山荘日記 (2011年6月22日〜6月24日) 今年11回目、累計237回目

単独、甘利山、精進ヶ滝、夏至、各地で猛暑日、薪ストーブ清掃、畑ネット設置、廃材腐敗

今回のWebアルバムは下記です

甘利山 精進ヶ滝 山荘の花など

1日目:6月22日(水) 晴れ

  • 残雪僅かの富士山(初狩PAにて)自宅(8:12)→給油(8:20 @137)→八王子IC(8:40)→初狩PA→甲府昭和IC(9:50 \1200)→(10:50)甘利山(13:00)→(13:35)御座石鉱泉→(13:55)精進ヶ滝入口P(14:00)→(14:40)滝見台(14:55)→(15:20)フォッサマグナ露頭(15:30)→(15:45)駐車場(15:50)→(16:10)着荘
  • 前回離荘時からの最高気温27℃、最低気温12℃。着荘時の外気温24℃、室温24℃ 最高気温は本日記録したと思われる。
  • 今回は梅雨の晴れ間を狙って訪荘日を決めたが、妻は体調が悪く、今回も単独行となった。
  • 甘利山のレンゲツツジが見頃を迎えているという情報を得て、天気が良さそうな本日に観光登山を決めた。
  • 中央高速の初狩PAで富士山を撮る。雪は残り少なくなっていた。(右の写真)

甘利山登山口の売店

見頃を迎えたレンゲツツジ

木道俯瞰(花が少ない)

富士山を背景に親子とレンゲツツジ

第二駐車場への下山道にて

サラサドウダンツツジ
  • 甲府昭和ICで降り、甲州街道を西走する。途中のコンビニで昼食のパンを買う。双葉付近の片側2車線化工事が進み、走り易くなっていた。
  • 韮崎市の舟山橋北詰交差点を左折(R52へ)し釜無川を渡る。橋を渡ったら甘利山公園線へ右折する。道なりに進み甘利山入口交差点を直進する。ここからは林道なので対向車に注意しながら走る。平日にも拘わらず交通量が多く、対向車との擦れ違いに緊張を強いられる。
    標高が高くなるに連れ、ハルゼミのコーラスが賑やかとなる。
  • ようやく、甘利山の駐車場に着いたが既に満車。(10:50) 整理員に第2駐車場へ誘導される。林道脇のスペースにズラリと車が駐車していた。かなり奥まで進んで停められた。この場所は山頂から直接下山した地点に近かったので、前回同様、周回コースに決めた。
  • 甘利山には過去に数回登っているのでコースは熟知している。最初の撮影ポイントである四阿に到着したら、多くのカメラマンが三脚を立てていた。眼下には甲府の街が広がっている。正面には大きな富士山が鎮座している。しかし、私は気に行った写真が撮れなかった。
  • 平日なので観光客の年齢層は高い。高齢者も登っている。木道の周囲は残念ながら花が冴えない。鹿の食害が影響していると思われる。
  • 山頂には11時50分に到着。広い山頂の片隅にレジャーシートを広げ、お湯を沸かしてコーヒーを煎れる。周囲のレンゲツツジや富士山、八ヶ岳を眺めながらノンビリする。
  • 双眼鏡で見ると千頭星山への登山道には団体が登っている。私も登る予定だったが出発時間が遅すぎたので止めた。
  • 昼食後、第二駐車場への下山道を降りた。ここは青空に緑が映え気持ちの良い道だ。ズミやサラサドウダンツツジが咲いている。

鳳凰三山登山口(青木口、御座石口分岐)

精進ヶ滝橋

魚留の滝


精進ヶ滝(日本の滝100選)

手前の滝は九段ノ滝

へび(頭は落葉の中)

フォッサマグナ露頭

ピンクのヤマボウシ?
  • 下山後は往きと同じ林道を下るのを止めて精進ヶ滝への林道が走行可か調べた。何とかなりそうだったので小字沢林道を下った。
  • 舗装されているし通行量が少ない(結局、一台とも擦れ違わなかった)ので走り易い。但し、急坂急カーブの連続であり、落石も多いので気が抜けない。出来るだけスピードを緩めて景色を見ながら運転した。
  • 最初の分岐は韮崎市街地へ下る道。どこへ出るのか興味があるが今回は武川方面へ向かう。次の分岐は青木鉱泉だったが、ここも武川方面へ向かう。次の分岐は御座石鉱泉入口だった。ここでは車を降りて大きな看板を見る。直進は甲州街道の韮崎市と北杜市境(小武川)に建っている「内藤ハウス」へ出る道らしい。私は精進ヶ滝へ行くので左折した。
  • 未舗装の場所もある悪路だった。精進ヶ滝林道への分岐を確認し御座石鉱泉へ寄り道した。甘利山Pから約30分で到着できた。ここは鳳凰三山の登山口(下山口)として有名だ。
  • 少し戻り、精進ヶ滝林道を走る。道路脇に猿の群れが居た。精進ヶ滝橋(吊橋)手前の駐車場に到着。ここは確か3回目だと思う。
  • 車で来た中年の夫婦に滝までの所要時間を聞かれたが20分程ですと答えてしまった。橋を渡った場所には40分と書いてあった。m(_ _)m
    フォッサマグナ露頭地への分岐を見送り、気持ちの良い広葉樹林帯を歩く。一の滝(魚止めの滝)からはハシゴや吊橋の連続だ。
    水飛沫を浴びながら涼しい渓谷沿いの遊歩道を登ると丁度40分で滝見台に到着。ここから精進ヶ滝は未だ距離があるが、水量が多い時期なので迫力がある。三脚を持って来たので望遠で撮る。しかし、一眼レフよりもコンデジの方が良く撮れた。
  • 戻る途中で蛇に出会う。私は蛇が苦手だが、小さくて細い蛇だったので恐る恐るカメラに収めた。
  • 道は逸れるが、石空川(いしうとろがわ)の河原にあるフォッサマグナ*の露頭を見に行った。形成されている地層の違いを見ると、太古の昔は日本が東西に分断されていたのだと実感させられる。しかし、この断層が動くと思うと恐ろしい。
  • 駐車場に戻り、林道を武川へ向かう。武川の真原でも猿を見た。着荘したのは16時を過ぎていたが、外気温&室温ともに24度もある。蒸し暑かったので、窓を全開にしたまま買物へ行った。しかし、水曜日だったので「道の駅」はお休み。エブリで夕食と明朝の食材のみ買って帰る。
    帰路、「尾白の湯」へ行きたかったが、ここも水曜日は休館だった。
  • 帰荘後、シャワーを浴び、デッキで冷たいビールを飲んだ。旨い!
    ホトトギス、ウグイス、ガビチョウが美声?を競っている。
    夜はホタルを見に行きたかったが、疲れていたのと酔ってしまったので止めた。(^^;
  • この日は猛暑日(35度以上)を記録した地点が多かった。特に熊谷では39.8℃を記録。6月の最高気温を更新したらしい。

