山荘日記 (2011年5月24日〜5月26日) 今年9回目、累計235回目

新緑の乗鞍高原散策、別館雨漏り、一輪車買替え、水田に映る南ア、日曜大工(踏台)

大きい写真は 「山荘の花」と「乗鞍高原」 を御覧下さい。

1日目:5月24日(火) 雨のち晴


(1)春の雪で化粧直しをした八ヶ岳
(甲斐駒広域農道で撮影)

(2)晴れ間が広がる
(清春芸術村付近で撮影)

(3)トンカツ定食(ミックスフライ)

(4)とんとん亭に飾ってあった写真を転載

(5)田植え前の水田に映る南アルプス
(七里岩ライン 長坂〜日野春にて撮影)

(6)道の駅「はくしゅう」で買ったダリア
  • 自宅(8:23)→八王子IC(8:43)→韮崎IC(9:50)→着荘(10:17) \1350
  • 前回離荘時からの最高気温24℃、最低気温7℃。着荘時の外気温9℃、室温12℃
  • 本格的な雨の中を出発したが、韮崎で小雨になり、広域農道からは春の雪で化粧直しをした八ヶ岳が見えた。(1)
    なお、着荘時には雨が止んでくれた。
  • 荷揚げ後、庭と畑を見て回る。懸念していた通り、ビニールトンネルの中でインゲンとピーマンが全て枯れていた。トンネル内の温度が高くなり過ぎたのと水不足が原因だ。トンネルの出入り口は開けておいたのだが5月の直射日光は強過ぎたかも。
  • 別館の空気を入れ替えていたら、居間のテーブル上に水溜りが出来ていた? 雨漏りだ! 庭に出て屋根を見回したが原因が分からない?
    台風が心配になった。雨漏りが激しくなったらメンテを依頼する必要がありそうだ。倉庫代わりの建物だが維持費が掛るし固定資産税は住宅並みなので思い切って壊そうか? しかし、壊す費用は100万円近く掛るらしいし、別途、倉庫(大きな物置)を建てる費用が必要だ。迷う!
  • 11時過ぎに離荘し長坂へ買物に出掛ける。青空が広がって来たので清春芸術村手前の空地で南アを撮る。(2)
  • 長坂のトンカツ屋「とんとん亭」で昼食。今回はエビフライとトンカツのミックスを注文した。(3)
    昼食後は「べいくはうすフェアリー2号店」でパンを買い、ホームセンター「Jマート長坂店」で買物。農作業用一輪車(ねこ)を買い換える。
  • 「とんとん亭」に飾ってあった「溜池に映る甲斐駒」の写真(4)が気に入ったので、お店の人に撮影場所を聞いたら長坂と日野春の間だと言う。
    帰りに「七里岩ライン」を走り、それらしき風景を探した。
    諦めた頃、「水田に映る南アルプス」が見える場所があったので、畦道に車を停めて写真を撮った。(5)
  • 白州へ戻り、道の駅でミニダリアの苗を買う。(6)
  • 帰荘後は夕方まで庭仕事。晴れると直射日光が強く暑い。ビニールトンネルを撤去し、インゲンとピーマンの種を蒔き直した。
    今回は色々な苗を自宅から持って来た。自宅で種から育てたピーマンは別の畝に移植。花壇にはヒマワリの苗を移植。
    ヒマワリは放射能を吸収する効果があるらしい? 挿し木で増やしたベニバナドウダンは別館と畑の段差壁に穴を掘って植えた。
  • 庭全体に雑草のハルジオンが密生している。夕方まで徹底的に抜き取ったが腰が痛くなった。
  • 庭に咲く花は意外と多いが、枯れた大切な植物も多い。源平桃、ハナミズキ、紫蘭など。(山荘の花写真集
  • 夕方になり日が陰ると気温は急降下。寒いので久しぶりに薪ストーブを使った。

