山荘日記 (2015年7月22日~7月24日) 今年14回目、累計325回目

梅雨明け スマホデビュー 北八ヶ岳ハイク 新府桃共選場 蜂刺され 中央道夏休み渋滞  補足:父逝去

山荘日記に掲載しなかった写真や、写真の拡大は 北横岳 山荘日記 を御覧下さい。

1日目:7月22日(水) 晴→曇→雨


北八ヶ岳ロープウェイ山麓駅

坪庭入口

シナノオトギリ

坪庭にもガスが湧いてきた

ゴゼンタチバナ

北横岳ヒュッテ

北横岳は雲の中!

ミヤマバイケイソウ

坪庭に戻る

ハクサンフウロ

ヤマオダマキ

ハクサンチドリ

イブキジャコウソウ


ロープウェイで下山

  • 前回の離荘日(7/10)から晴れが続き、梅雨前線も消えたので梅雨明けかと思ったが、気象庁は台風11号の影響が去った19日まで梅雨明け宣言を躊躇った。
    例年、梅雨明け10日と言って安定した天気が続くので、夏山登山には絶好の時期なのだ。そこで、八ヶ岳へ登ろうと思っていたが、イマイチ天気が安定しない。
    登山は着荘の翌日が理想なのだが、明日は天気が悪くなりそうだったので、本日、涼しそうな北八ヶ岳へ登ることにした。
  • 中央道の初狩PAから見える富士山は殆ど雪が消えていた。ここで、一眼レフカメラを持参し忘れたことに気付く。
    なお、昨日、スマートフォンを買い、使い慣れないまま持参したので、試しに撮る。(右の写真)
  • 中央道から見える南アルプスや八ヶ岳は山頂付近に雲が掛かっていた。嫌な予感。(^^;
    諏訪南ICで降り、コンビニで昼食のサンドイッチなどを仕入れる。
    八ヶ岳エコーラインを北上。芹ヶ沢からビーナスラインに入る。蓼科高原を抜け、八ヶ岳ロープウェイ山麓駅へ向かう。
    自宅(7:03)→八王子IC(7:20)→初狩PA→諏訪南IC(9:00 \3520)→コンビニ→北八ヶ岳ロープウェイ(9:45) 走行時間(2:30) 走行距離(171.5km)

  • 10:00発のロープウェイで山頂駅へ。期待していた展望はガスに邪魔され残念だった。坪庭は丁度10年ぶりになる。この時は北横岳経由で大岳まで行ったのだった。
    今回は、北横岳へ登った後、三ツ岳~雨池峠~坪庭を一周する計画だったが、午後から雨の予報も出ていたので不安だった。
  • 坪庭はシナノオトギリやゴゼンタチバナが目立ったが、花が少ない時期なので期待はしていなかった。
    北横岳への登山道を登り始めると、咲き残るイワカガミやハクサンシャクナゲがチラホラ。
  • 北横岳ヒュッテで小休止。夏休みに入ったので平日にも関わらず登山者は多い。
  • 山頂へ向けての急登を登っていると雨具を来た人が降りて来たので声を掛けると、山頂は濃いガスに包まれ展望は皆無。風が強く寒いとのこと。(^^;
  • 案の定、北横岳南峰に着いたら風が強かったし周囲は真っ白。三角点のある北峰も同じだった。ハイマツの陰で賑やかに宴会をしているグループも居たが、私達は諦めて引き返し、北横岳ヒュッテで昼食。
    ヒュッテの前で管理人がトレランの若者に装備などの注意をしていた。男女2名づつの若者だが、女性は化粧が濃く、足は短パンだったのだ。(管理人のブログ
    どうも、その若者達はヤマケイの取材で登って来たらしい。あの装備では岩が多い八ヶ岳でのトレランは危険だと思うし、雑誌に載せたら真似する若者が出ると思うと、ヤマケイには熟慮を促したい。
  • 何と、小雨が降ってきてしまった。雨具を着て下山を始めたが、三ツ岳へ縦走するのは危険を感じたので、今回は断念して坪庭へ戻ることにした。
    坪庭からは縞枯山荘方面へ下り、木道を歩いてロープウェイ駅へ戻った。結局、17年前の山行と同じ行程になったのだ。
  • 山頂駅では雨は止んでくれたが、ロープウェイでの下りも全く展望は得られなかった。(残念)

  • 北八ヶ岳ロープウエイ駅(13:40)→(14:00)白樺湖(14:20)→(15:20)白州道の駅→着荘(16:05) 走行時間(1:07) 走行距離(61.2km)
    前回離荘時からの最高気温(24℃) 最低気温(16℃)、午後6時の外気温(24℃) 室温(26℃)
  • 着荘し、車から降りると、ヒグラシがコーラスで出迎えてくれた。(^o^)
    締め切っていた室内は蒸し暑く、全ての窓を開け放ったが、18時になっても26℃と暑い。

2日目:7月23日(木) 小雨→曇り


新府の桃共選場で、
ハネ出し桃を買う行列に並ぶ
(8:40-9:10)

