山荘日記 (2011年3月10日〜3月12日) 今年4回目、累計230回目
単独、雪山展望、笹の刈り払い、倒木整理、東日本大震災・大津波発生 日本の危機
1日目:3月10日(木) 快晴
純白の富士山(初狩PA) |
三ツ峠 |
赤石岳、悪沢岳(釈迦堂PA) |
間ノ岳、北岳 |
八ヶ岳(韮崎にて) |
甲斐駒(武川にて) |
早川尾根 |
早川尾根と甲斐駒 |
鳳凰三山 |
金峰山 |
神代桜の実相寺 |
八ヶ岳(横手にて) |
着荘時の山荘 |
庭のクロッカス |
裏庭の氷瀑 |
- 自宅(8:25)→八王子IC(8:50)→(9:30)初狩PA→(9:55)釈迦堂PA→韮崎IC(10:25)→着荘(11:15) \1350
- 前回離荘時からの最高気温13℃、最低気温-7℃。着荘時の外気温4℃、室温0℃。
- 快晴の中の快適ドライブ。雪山の展望が素晴らしいので、初狩PAで富士山、釈迦堂PAで南アルプスと奥秩父の山々を眺める。
さらに、韮崎から山荘までの一般道でも、アチコチで車を停め写真を撮る。(写真集を参照)
- 庭の残雪は前回より少ないが、気温が低いので凍結していた。
- 昼食後に買物へ出掛けたが道の駅&エブリ共にお客は少なかった。しかし、野菜を手当たり次第買い求め、買い過ぎたな!と反省。(^_^;
- 帰荘後、庭に出て裏の沢で笹の刈り払いを始めた。敷地内を流れる沢の距離は約60mもあるので、両側の笹を一日で刈り払うのは無理だ。この日は半分で止めた。
- しかし、寒い一日だった。最高気温を調べたら6度だ。夜の星は綺麗。北斗七星が目立っていた。
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2日目:11日(金) 晴れ一時雪 ★東日本大震災発生★
- 最低気温は−5℃。結構寒い。
- 今回は日向山へ登るつもりだったがスパッツを持参し忘れた。山は山荘から見ただけでも月曜日に降った雪が深いと分かるので止めた。
しかし、裏山への散歩には出掛けた。ホームセンタで買った安物の防寒靴を履き、凍結した道を歩く為に簡易アイゼンも持って行った。
裏山への道は残雪少々。伐採地から金峰山&瑞牆山や茅ヶ岳&金ヶ岳が良く見える。(右の写真)
横手〜竹宇の農道に出たが、心配していた舗装路の凍結も無く、アイゼンは不要だった。
- 帰宅後に東電検針員のFさんが来荘。来月から検針日(基準日)が変更になると言う。
- 沢の笹刈り払いを再開した。正午過ぎまで掛って完了し、サッパリした。
- 昼食後に雪が舞って来た。何と言うことでしょう! 日向山へ登りに行かなくて良かった。
- 2時半頃から笹藪に倒れていたヤマグリを薪にするため、枝を刈り払い、庭へ放り投げていた時だった。
- 周囲がガサガサと揺れ、庭の電柱が大きく揺れ出した。地震だ! 第2波が大きかった。足を踏ん張らないと倒れそうだ。私が立っている場所は笹藪の中だが雑木林でもあるので木が倒れてこないか心配になる。裏の牛舎小屋(廃屋)がガシャガシャと音を立てる。山梨が震源なの?と思った。
地震が収まるのを待って山荘に入り、被害を確認したが倒れた物も無く無事だった。
- テレビを点けると大津波警報発令中だった。震源は三陸沖らしい。しばらくすると、NHKの空撮隊が大津波襲来現場を映し出した。
大津波が仙台空港近くの名取川周辺にある民家や田畑を呑み込みながら、陸地の奥まで襲う様は、パニック映画のような壮絶な映像だが、現実の出来事なのだ。
この大津波が、岩手県の陸中海岸から北茨城の太平洋沿岸各地を襲っているのだ。
何万人も被害に遭っていると思うと心臓がドキドキして落ち着けない。これから日本はどうなってしまうのだろう!
- 東京もお台場のビルが燃えている。自宅が心配になり電話を掛けたが
つながらない。EメールやCメールもダメだ。
- テレビを見ているだけで疲れてしまったが、気を取り直して庭仕事を再開。チェーンソーでヤマグリを玉切りにして庭へ運び入れた。
- 夕方になって自宅への電話がつながった。父と妻は無事だったし、倒れた物も皆無だそうだ。しかし、妻は倒れそうな物を押さえながら踏ん張っていたらしい。私は思わず『死者は万単位になるぞ!』と叫んでしまった。
- 夜もテレビでニュースを見続けた。自衛隊の空撮で気仙沼の火事を見たが、東京大空襲の地獄絵みたいだ。
東京は交通機関のマヒで帰宅難民が溢れている。義妹も会社に戻り、朝を待つそうだ。目が冴えて寝付けなかった。
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3日目:12日(土) 快晴
- 最低気温はマイナス5℃だが、体が慣れているので、さほど寒さを感じない。
- 地震関連のニュースを見続けていると精神的に辛くなってきた。中央高速が開通したので早めの帰宅を決めた。
- 昨日、倒木を整理した際に出た枝などをシュレッダーで粉砕。11時には作業を止めて後片付けを始める。
- 離荘(13:10)→須玉(13:30)→藤野PA→八王子IC(14:45)→帰宅(15:05) \1000
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