい忙しいと言っているのに、何故あんなに並んで待つのかって。

●その2時間くらい待つ行列の蛇行のカーブの所で、皆が喋りながらのんびりしている所をサーッと、5~60人抜かしていくのを毎回見た。奥さんが先ず行って、旦那さんが呼ばれてスッとそこへ行く。旦那さんがたどり着くと、又奥さんがカーブでサッと・・・(いやー)(笑い)(完璧な横入り)(いかんのでしょう?誰も注意しないの?)私は言った。「きちんと並ばなければいけないじゃないですか」って。でも関係ないって顔してた。だから、しょっちゅうやっているんじゃない。(偉いね。勇気いるもんね)そういう人に結構会った。私と同じ位の年の人。

●やっぱりそれくらいの年になると、色々な事が恥ずかしくなくなっちゃうんだね(爆笑)(失礼な!)中高年の特質。

●高高年(笑い)同じような年齢なので、ちょっと恥ずかしい気がした。

●若い者からはとても注意しにくい。

●リニモで帰ってくる時もそういう人があって、注意したら止めた。

●パキスタンの地震の時に、救援物資を皆が取り合っているのを、他所の世界の事に思えなかった。リニモに並ぶのさえ、1人も注意する人がいなければ、皆やったと思うから。

●働いていて忙しそうでもない人で、子供を抱いてジーッと待っている人を抜かしていくのをみて、とても腹がたったから「それはないんじゃないですか」って言った。ほんの一部だけテーマに沿って、後はバザール(物産展だったね)みたいだった。沖縄と鹿児島のドームで1日1人で行った時はそれだけでぐったり。昼食だけリッチに食べた。最初は行かないつもりだったのに、軟弱者で(笑い)。いや、確かにねどういう風にお金が使われているか、自然がどれくらい壊されたかを見たいというのもあった。(瀬戸会場はすごく良かった)。只鉄塔の所は又植樹する?鉄塔を建設するのに木を切った。

●私は2回行った。反対の署名はした(笑い)1回目は母を連れて。孫が会社で得たシニア券を4枚プレゼントしたので、連れて行く事になった為。まだその頃は入場者は2万人だった。それでも人が多いと思った。次は外国人研究員として来日留学中だった中国人の記者が見たいと言って来たので案内した。

上海万博があるので、その時の取材を念頭において、見てほしいと思ったので、見に行った後に、万博反対の会の代表の影山先生を紹介して貰って、家まで取材にお邪魔した。先生に色々お話をうかがったので、彼女が上海万博を取材する時に役立ててくれるといいけど、彼女の目からは、バザールのようなものはつまらないと言っていた。各国が文化の特徴を出して紹介しあっているのがいいと。まあ、私はマンモスもトヨタも見た。次に渡すのにどうしたらいいか、それが大事だと思っていた。

●あ、言い忘れた。私達のボランティアのグループの25周年で万博に来た鹿児島や東京の子や新潟の子達には、会場に反対して、この素晴らしい森を残した人達がいた事を絶対忘れないでほしいと言った(拍手)。で、終わった後もちゃんと感想を書かせました。(反対した人達の慰めになるといいね)。彼らは自分達が万博に行くのを、私が嫌がるのではないかとすごく気にしたようだけど。

●そういう声ってあんまり聞こえてこなかったね。

●やっぱり反対者がいて、それなりの良い、意味のある万博ができたんだという声が、ほとんど聞こえてこないからね。

●思っている人もあるだろうけれど、なかなか声としては出てこない。

●ぜひそれは伝えていかなくっちゃね。(そう。絶対!)

