山荘日記 (2012年1月9日〜1月11日) 今年1回目、累計249回目

単独、最短時間更新、笹藪刈り払い、朝焼けのカラマツ、左眼を負傷、尾白の湯、駒ヶ岳神社で初詣

山荘日記に掲載しなかった写真や拡大は 朝焼けのカラマツ を御覧下さい。

1日目:1月9日(月) 成人の日 晴

  • 自宅(8:20)→八王子IC(8:35)→須玉IC(9:35 \1450)→着荘(9:50)
  • 前回離荘時からの最高気温7℃、最低気温-8℃。着荘時の外気温2℃、室温-2℃
  • 今年初めての訪荘だが、今回も父の介護を妻にお願いした。感謝!
  • 祝日(成人の日)だが中央道は異常に空いていた。快調に飛ばし、今回も所用時間の最短記録を更新。ジャスト1時間半で到着。
  • 県道612(横手日野春停車場線)を走っていると、大坊方面から凄い煙が立ち上っていた。集落全体で枯れ草を焼く作業中か?
  • 珍しくお隣さんが来荘していた。枯草を焼いていたので私の山荘は煙に包まれていた。
  • 庭には雪が無かった。しかし、寒さは厳しい。今回も室温が−2℃だったのだ。荷揚げを後回しにして暖房を優先する。
  • 着荘時の仕事で今回は失敗があった。水抜き栓を閉め、水道の元栓を開けたのだが、室内の蛇口を閉め忘れていたのだ。(離荘時には蛇口を全開にし、水道管内の水分を乾かしている。)
    早めに気付いたので良かったが、台所、洗面場、風呂の蛇口から勢い良く水が出ていて、ハネ返りの水が床に散乱していた。
  • 一段落した後に庭を見て回ると、畑の春菊とニンニクの葉が食い千切られていた。前回、有害鳥獣防止ネットを厳重に張り直したのに、何処から侵入したのだろうか? 寒冷紗も大きく破られていた。
  • 西日を浴びる八ヶ岳突然、見知らぬ高齢の女性が庭に現れた。私が『何かご用ですか?』と声を掛けると『散歩です。』とだけ答えて過ぎ去って行った。在宅中と知りながら無言で庭を通り抜けるなんて図々しい人だ。
  • あっと言う間に正午となった。昼食を済ませた後、庭仕事を始めた。いつもは買物を先に済ませるのだが、今回は夕方に温泉(尾白の湯)へ行くことにして買物は後回しにした。
  • 西側の隣地は笹とススキの藪であり、イノシシのヌタ場となっているので、毎年、冬になると部分的にだが刈り払いを行っている。昨年はサボったので、背丈が2mにも伸びている。鎌や剪定鋏で刈り進むと、案の定、ヌタ場が何ヶ所も出来ていたし、ケモノ道が縦横無尽に走っていた。
    厚着をしての作業だったので暑くなり汗をかいた。何と、最高気温は8℃になっていたのだ。
  • 腕や腰が疲れるので休み休み行ったら既に3時半。本日は中断して明日に持ち越した。
    4時頃から買物に出掛けた。温泉に行く気力がなくなり買物だけにした。西日を浴びる八ヶ岳が綺麗だった。(右上の写真)
  • 夜は満月が眩しい。NHKの大河ドラマ「平清盛」第1回の録画DVDを観た。

2日目:10日(火)  晴


朝焼けの写真を撮りに行く (7:14)

カラマツが真っ赤に染まった

甲斐駒は焼けなかった

アサヨ峰

鳳凰山(右から、地蔵岳、観音岳)

笹藪を刈り払い、雑木林への道を作った
  • 6時20分に起床。未だ暗い。薪ストーブに火を入れ、バナナとコーヒーで軽食を取り、甲斐駒の朝焼けを期待して車で定点観測地へ撮影に出掛けた。
    甲斐駒の朝焼けは期待外れだったが、麓のカラマツ林が真っ赤に染まった。 
    外気温は−6℃と寒い。シャッターを押す指が痛くなったので退散。
  • 8時半の気温は未だ−3℃と寒く庭仕事をする気になれない。BS-TBSのドラマ「青春の門」の録画DVDを早送りで観て過ごす。(^_^;
  • 暖かくなってきた9時半頃から庭に出て、笹藪の刈り払いを再開する。どうにか雑木林までの道が貫通した。すると、そこには赤松の大木が倒れていた。
  • この倒木は既に乾いていたので倒れてから1年以上経過していると思われる。こうなると焚火材として欲しくなり、チェーンソーを満タンにして玉切りを始めた。この作業で既に正午が過ぎていた。
  • 午後は庭で焚火をしながら過ごす。周辺の雑木林に落ちている枯れ枝を集めて燃す。熾きが出来たところで庭に積み上げている枯草を焼いた。
    無風だったので迷惑にはならないだろうと思ったが、枯草が湿っているので煙がモウモウと立ち昇り、大空を灰色に染めてしまった。(^^;
  • 焚火をしながら、午前中に玉切りした薪を庭へ運び入れる。その前に、運搬用の一輪車が農業用水を渡れるように平板を敷き、橋を設置した。
  • 今回の大失敗談。玉切りした薪を一輪車へ積んでいた際に、雑木の小枝が跳ね返り、左眼をパチッと直撃したのだ。イタッ!
    洗面所に駆け込み、水で左眼を洗い、目薬を点けたが涙が止まらない。この日は大したことはないと思ったが、翌日に痛みが激しくなったのだ。
  • その後、何とか玉切りを全て庭に運び入れたので、4時過ぎに温泉(尾白の湯)へ行くことにした。
    ところが、向かう途中で財布を忘れたことに気付く。引き返そうと思ったが、車内に回数券を隠していたことを思い出した。
    温泉までの距離は3.5kmと近いので気が楽だ。平日なのに意外と混んでいた。地元のお年寄りが殆どだが観光客らしい人も結構居たのに驚く。
    約1時間、夕暮れの八ヶ岳を眺めながら露天風呂に浸かって疲れを癒す。温まった!

3日目:11日(水) 晴のち一時雪


焚火(セルフタイマー使用)

左の写真は火の勢いが弱かったので撮り直し

駒ヶ岳神社へ向かう道の石柱
右側の植林帯が伐採された

横手駒ヶ岳神社

参拝

一時的に本格的な雪が降る
  • 7時に起床。昨日怪我をした左眼が痛い。そして、何故か左の鼻から鼻水が出続ける。明日は眼科に行くことにしたが本日は我慢するしかない。(涙)
  • 特に用事は無いので庭に出て焚火をする。昨日集めた焚き木が大量に残っていたのだ。
    焚火をしながら昨日庭に運んだ玉切りを割り薪棚に積み上げる。
  • 10時半頃から冷たい北風が吹き荒れ始めた。予報通り寒波が来ているようだ。焚火に水を掛けて消火する。
  • 昼前に横手駒ヶ岳神社へ歩いて行く。神社へ向かう道に石柱が建っているが、その右側が大規模に伐採され雰囲気が変わっていた。
    誰も居ない境内だったが初詣の参拝を済ませ引き返す道で雪かき車の手入れをしていた宮司さんに挨拶を交わす。
  • 徐々に雪雲が上空を覆い雪がチラつき始めた。午後は本格的に降り始め、デッキにアラレ状の雪が積もってきた。
    しかし、離荘準備中に止んでくれたので問題は無かった。本格的に積もったら延泊する予定だったのに! 残念だ!(妻に内緒)
  • 離荘(15:30)→韮崎IC(15:53)→藤野PA→八王子IC(17:05 \1350)→帰宅(17:25)

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