品種は「白鳳」

オカトラノオ

ガクアジサイ

ヤブカンゾウ

フシグロセンノウ


  • 昨夜から雨が降り続いていたので前回に引き続き、新府の桃共選場へハネ出し桃を買いに行く。
    夏休みに入った影響か行列が長い。駐車場も満車だったので、行列には妻に並んでもらって私は路肩の空きスペースへ停めに行く。
    30分余り行列に並び、ようやく一箱買えたが、帰荘後に食べた味はイマイチだった。(涙)
  • 雨が止んでくれたので、畑の防獣ネットを修理した後、素手で別館の壁際に生えている雑草を抜いていたら、突然、蜂の群れが飛び出し、右手の人差し指の付け根を指されてしまった。
    痛かったので、急いで水道の水で洗浄し、蜂刺され用に常備しておいた薬を塗る。しばらく痛みが続いたが、大きく腫れることはなく、徐々に痛みが引いたので安堵。
    その後、現場へ行って、蜂退治用のスプレーを撒いたが、既に姿は無く、蜂の種類は分からなかった。なお、地蜂のような小さい蜂だった。
    2年前にも刺されたことがある。下記は2年前の山荘日記から抜粋。
    「日影の西壁付近で雑草を鎌で刈っていたら、軍手をしている左手の人差し指に痛みが走った。蜂に刺されたのだ。慌てて室内に入り、キンカンを塗って、輪ゴムで毒が回るのを止めた。しばらく痛かったが、腫れることもなく、軽い症状だったので、蜂スプレーを持って現場へ行くと、何と、給湯器の管に巣があったのだ。蜂スプレーで絶滅させたが、私の注意不足だったと反省!なお、その後も症状は悪化しなかったが、一週間経過しても刺された場所には痕が残っている。」
    下記は、“ひこじいさん”が教えてくれた対処方法です。
    「悠歩の掲示板で、ひこじいさん#2019が『キンカンの成分は殆どがアンモニアで、蜂毒には無効であるばかりか、アンモニアは創傷の組織変性を起こすので絶対に蜂の刺傷に用いてはいけません。跡が残ったのは、アンモニアの所為です。今後また蜂に刺された場合は、蜂毒は水溶性なので水の中で毒を絞り出してよく洗った後、抗ヒスタミン剤入りステロイド軟膏を塗布するようにしてください。』と教えて頂いたので、“サンドラッグ”の店員に勧められた薬を買った。
  • 午後は特に予定は無かったので、ノンビリと過ごす。

  • 後日談になりますが、今回の日記は、未完成だった7月30日に、突然、父が亡くなったため、喪主としての葬儀遂行や、その後の諸々の事務手続きなどで頭が一杯になり、何とか落ち着いた8月10日に書き始めましたが、今回の山荘での行動を忘れてしまいました。(^^;

3日目:7月24日(金) 晴れ



  • 6時に起きて窓を開けると蝉しぐれ。
  • 町道の牛舎跡の屋根に猿の群れが“毛づくろい”をして寛いでいた。

  • 中央道 初狩PA付近の工事で片側一車線規制中。おかげで笹子トンネル内から渋滞。
    八王子IC出口も大渋滞。16号の八王子方面は空いていたので遠回りして帰宅した。
  • 離荘(15:33)→韮崎IC(16:00)→初狩PA→八王子IC(17:40 \2780)→東中神駅前(18:10) 走行時間(2:30) 走行距離(131km)

★帰荘後の出来事
  • 25日:父に面会。全く目を開けてくれなかった。こんなことは初めてだった。
  • 29日:妻同伴で父に面会。マッサージや髭剃りなどを行うが、殆ど目を開けないので心配になる。
  • 30日:夕方4時半頃、病院から電話が入り、父の急変(血圧が通常の半分に下がる)を知る。慌てて駆けつけたが、5時半には息を引き取ったらしい。(涙)
    その晩は自宅へ遺体を搬送してもらい、早速、葬儀社と打合せに入るが、菩提寺の住職が入院中のため、葬儀の日程は決まらなかった。
  • 31日:菩提寺の留守番と連絡が付き、ようやく葬儀の日程が決まる。8月2日(日)通夜、3日(月)告別式。それからは、親戚や町内会などへの連絡に追われる。
    遺影を選んだり、“思い出コーナー”へ飾る品々を整理。
  • 8月1日:一日中、葬儀の準備や、弔問客への対応に追われるが、葬儀を一日ずらしたので余裕があった。。
  • 2日:午後から親戚が集まり、湯灌や納棺の儀式。遺体を葬祭場へ見送った後は通夜の準備をして出掛ける。
    受付を依頼した町内会や従弟に挨拶。その後は、続々と参列してくれた方々への挨拶が忙しい。儀式の後、お清めの場でも来賓や親族への挨拶に追われる。
    お清めがお開きになった頃、会社の先輩が遅刻をしてきたため、2人で残飯整理をした。(^_^;
  • 3日:午前11時から始まった告別式だったが、一般の参列者は非常に少なく寂しかった。喪主としての挨拶は緊張したが、事前に準備をしておいたので、何とかなった。
    その後は、火葬、初七日法要、食事と予定されていた行事も順調に進み、遺骨を自宅へ持ち帰ってホッとする。
  • その後も数日は弔問客や業者への対応に追われ、落ち着かないまま一週間が過ぎ去った。
  • 8月10日の週:市役所での健保&介護&年金関連手続き。業者への支払。四十九日法要と納骨の日程を決め、石材店へ墓誌と納骨作業の依頼。仏壇屋へ位牌の発注など。
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