山荘日記 (2014年7月20日〜7月23日) 今年13回目、累計302回目

梅雨明け 庭にリス 広域農道開通 霧ヶ峰ハイキング おっこと亭 塩沢温泉 新府桃共選場

山荘日記に掲載しなかった写真や、写真の拡大は 山荘の花 霧ヶ峰 を御覧下さい。

1日目:7月20日(日) 

  • 自宅(20:35)→八王子IC(20:50)→甲府昭和IC(21:50 \1740)→(22:25)着荘 走行時間 1:50 走行距離 125.3km
  • 前回離荘時からの最高気温 26℃ 最低気温 17℃、外気温 19℃ 室温 23℃
  • 3連休の日曜日なので、前回に引き続き、夜の出発とした。夕方になって雷雨となり、中央道の状態が心配になったが、出発時(20:35)には止んでくれたので決行。
  • 八王子から雨が降り出し、高尾JCから小仏TN間は激しい雨となった。
    相模湖ICから談合坂SAは、上り車線の激しい渋滞を横目に見ながら走る。
    甲府盆地では路面が乾いていたが、白州に着くと小雨が降っていた。なお、深夜まで雨が降り続いた。

2日目:7月21日(月) 海の日 薄曇り


網の底から侵入した猿に引き抜かれたネギ

何故かピーマンは無事だった

殆どのヒマワリは蕾を食べられてしまった
犯人は誰?

実の重さに耐えられず折れ曲がった花桃の幹
全ての実を摘み取ってあげた(右の写真)

梅ではありません 花桃の実です
なお、花桃の実は食べられません。(涙)

ガクアジサイ
普通のアジサイも咲いています

オカトラノオ

デッキで読書 樋口さんの「許されざる者」

ピーマンとネギを収穫
  • 本日は何も予定が無かったので、寝坊をして7:30に起床。昨夜からの雨は止んでくれた。
  • 朝食後に庭を見回ると、厳重に防御したつもりの畑に猿が侵入し、ネギが何本も抜き取られていた。ショック!
    ネットの底を重い板で押さえていたのだが、その板をずらし、ネットを潜って侵入したらしい。
    またしても私の対策が甘かったのだ。今度は板の上にブロックを2個乗せて置いた。
    なお、同じ畝のピーマンは何故か無事だった。ネギよりピーマンの方が美味しいと思うのだが?
  • もう一つのショッキングな出来事は、空いている畝で育てていたヒマワリの花芽(蕾)が徹底的に摘み取られていたことだ。
    以前、咲き終わったヒマワリの種を食べ尽されたことがあったが、今回は未だ咲いていない蕾の状態なのに!(怒)
  • 屋根の上まで伸びていた花桃(ハナモモ)の幹が大きく垂れ下がり、今にも折れそうな状態だった。実の重みで耐えられなくなったのだ。
    実を摘み取ってあげたら、少しは立ち上がったが、未だ斜めに伸びているので、軒に釘を打って麻紐を結び、幹を引っ張り上げた。
  • 庭に咲く花は少ないが、記録を残すために写真を撮っておいた。
    ヤブカンゾウ、フシグロセンノウ、ノリウツギ、オカトラノオ、ガクアジサイ、アジサイ、キバナコスモスなど。
  • 西端の花壇は水仙の葉が枯れたので、雑草を抜き取り、コスモスの種を蒔いた。
    このコスモスは、昨秋、国営昭和記念公園で採種したものだが、蒔く時期が遅くなったかも?
  • 午後は暑くなったのでデッキで読書。白州在住の小説家である樋口明雄氏の「許されざるもの」を持参した。
    この作品は、主人公が、激増している害獣対策としてオオカミの放獣を実現させようと奔走する興味深い小説なのだ。
  • その後は、日陰の花壇で草むしりを行い、夕方からエンジン刈払機で敷地全体の草刈り作業を行う。
    さらに、ネギ&ピーマン畑の草むしりを行い、夕食のツマミ用に収穫する。
    ピーマンは順調に成長してくれ、沢山の実が成っているが、ネギは猿の食べ残しが少々残っているのみだ。(^_^;
  • 早くも蝉のヒグラシが泣き出した。しかし、ヒグラシは不思議な蝉だ。上空が黒い雲に覆われると一斉に「カナカナカナ」と寂しげなコーラスを始めるのだが、晴れるとピタッと止んで静寂が戻る。(^_^;
  • 郵便受けに「地デジ難視聴対策衛星放送受付センター」から“ご利用終了のお知らせ”が入っていた。ここは、難視聴地域なので、アナログ放送が終了した時点から衛星放送経由で地デジを観ることが出来るように応急処置をしてもらっていたが、この春に補助金で高性能アンテナの設置を完了させたため、衛星放送経由での視聴を終了させるというのだ。
    しかし、周囲の雑木林に葉が茂る5月〜10月は、雨が降ると地デジが映らなくなるので、応急処置を止めて欲しくなかったので、折を見て請願しようと思う。
  • 年々、物忘れが激しくなっている。毎回のように何かを持参し忘れる。今回は朝晩に飲む持病の薬だ。
    しかし、3日間ぐらい飲まなくても支障はないだろうと楽観視している。(^_^;

