山荘日記 (2015年12月11日~12月15日) 今年21回目、累計332回目  

温暖師走 立枯伐採 連日庭で焚火 イノシシ荒れ狂う 南蓼科のW氏山荘でパーティー(河原の湯)

山荘日記に掲載しなかった写真や、写真の拡大は 暖冬 を御覧下さい。


1日目:12月11日(金) 雨(異常高温)

  • 自宅(9:37)→八王子IC(9:57)→甲府昭和IC(10:53 \2480)→着荘(11:33) 走行時間(1:56) 走行距離(123.8km)
    前回離荘時からの最高気温(19℃) 最低気温(-3℃)、外気温(13℃) 室温(5℃)
  • 予報通り、朝は本格的な雨が降っていたので出発を遅らせた。
    小雨になった9時半過ぎに出発。八王子IC近くの左入交差点では虹が出ていた。
    中央道に入り、高尾山の中腹に湧く雲海は墨絵のようだった。
    相模湖付近から雨は止み、山梨県方面には青空が広がっていた。(^o^)
    ところが、甲府昭和ICからR20を西走すると、ノーベル賞の大村氏で盛り上げる韮崎市から強い雨が降り出してしまったのだ。(^^;
    しかし、晴れ間も見え、七里岩に架かる虹が綺麗だった。(右の写真)
  • 着荘時は小雨となり荷卸しが楽だった。なお、車から降りると生暖かい空気に唖然!
    外気温は13℃だったが、室内は5℃だったため、気温差により窓ガラスの外側が曇っていた。(^_^;
    別館も気温差が大きかったので窓を全開にしたら、室内の全ての物に水滴が付いた。
    温度差が大きいと結露により精密機械は故障の原因になる。
    なお、今まで使っていたコンデジ(Canon IXY 620F)の電源が入らなくなり、修理に出したら結露に依る故障ですと言われた。
    前回の訪荘時に夜までデッキに置き忘れたコンデジを暖かい室内に取り込んだ際に結露が発生したと思われる。
    修理代が高いので今回の帰宅後、新しいコンデジ(Canon PowerShot SX710HS)に買い換えた。
  • 畑を見回ると、防獣ネットの屋根が破られ、残っていたダイコンが全て猿に食い荒らされていた。
    裏の沢にダイコンの葉が散らばっていたのだ。沢でダイコンを洗って食べたの?と想像し、苦笑!
    なお、ピーマンは氷点下に耐えられず枯れていた。(12月9日に今冬の最低気温-3℃を記録したらしい)
  • 午後2時頃から庭仕事を始めようと準備していたら雨が降り出してしまった。
    さらに、突風が吹き荒れ、何も出来なくなってしまった。仕方なく室内で過ごす。
  • 先週まで自宅ではバスルームのリフォーム工事を行っていたため、廃材や使えそうな品物を捨てないで山荘へ運び入れた。
    別館に使っていたブラインドが壊れたので、使わなくなった風呂場のブラインドルーバーに取り替えた。
  • ニュースでは各地で12月の観測史上初めてという雨量や異常高温を報じていたが、ここでは14℃止まりだった。

2日目:12月12日(土) 晴れ


庭の落葉樹(コナラ・クヌギ)は
葉を全て落とした。

通路の落葉は風で飛ばされた。

道の駅から甲斐駒を望む
  • 今朝の気温は1℃。意外と冷えた。
  • デッキに積もった濡れ落葉を掃き掃除。
  • 明日のパーティーに差し入れる食材やアルコールを買いに道の駅へ行く。
    野菜は暖冬のお蔭で成長が早過ぎ、急激に値が下がった。農家は大変だ。
  • 帰荘後は廃材や庭に積上げていた枝を整理して“焚付材”にする。
  • 庭仕事をしながら焚火を始めた。
  • 東側の雑木林で立ち枯れていたコナラを伐採。思い通りの位置に倒したが、庭へ運び入れる通路を作るのに苦労した。
    玉切りを終えた時点で腰が痛くなり、陽も暮れたので作業を中断。真っ暗になるまで焚火を続けた。