●私も日本野鳥の会に入っている(笑い)。寝転んで車を阻止して森を守ったという話も知っている。(杭を打つ時ね)(ほーっ!)(すさまじいねえ)。そういう事が少しずつ広まって行ったんだね。

●国際万博協会の事務局長が視察に来た時、影山さんと一緒に嘆願書を出した。話し合いに応じてくれると言ったのに、素通りしようとしたので、数人が車の前に立ち塞がって「話し合いに応じろっ」って、止めた (すごーい!)。「県の案内で来ているんだから、今、君達に会う必要は無い」という事だった。

●立木のオーナーになって、皆で守ろうと言う事になって、私もオーナーになった。思い出した(爆笑)(名札かけてね)そう。(立木トラスト)NPOに関わっているので、主に瀬戸会場でスタッフとして参加した。瀬戸に5回くらい行った。券はスタッフとして出た。通用口から入って。そしたら色々な人が講演に来て下さって、こういう万博の楽しみ方もあるんだなって思って、3回くらい行ってから、通し券を買った。

●たまたま行った時、写真家の広川隆一さんが来ていて、講演が聞けてラッキーだった。

●長久手会場の地球市民村の方で中部リサイクルが8月1ヵ月出すという事もあって。(それは何?)5つ小屋があって、その1つをブースにして担当して、自分達のテーマを発表するの。毎月変わっていく。そういう楽しみ方をした。皆さんNPOで、特に若いスタッフで頑張っているなって言ってた。印象に残ったのは、ブランド品が好きそうな、若い派手目の女の子が、地雷の廃絶の事をやっていた事。何か裾野が広がったような気がした。

私が一番いいなと思ったのは、国際ボランティア会というのが、
7月に出していて、ここは、絵本を通じて子供達に情操教育をしようとしていて、タイとアフガニスタンに図書館を作った。絵本は言葉じゃなくて、世界共通で、学校にも行けない様な子供達が目をキラキラさせて聞いてくれるのが絵本で、子供達の気持ちを豊かにするという事にひかれた。そんなこんなで15回。ガスパビリオンなど、企業館で1日楽しんだが、お祭りも楽しかった。

谷岡中京女子大学長先生が、関わっていたけど、途中で引き上げたという話を最近聞いた。たまたま谷岡さんと同席する機会があったので、何でそうなったか、直接訊いたら、市民参加とか、市民が作る万博とか言ってる割には、市民に全然お金が落ちていなかったという事。企業が皆持って行ったそう。だから、8月に出した中部リサイクルも持ち出しのような感じでやりくりしていたらしい。営利目的じゃないので。そこで谷岡先生は市民市民と言いながら、企業が儲けるだけの万博の共犯者になるのは嫌だから辞めたと言われた。

そういう裏のカラクリがあったんだという事を終わった後に知って、逆に
NPO自体も育っていないなと思った。NPO自体の足並みも揃っていない。皆テーブルにのっても価値観が違うし、同じ方向を向いているのに意見が合わない。NPOはこれから市民が頑張って育てていこうという段階なので、見守って頂きたい。万博は育つ場というプラスの思考で考えたいと思う。(そういうのがあった事も知らなかった。どういう所が出すの?)NPOの大きい所は助成金で成り立っている所が多い。ヨーロッパなんかではちゃんとした市民権を得て、しっかりした組織でやっている。それは会員が支えている。日本はあまりにも会員が少ない。市民の協力や理解が少ないと思う。(だって暴力団もNPOだって言うし)(笑い)NPOは半分怪しいって言うね。もう少し時間をかけて育てていかないと、NPOも大変。NPOも頑張り、市民も応援したい。

<メール・FAX参加>3人紹介

●私から見ると、万博のスローガンは「自然の叡智、人間の無知」。(笑い)
マスコミは主に「万博の光」にスポットを浴びせるが、「影」の部分も知りたい。(今日はだいぶ出たね)

私にとって、今回の万博は近場のいいイべントだった(笑い)。開幕前は反対署名に走り回ったが、(爆笑)会社で家族の券を購入する事になり、一度だけのつもりが、家から会場に入るまでが30分と近かった事もあり、回を重ねる事になった。3回目で、すべての外国館を見終わった。(うえーっ!)自分の行った事のある国はやはり興味がわいた。この期間友達がタンザニアに行ったり、リトアニアに行ったりしていたので、杉原千畝さんの事が話題になり会場にあった彼の切手を送ったり、タンザニアのパンフレット(すごく豪華)で彼の旅行先がよくわかったり、と役立った。何しろ121ヶ国のブースがあるのだから、色んな事を知る事が出来た。

