山荘日記 (2014年月9日〜3月11日) 今年5回目、累計294回目 

残雪深し 給湯器トラブル 寒波 尾白の湯 薪の在庫がなくなる

山荘日記に掲載しなかった写真や、写真の拡大は 残雪視察 を御覧下さい。

1日目:3月9日(日) 晴れ

日記の前に、前回と今回の風景を比較してみました。

Before  (2/21〜2/23) After (3/9〜3/11)

民宿「甲斐駒荘」への道

山荘入口手前の道路

着荘時の山荘

屋根の雪以外は変化が少ない

ベルガ通り


八ヶ岳と七里岩(釜無川の入戸野橋にて)

甲斐駒(武川町の広域農道にて)

山荘入口から山荘への道は雪が深かった

屋根から落ちた雪の山
  • 自宅(8:12)→八王子IC(8:30)→韮崎IC(9:28 \1350)→着荘(10:03) 所要時間 1:51 走行時間 1:48 124.7km
    前回離荘時からの最高気温 10℃ 最低気温 -9℃、着荘時の外気温 2℃,室温 2℃
  • 前回離荘時から2週間が経過したので雪解けが進んでいると期待し訪荘したが、甘かった!
  • 中央道や甲州街道は問題なく走行可能。韮崎の穴山で、釜無川に架かる入戸野橋を渡り、前回は避けた甲斐駒広域農道を走ってみた。
    北杜市武川町に入ると歩道に積上げられた雪が深い。特に真原地区の残雪は凄かった。
  • 山荘入口までの車道は融けていたのだが、山荘への私道は未だ雪が深く、マイカーを敷地内に進めることが出来なかったので、前回と同じ駐車スペースに車を停め、持参した長靴を履いて荷物を山荘まで運んだ。
    なお、雪は凍っていて潜ることはなく、難なく歩けたのは助かった。山荘の屋根には若干の雪が残っていたのみだったが、屋根から落ちた雪が1m近く積もっていた。
  • 午後は私道の雪かきを行ない、マイカーを前進させたが、雪が固く締まっていたので掘り起こすのに苦労した。結局、10mほど掘り進んだところで本日の作業は終了。
  • 屋根から落ちた雪の高さを測ったら90cmだった。西側の屋根は全て落ちていたのだが、落下した雪の壁が凄い!
  • 給湯器にトラブル発生。風呂の追い焚きが出来なくなっていた。給湯は出来るので問題なかったが、春になったら点検を依頼しようと思う。

2日目:3月10日(月) 晴れ


朝日を浴びて雑木林の斜光線が伸びる

未明に降った雪でマイカーが雪化粧
  • 汚れ始めていた残雪が未明に降った雪によって化粧直し。私道に停めていたマイカーも白くなっていた。
  • 午前中に「道の駅」へ買物に出掛けた。未だ出荷が少なく寂しかった。帰路、「べるが通り」の様子を見に寄った。綺麗に除雪されていたので夕方、尾白の湯へ行くことにした。
  • 午後は、マイカーを少しでも敷地に近づけようと思い、雪かきを行なう。しかし、雪が固くて思うように掘れない。結局、本日も10mほど掘り進んだだけで諦めた。
  • 東電やLPガスの検針員が大変な思いをしていると聞く。ガスの検針日は例月5日頃なのだが、今月は未だ来ていない。東電は明日の予定だ。
    そこで、山荘の北側にあるメーターまでの道をつけるため、庭の雪かきをしてあげた。
  • 北風が強くなり、高い山から飛ばされてきた雪が吹雪となって降って来た。何と、デッキに薄く積もったほどだ。
  • この日は異常に気温が低く、午後4時半に−4℃まで下がった。
    夕方に尾白の湯へ行って、雪かきの疲れを癒したが、裸で露天風呂へ向かう道が寒くて辛かった。(^_^;
    なお、3月末まで500円で入れるサービス券を持って行った。(通常は700円)
    さらに、今回も「べるが通り」を通らずに、親水公園へ入れる臨時のゲートが開いていたのは便利だった。

3日目:3月11日(火) 晴れ


別館裏庭(コンポストが埋まっている)

農業用水沿いの道を歩いて散歩に出掛けた

倒壊したビニールハウス

地蔵岳

甲斐駒とアサヨ峰

甲斐駒ズームイン

八ヶ岳

日向山

左から、金峰山、金ヶ岳、茅ヶ岳
(帰路、大武川の駒城橋にて)
  • 未明の4時過ぎにトイレへ行った際、夜空を見上げると、物凄い数の星が見えた。こんなに見えたのは何年ぶりだろうか。
  • 今朝の外気温は−10℃。寒波が来ているのだ。
  • 薪の在庫がなくなってしまった。今年は寒いせいか、薪の使用量が多かったのだと思う。
    今後は、石油ファンヒーターで我慢し、薪ストーブは、焚きつけ用の枝や廃材で我慢しようと思う。
    暑さ寒さも彼岸まで。4月に入れば何とかなると思う。
    なお、今年の秋から使える薪は確保してあるが、来年の春用は足りなくなりそうなので、雪が無くなったら倒木を集めて薪作りをする予定だ。
  • 天気が良いので大坊の定点観察地へ散歩に出掛けた。
    先ず、農業用水沿いの道を歩いたが、ここは未だ誰も歩いた形跡がなかった。しかし、雪が固く締まっていたので潜ることはなく、難なく歩けた。
    次は南側の開けた田園地帯へ出ると、雪に反射した光が眩しく、サングラスを持参しなかったことを悔やむ。
    定点観測地(横手大坊境界農道)のビニールハウスが壊れていたので、農家の方に被害状況を聞くと、苗代用のハウスが壊れたため、稲の苗を育て直しだと嘆いていた。今年はお米の生産にも影響が出そうだ。
  • 定点観測地で南アルプスの展望を満喫した後は県道614号線を歩いて横手駒ヶ岳神社への町道入口へ向かった。
    町道を山荘方面へ登っていくと、真っ白な田園地帯を前景にして裾野を広げる八ヶ岳が良く見える。正面には日向山と鞍掛山が聳えている。南ア前衛の山も雪が深そうだ。なお、今回は日向山へ登る予定だったが、無理だと判断し、止めたのだった。
  • 約1時間の散歩を終え、山荘付近へ戻ると、近所のお宅に東電の検針員が来ていた。この家は除雪をしていないため、メーターのある場所に向かって格闘していた。思わず『大変ですね〜!お疲れ様。』と声を掛けると『死にそうだわ!お宅は除雪してくれていたので助かりました。』とお礼を言われた。(^_^;
    東電は原発事故以来、非難され続けているが、検針員には責任がない。私は気の毒だと感じている。
  • 昼食まで時間があったので、別館の薪棚までの道を雪かきし、使えそうな薪をママダンプに積み上げて本館まで運んだ。雪道はネコ車が使えないのでママダンプが役に立つ。(^_^)
  • 別館前の花壇は2週間前に雪かきしたので日が当たり、クロッカスが今にも咲きそうだったが、今年は花を見ることが出来なかった。
  • 離荘(15:30)→須玉IC(15:55)→藤野PA→八王子IC(17:08 \1500)→帰宅(17:26) 
    所要時間 1:56、走行時間 1:50、走行距離 124.3km

 

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