3日目:7月22日(火)  曇りのち晴れ 霧ヶ峰ハイキング  写真集
ハイキングマップ (車山高原公式サイトから転載)

  • ここ数年は「海の日」の前後に霧ヶ峰(車山高原)へハイキングに行っている。
    本日は天気が良くなりそうだったので早起きした。なお、関東甲信越は本日梅雨明けしたらしい。
  • 朝食を取ってハイキングの準備をしていたら庭にリスの姿が見えた。
    慌ててカメラを向けたが、動きが機敏でシャッターを押すタイミングが無かったのは残念!
  • 6:35に山荘を出発。甲斐駒広域農道を使ったが、何と、未開通だった前沢の田沢川付近が開通していて、シャトレーゼ工場入口に繋がっていた。おかげで、甲州街道を使わずに、サントリー白州工場先の荒田交差点まで行けるようになった。
    荒田交差点を直進し、釜無川を渡り、ループ橋を登って小淵沢に出る。小淵沢から県道17号(茅野北杜韮崎線)を西走する。
    富士見町乙事(おっこと)から八ヶ岳エコーラインに入り、芹ヶ沢からは大門街道を北上する。
    この時点で昼食を買ってこなかったことに気付く。いつもは、甲州街道沿いのコンビニで買うのだが、広域農道が開通したため、買う機会が無かったのだ。こうなったら山小屋で昼食を取るしかないと諦める。
  • ビーナスライン「車山肩」の駐車場には7:50に到着。満車を懸念していたが、運良く最後の1台として駐車出来た。(^o^)
  • 上空は曇っていて薄ら寒く感じた。長袖シャツを着て出発。(8:00)
    車山肩のニッコウキスゲは「鹿避け電気柵」の内側のみ咲いていたが、車山への登山道脇には全く見ることが出来ない。
    鹿による食害は想像以上なのだ。
  • コロボックルヒュッテ前の広場ではイベントが開催されていたのか、多くのハイカーがガイドの説明を聞いていた。
    なお、車山への登山道は静かだった。観光客風のカップルや子供連れの家族が先行していたが、私も写真を撮りながらのスローペースだったので追い抜くことはなかった。
  • ところが、車山山頂へ着くと、ゴンドラやリフトで登って来た観光客が先着していて、ガイドが引率する団体さんに説明する声が響き渡っていた。
    さらに、小学生の学校登山が何組も到着し、本日は賑やかなハイキングになることを覚悟させられた。(^_^;
  • 山頂の隅で休んでいると、隣の岩に野鳥が飛んできて囀り続ける。雲雀(ヒバリ)のような鳴き声だ。後に調べたらビンズイだった。
    なお、この時間は曇っていて周囲の展望は冴えないが、徐々に晴れて来た。
  • 車山乗越へ向けて下ると、鹿避けの電気柵に囲まれた場所にニッコウキスゲの群落がある。その後は蝶々深山への木道を歩き続けるが、ニッコウキスゲの姿は皆無だった。
  • 私は ゆっくり歩いたのだが、先行する団体さんに追いついてしまったので写真を撮りながら時間調整をする。(^_^;
  • 混んでいた蝶々深山では長居せず、物見岩へ向かうが、日差しが強くなったので汗が噴き出て来た。
    長袖シャツを脱ぎ、Tシャツ1枚にしたが、腕が日焼けで赤くなってしまった。(^_^;
  • 物見岩で大休止。学校登山の大団体も到着したが、コーヒーを煎れて行動食の饅頭を食べる。
    さて、この先のコースを思案する。昼食を持参してこなかったので、八島湿原と沢渡の中間にある「ヒュッテみさやま(御射山)」へ向かうことに決めた。
    八島湿原側からも学校登山の団体が登って来たので山頂は大賑わい。逃げるように八島湿原へ下山を始めた。(^_^;
  • 八島湿原は一周せず、時計回りに御射山方面へ向かうが、林道脇にお花畑が広がり、歩が進まない。
    ようやく、御射山への分岐に到着。「ヒュッテみさやま」は、以前にも立ち寄ったことがあったが、場所を覚えていなかったので、擦れ違うハーカーに尋ねると、すぐ先だった。
  • カレーライスや麺類などのメニューがあると思ったら、喫茶メニューのケーキやトーストだけだった。
    仕方なく、トースト(\300)と牛乳(\300)を注文する。しかし、山小屋にしては美味しいトーストだったので満足。(このトーストは上諏訪の老舗パン屋「太養パン店」の厚切りトーストだそうだ。)
  • さて、正午を過ぎて日差しが強くなってきた。沢渡から車山肩への登りは草原なので日陰が無く、額から汗が流れ落ちた。
  • 車山肩の「ビーナスの丘」は観光客で大賑わい。テレビや新聞が霧ヶ峰のニッコウキスゲを連日のように報じていたのだ。
    なお、関西弁が飛び交っていた。遠方から来た観光客も多いのだ。
    人混みに交じって青い屋根の山小屋付近まで行ってから駐車場に戻った。(13:10着 13:20発)
  • 帰路、塩沢温泉(フォッサマグナの湯)で汗を流すことにした。その前に、2度目の昼食を取ることにして、富士見町の蕎麦屋「おっこと亭」に立ち寄る。
    14時を過ぎていたので空いていた。この店は3度目だが、いつも混んでいたのだ。今回も、もりそば(\890)と天麩羅(\330)を注文。
  • カーナビの目的地を塩沢温泉にセットして最短距離で案内してもらうと、意外に近かった。
    塩沢温泉は久しぶりだ。自動販売機で北杜市別荘割引の切符(\470)を買い、証明書を見せて入館する。
    未だ時間が早かったので空いていた。露天風呂で、山の緑を眺めながら、手足を伸ばして寛ぐ。(^o^)
  • 山荘へ戻り、早速、冷たいビールで乾杯! 夕食前にソファーで寝てしまった。(^_^;
    写真をパソコンにコピーしたら撮った枚数は220枚だった。お蔭で後日、写真の整理に時間を取られることになる。