大阪万博の時は東京で仕送りを受けている学生の身。周りでは何度も皆出かけていたが、行けなかった。今回は開催が決まった以上、この近さで行かないのも、とだんだん行く方向へ傾いていった。フランスの友達も、連日ロボットのニュースやっているとか、今シラクさん行ってるでしょう? どうですか?と感想を求めるので、報告の為行かなければ (笑い)等等いく理由が増えていった。

最後になって行かねばならないような理由が2つ、ヨーヨーマとユーミンの豪華コンサート。20万人の応募があったようだが、当った。どちらも一番前の指定席。(うわーっ)これで私の万博はいい事ずくめで終わった。近かったから、行けた。子供達にとっても、色んな国を知ったり、地球市民村などの沢山のイべントは役立つ事が多かったのではないかと思う。周りでは何が何でも絶対に行かない と決めている人も数人いた。「節操も無い人にあきれる」と行く人をずーっと非難してたので 黙って、静かに行動した。(笑い)楽しさを分かちあえなかったのは残念。(彼女、良い性格してるね)(笑い)

今回の万博は皆それぞれ感想が違うと思いますよ。待つのが苦痛な人、お祭りが好きな人、人ごみが苦手な人など 赤新月館などは4月は入館者が少なく 映像を見る人も少人数だった。テレビの宣伝と、有名な方が行ったというだけで、あんなにも変わるものか。テレビの宣伝も、他の大事な事をあのように伝えて欲しいものだ。万博は私の前を すーっと通過していった、ちょっと言葉では言い表せない贈り物だった。ともかく楽しんだ。

 (何?赤新月館って)(赤十字ので、私も皆に、ここだけは行ってと言った)(私は3時間待ちで入れなかった)

●万博楽しかった〜〜〜!あんなに夢中になって遊んだのは人生で初めてでは・・・。(笑い)時間を見つけては、週間ガイドを見ながら色んな音楽を聴けたことが一番心に残っている。メキシコのマリンバ、韓国の電子楽器で演奏するクラシック曲・・きりがない。後、並んでいる間に知らない人でも話をして触れ合えた事かな。

●ちょっと付け足していいかな。タイでは年間に絵本ができる数が50冊、アフガニスタンが10冊。日本なんて溢れている。子供が豊かに育つ社会が広がるといいなと思う。(日本の子供はいっぱい見てるけど・・・)受け止め方が違うかもしれないと思う。

●どんな良いものができても、同じものがズラーッと並んでいるだけで、自分の中に入って来ないし、自分の物として受け止めなくなっちゃっている。先週、パキスタンで4万人以上死んでしまった。幸い救援基金など色々やっていて、電話するだけで募金できるので、何べん電話しても話中。やっぱりマスコミの力は大きい。

呼びかけて、自分の心に入ってくれば反応する。今の話を聞けば皆、そうなのかと気がつく。でも、情報が入らないと、あっちでもこっちでも色んな事があるわーで終わってしまう。

高校生が栄でパキスタンの募金をやっていた。びっくりして新聞報道見てすぐ学校に電話した。高校生は授業中でつかまらなかったけど、先生に聞いて誰がやっているか、分かった。電話してくれたのは1人だけだと、喜んでおられた。それを私が教えている高校生に話したら、翌日、瓶にジャラジャラいっぱい小銭が入ったのを持ってきた子がいる。「今日クラスでまわしたらこれだけ集まった」と言う。
(へーえ)「今の若い子は・」って言うけど、放っとけば、何も反応しない。さめた目で、色んなことがあらあって見ているだけだけど、いざ自分目指して何かが届いた場合は、反応するだけの中身の純真さや柔軟さは持っているので、言わなきゃいけないし、動かなきゃいけないし、色んな人に働きかけなきゃいけない。それをやれば、きっと、いくらささやかでも、皆が苦労をつなぎ合わせて、日本でも世界でもちょっとは良くなるのではと思う。