2日目:25日(水) 晴 乗鞍高原写真集

  • 乗鞍高原地図(クリックで拡大)今回の訪荘目的は新緑の乗鞍高原散策だった。事前の情報によると水芭蕉は見頃過ぎ、三本滝は凍結で危険らしい。そこで、休暇村を起点にして一ノ瀬園地を巡るコース設定をした。(右の地図はクリックで拡大。地図は昭文社「山と高原地図39乗鞍高原1999年版」を転載)
  • 早朝の5時過ぎに起床。既に陽が昇り明るい。山荘を5:50に出発。R20のコンビニでサンドイッチやオムスビを買う。諏訪南IC(6:20)から中央道に乗り諏訪湖SAで諏訪湖を眺めながら朝食。
    その後、北アルプスを眺めながら長野道を走り、松本IC(7:20 \700)で降り、野麦街道(R158)を上高地方面へ向かう。途中のGSで給油(@143)。通勤時間帯なので波田市街地で渋滞。新島々駅→梓湖(奈川渡ダム)を過ぎ、トンネル続きのR158を前川渡で左折し乗鞍高原へ向かう。青空と新緑のドライブは快適だ。
  • 休暇村の駐車場に車を停める。8:30着 8:40出発。牛留池へは木道が設置され、両側には水芭蕉やショウジョウバカマが咲いていた。
  • まもなく牛留池へ到着。静寂の池に“逆さ乗鞍岳”が映り、カモが泳いでいる。癒される景色だ。(8:50-9:00)
  • 一ノ瀬園地へ「口笛の径」を下るとムラサキヤシオが咲いていた。(9:15) 山菜(ワラビ)を摘んでいる夫婦に出会う。
    途中の四阿で一服。周囲は白樺林だ。(9:30) さらに下ると「あざみ池」に出る。(9:50-10:00)
  • 一ノ瀬園地その後は正面に真白な乗鞍岳を見ながら平坦なサイクリング道をキャンプ場へ向かう。
    (右の写真:クリックで拡大)
  • 周囲には白い花の大木が目立つ。
    「小梨の小径」なので小梨かと思ったが、この時期に咲くのはスモモらしい。
  • 現在は閉鎖されているキャンプ場を過ぎ、水芭蕉の群生地へ向かう。
    しかし、懸念していた通り、水芭蕉は見頃を過ぎていて大きな葉が茂っていた。(10:30)
    それでも未だ純白の花も数輪は咲いていてくれた。
    キャンプ場へ戻りベンチで大休止。(10:40-11:00)
  • 広大な一ノ瀬園地(日本一平)の木道を歩く。
    何の柵だろうと思ったら、夏は牛が放牧される牧場らしい?
    高台にある大きな建物は「座望庵」という食堂だった。ここからの景色も素晴らしい。
    手前には“春の小川”が流れ、草原にはスモモが満開だ。
    そして、残雪の乗鞍岳が眩しい。(11:15-11:20)
    その先の「ネイチャープラザ」の広場で昼食。(11:25-12:00)

  • 昼食後は「白樺の小径」を善五郎滝へ向かう。アップダウンのあるハイキングコースだ。オルガン橋を渡り、鈴蘭地区に近いペンション街を通り、再び山道を登って行く。
    ムラサキヤシオが咲く場所から急降下すると目の前に豪快な善五郎滝が現れた。(12:50) 滝壺から舞い上がる霧を浴びながら滝を眺める。
    登り返し、展望台でも善五郎滝と乗鞍岳を眺める。(13:05-13:10)
  • 少しの歩きで広大な駐車場に出た。県道乗鞍岳線(r84)沿いのスーキー場らしい。(13:25) 遊歩道は「すずらん橋」を右に進むことになっているが、橋を迂回するだけの道だった。その先はスキー場のゲレンデを登り、休暇村の駐車場に到着した。(13:35)
  • 約5時間のハイキングだったが芽吹きの新緑を満喫できて満足。(この日以降は快晴の日が無く、梅雨に入ってしまったので、運が良かった。)
  • 帰路は野麦街道の道の駅「風穴の里」で一服。ソフトクリームを食べる。学校遠足の団体で賑やかだった。
    波田から裏道を通り、塩尻北ICから高速に乗る。(15:20) 諏訪湖SAでも一服。(15:40) 諏訪南ICで降りる。(15:55 \800)
  • 帰荘後は日が暮れるまで庭で仕事。廃材を利用した踏台の製作(製材)などを行う。

3日目:26日(木) 曇のち雨

  • 製作した踏台曇天の朝。昨日の疲れが残っていたので散歩を止め、踏台の製作を再開する。(右の写真)
  • 時々雨がパラつくが、1昨日、種を蒔いたインゲンの畝に鳥避けのネットを掛ける。
  • ウッドデッキにクヌギやアカマツの花粉が積もり黄色くなっている。
    雑巾で拭き掃除をしたが、雨が本格的に降り出したので中断。次回の宿題だ。
  • 離荘(15:18)→エブリ→須玉IC(15:47)→八王子IC(17:08)→帰宅(17:30) \1500

気象庁は27日、関東甲信と東海地方が梅雨入りしたとみられると発表した。
いずれも平年より12日、昨年より17日早いという。
関東甲信は統計を取り始めた1951年以降で2番目の早さ。
東海は3位タイの早さ。

 



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