*フォッサマグナ:日本の主要な地溝帯の一つで、地質学においては東北日本と西南日本の境目とされる地帯。中央地溝帯とも呼ばれる。

2日目:23日(木) 雨のち曇り、一時晴れ、時々雨

  • 薪ストーブ専用ペイント(スプレー)起床時は弱い雨だったが、9時頃は本降りとなった。庭仕事が出来ないので、薪ストーブの掃除をする。灰を捨ててから、掃除機で炉内に残った灰を徹底的に吸い取る。途中で掃除機のフィルターが詰まってしまったので、袋を取り換えるが、やり方が分からず四苦八苦。
    どうにか掃除機で炉内と炉台周りの埃を掃除し終えた。最後に本体を拭き掃除してから、専用のスプレー(写真参照)を吹き付けた。
  • 雨の中を買物に出掛ける。「道の駅」で今回も大量に野菜を買い漁る。(自宅への御土産) エブリでは肉や豆腐などの食材を買う。
  • 帰荘したら既に正午前になっていた。昼食後は雨が止んだので庭仕事を始めた。日が差すと直射日光が強く暑い。しかし、この日の最高気温は23℃だったので、都会とは大違い。自宅付近の記録を調べたら33℃を超していた。
  • 畑に掛けておいた鳥避けネットを取り外したが、インゲンの芽が摘まれていた。犯人は虫かも。
    空いている畝に自宅から持参したピーマンの苗を植え終えた時に雨が降って来た。
    その後も、雨が降ったり晴れたりの繰り返しで作業効率が悪い。しかし、お陰でデッキで休む時間を充分にとれた。
  • 空いている花壇に自宅から持参したコスモスの苗を植え付ける。さらに、花壇や畑の畦道に生い茂る雑草を毟り取る。
  • 庭に咲いている花は、ミニバラ、スイカズラ、ヒメシャラなど。山野草は少ない。
  • 椎茸のホダ木を笹藪に立てかけてあるが、雑菌に侵されそうなので、スノコを作って地面に敷くことにした。
    デッキ下の端材を抜き出したらボロボロになっていた。この場所は雨が掛る場所なので8年も経過すると腐ってしまうのだ。白アリにもやられたらしい。ましな材木を使って製材し、スノコを組み立てた。
    まず、ホダ木を移動したのだが、地面に接している面は白くなっていた。椎茸菌が充満してくれたのなら良いが、雑菌に浸食されたのではと心配になった。
    周辺の笹藪を刈り払い、スノコを敷いてホダ木を立てかけ直す。その際に上下を入れ替えた。
  • 腐った廃材を焚火場で焼いていたら本格的な雨が降って来てしまったので、本日の庭仕事は中途半端な状態で終わりとなった。

ミニバラ

スイカズラ

ヒメシャラ

3日目:24日(金) 曇り時々晴れ


収穫したニンニク

ニワナナカマドの蕾

腐った端材を焚火用の薪に
  • 猿避けネット雨が止んでくれたので庭仕事に徹する。ニンニク畑を覆っていた猿避けネットを取り外し、ニンニクを掘り起こす。このニンニクは昨年の9月20日に植え付けた球根(鱗片)だが、品質が悪く、小さ過ぎたのが難点だった。案の定、掘り起こした球根は極小なのが多く、今年は失敗作だった。
    めげずに、ニンニクを軽く洗って土を落とし、2階のデッキに吊るした。来月の下旬には賞味出来るだろう。
  • インゲンとピーマンの畑に猿対策用のネットを張り巡らした。(右の写真) しかし、猿が、その気になれば、力ずくでネットを破って侵入してしまうだろう。
  • 昨日、庭に放置していた端材を、電動丸ノコで切り分け、焚火用の薪にし、雨の当たらないデッキ下に積み上げた。
  • 最後に、草刈りをするつもりで、エンジン刈払機に燃料を入れようとしたら、混合燃料(25:1)作成容器が空だった。そこで、混合を始めた。オイルをガソリン2リットル分入れ、次に携帯ガソリン専用タンクからガソリンを注入したら、ショック! 1.5リットルしか残っていなかった。これでは混合比が合わない。今からガソリンを買いに行く気になれない。草刈りは次回まで持ち越しだ。
  • 離荘前に洗車をする。この時期は屋根に虫の死骸が積もってしまうのだ。
  • 離荘(15:45)→韮崎IC(16:10)→八王子IC(17:15)→帰宅(17:35) \1350


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