●地球市民村っていうのは、国際協力という市民団体が多かったけれど、テロなんか、貧しい国と富める国の不平等感がベースにあって、それを無くす事がもっと近道じゃないかなあと私は思う。なかなか時間がかかること。食べることも大変な国が多い。

年間に20万人餓死してるってパンフレットに書いてあった。日本はハンバーガー半分食べ残して捨てている。違いの大きさを思う。1兆4千億円の使い道はもっとあったのではないかとも思うけど。ドイツのハノーバーが失敗したけれど、やり方によってはビジネスとして成り立つという先例日本は作ったかも知れない。NPOにはふれないから。

●松坂屋は臨時ボーナスが出たって。(モリゾウとキッコロ売って?)関係商品も。

●万博が終わってからの売り出しでは、6階までずーっと行列だったって。

.恐ろしい(在庫一掃セール)

●モリゾウとキッコロもどこがそんなに魅力があるのかなあ。

●あれは皇太子が愛子さんにあげて宣伝効果をあげた。

あのぬいぐるみが、いつか又ゴミになるかと思うと・・・(笑い)

これから先はどうなるか?

オリンピックに又立候補するそうだ。(えーっ)

●夫は私以上に30何回行った。(えーっ)すごく楽しそうだった。だから期間中家庭円満だった。(爆笑)(

期間中全部行った人あるね。(200何日かね)

影山先生は、青少年公園は何にも無いから意味があるって仰った。教育大の体育科の先生だったから。何も無いから、皆で創意工夫して遊び、運動して触れ合う所だったのに、破壊して、あてがい物を作って、これで遊びなさい。お金をとって、創造性を育てない。

影山先生はスポーツは良くないという考え方。SPORTを逆にしたTROPSを推奨している人。ビリだって一生懸命やっている。競争して順番つけるよりも、ビリまで皆が一緒になって汗を流してやった事の方を人間の範にすべきだと考える人なので、多分、万博もそういう発想で反対されたのだと思う。

市民の創造性を育む憩いの場であってほしいよね。

●本当の民主主義って大変。時間がかかるし、一つ一つ積み上げなきゃいけない。それを楽しめる余裕があればいいのね。

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●愛・地球博。スタッフとして思いがけず参加することになって以来、2005EXPOは私にとっては出会いの場。たくさんの人たちと出会えたことが一番嬉しい。特に同じパビリオンの仲間達。国と世代を超えて(ほとんど私より若い)友人ができた。

環境とか自然とか、テーマは尊くても、実際のところどうだったかというと???いろいろ啓発される部分もあったけど、ほんとに人気があったところはテーマの本質とかけ離れていたような気がする。


日本市場での経済進出を第一の目的としている国が多いのはやむを得ないのではないか。
色んな国と知り会うきっかけになったのは間違いなくすばらしい。音楽とか、踊りとか、イベントとか、食べ物。おみやげ。楽しみながら、みんなで盛り立てていった貴重な経験だと思う。万博の中は少なくとも平和があった。一番最悪な環境破壊=戦争はない。

 EXPOとはいえ、愛知の地方博だと揶揄されたのも分かる。外国からの入場者は意外に少なかったし、日本の中も盛り上ったのは東海3県ぐらい。でも始まるまでは愛知県においてさえ、あれほど盛り上がるとは思わなかった。開幕当初の悪評に、私の周りも無関心派がほとんどだった。それが4、5月あたりから全期間入場券に切り替えた人たちが元気いっぱい万博に通い始めた。今では万博燃え尽き症候群という症状に陥ってる人もいるらしい.

市民参加型、ボランティアの力も大きいといわれた。元気なお年寄りや障害者の方もたくさん。

 課題は山積、無駄使い、自然破壊。マイナス面はいっぱい挙げられる。それでも、あれほどたくさんの人が集う楽しさを体験できて心地いい感動が続いている。

今後の予定 

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