  • 本日の工程を整理する。
    山荘(6:35発)→(7:50着)車山肩 1h15m 56km (8:00発)→(8:50着)車山(9:10)→(9:35)車山乗越→(10:00)蝶々深山(10:05)→(10:25)物見岩(10:53)→(11:15)八島湿原→(11:45)ヒュッテみさやま(12:08)→(12:24)沢渡→(12:50)車山肩→(13:10)駐車場(13:20)→(14:08)おっこと亭 35km (14:45)→(15:00)塩沢温泉 10km (16:15)→(16:35)山荘 13km 本日の走行距離 115km

4日目:7月23日(水)  晴れ


新府桃共選場のハネ桃を買う行列

この時期の品種は「白鳳」

持参の箱に詰め替えた状態
  • 今回の訪荘目的の一つである新府の桃を買いに共選場へ出掛けた。(8:18→8:41 15km)
    案の定、駐車場は満車だったので路肩に停める。既にハネ桃を買うお客で長蛇の列。値段は一箱1500円と据え置かれていた。
    2箱買う予定だったが、整理券を配られ、本日は一人一箱制限だそうだ。なお、私の番号は94番。120番で終了なので危なかった。
    皆さんは何時から並んでいるのだろう?
    レジで桃の品種を聞くと「白鳳」だそうだが、一部、他の品種が混じっている可能性もあるそうだ。
    今回は大きな桃が多かったので23個と少なかった。 
  • インテラムガスケット帰路は七里岩ラインを長坂方面へ向かった。
    長坂下条で左折し、花水坂へ向かうと、前に大型トレーラーが超スローで走っていてイライラさせられるが、道が狭くて追い抜けない。
    結局、甲州街道へ出るまでノロノロ運転を強いられた。(^_^;
  • 白州道の駅で自宅への土産野菜を買い漁る。
    新府桃共選場(9:33)→(9:56)道の駅 15.4km (10:22)→(10:27)山荘
  • 山荘では特に用事が無かったのでノンビリと過ごす。
  • 薪ストーブ用の部品(ダッチウエストジャパン インテラムガスケット キャタリテック用)を買ったので、取り替えて分解したままになっていた薪ストーブを組み立て直す。
    (右の写真)
  • 本日も日陰は涼しいが日向は紫外線が強く、少々の草むしりだけでも日に焼けた。
    (帰宅後の風呂では焼けた腕が痛かった)
  • 離荘(15:35)→韮崎IC(16:03)→八王子IC(17:07 \2780)→帰宅(17:25) 所要時間(1:50) 走行距離(125.5km)

 

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