3日目:12月13日(日) 小雨 南蓼科で宴

  • 小雨が降っていたので、雨の止むのを待って室内でチェーンソーのメンテナンスと刃の目立てを行う。
  • 雨が止まないので雨具を着て昨日放置した玉切りを一輪車(ネコ)で庭の薪割り場へ運び入れる。(右の写真)
  • 薪割りは明日に延期し、薪棚を整理。
  • 昼食後、富士見駅へ松本から来る先輩Y氏を迎えに行く。(12:50→13:15)
    駅へ行く前に、富士見のホームセンター(Jマート)で買物。野鳥の餌(ヒマワリの種)・ウッドデッキ用ペンキ・柄の長い火箸を買う。
  • 小淵沢行きの電車が定時(13:51)に到着。小雨が降り続くエコーラインを北上するが、標高が高くなるにつれ霧が濃くなる。
  • 山荘ではW氏夫妻が出迎えてくれ、しばしの談笑。宴開始まで時間が余ったのでY氏と温泉へ行くことにした。
    以前から行ってみたかった「石遊(いしやす)の湯」へ向かったが、何と、工事中のため来年3月まで休館中だったのだ! ガッカリ。
    仕方なく、W氏の山荘に最も近い「河原の湯」に変更した。湯船が一つしかない素朴な温泉だったが、400円と銭湯並みの料金が良い!
    山荘への帰路は完全に日が暮れ、霧が濃かったので慎重に運転した。
  • 帰荘すると、W氏の友人K氏夫妻が来ていて、丁度、宴を始めたところだった。私達は準備を手伝わずに・・・ m(_ _)m
    計6名で和気藹々と談笑が続き、美酒を飲み過ぎて酔ってしまい、9時過ぎには寝てしまったようだ。(^_^;

4日目:12月14日(月) 曇り


イノシシが掘った大穴

その2

その3
  • 晴れの予報だったが曇っていた。天気が良ければ皆さんと軽ハイキングをする予定だったが、小雨がパラ付いてきたので私は お先に失礼して白州へ戻ることにした。(9:35-10:20 36.5km)
  • 帰荘し、デッキで一服していると、目の前の林に大きな穴が開いていることに気付く。
    近づいてみるとイノシシの仕業だった。カメラを取ってきて撮るが、周囲を見回すとアチコチに穴が開いていた。特に、農業用水沿いの監視道は通行が出来ないほど荒れていた。(上の写真)
    イノシシは何を探して掘ったのだろうか? 自然薯(ジネンジョ)があるの? (^^;
  • 昨日の午前中、庭に積上げた玉切りの薪割りを行うが、腰が痛くなり、休み休みの作業となる。
    伐採した木は、玉切りした他に、上部の3分の1ほどが倒れた際に折れたのだ。腐っていたと思われる。
    その部分は放置するつもりだったが、焚火用に玉切りし、庭へ運び入れた。
    しかし、薪割りをすると本当に腐っていて使い物にならない。無駄な労力だった。
  • 日が暮れる頃から焚火を始めたが、急激に気温が下がり、火照った顔や胸は暖かいのだが背中が寒かった。
    この火遊びが後日 悔やむことになる。
    (帰宅翌日の16日から クシャミ・鼻水・鼻づまりという風邪の症状が出始めてしまったのだ。18日から薬を飲んでいるが、この日記を書いている20日も未だ治らない。)
  • 夜、寝る前に天窓から空を見上げると星が良く見えた。この日は「ふたご座流星群」が見えると言うので、首が痛くなるまで見ていたら、流れ星が10分間に3個見えた。

5日目:12月15日(火) 晴れのち曇り

  • 朝は晴れていたが、徐々に曇って来てしまったので、散歩は取りやめ、午前中は庭で過ごす。
  • 高枝鋏で中庭の山桜の冗長した枝を切り落とす。
    前庭のコナラの太い枝は煙突方向に伸びて来たので切り落としたかった。
    しかし、高枝鋏でも届かなかったので、脚立に乗って作業をしようと思ったが、一人では危険なので、妻が居る時に延期した。
  • 車が入って来たので何だろうと思ったら、浄化槽の定期点検だった。
    浄化槽を設置して12年になるので、メンテナンスが必要だと言われることを覚悟していたが、特に問題はありません とのこと。
  • ハギ(萩)が伸び過ぎているので思い切って深く剪定した。
  • イノシシの掘った穴が気になるので、出来るだけ埋め戻した。(体力のいる作業だった)
  • 自宅へ持ち帰る腐葉土を袋に詰める。さらに、自宅での腐葉土作りのため、巨大なビニール袋に落葉を詰め込む。
  • 午後は久しぶりに掃除機で大掃除。なお、年内に妻同伴で訪荘し、照明器具・窓ガラス・網戸の掃除を行う予定だ。
  • 離荘前に入念な水抜きを行う。(最低気温は17日以降 連日 氷点下が続いていて、20日は-5.2℃だったらしい。)
  • 午後3時半過ぎに離荘したが既に薄暗い。一年で最も日の沈む時間が早い時期なのだった。(右の写真は地蔵岳だが、麓は既に暗い。)
  • 笹子トンネルの昼夜連続車線規制が12月25日まで行われているため渋滞したが、トンネル内の照明がLEDになり、非常に明るくなった。
  • 離荘(15:33)→甲府昭和IC(16:12)→初狩PA→八王子IC(17:24 \2480)→帰宅(17:45) 所要時間(2:12) 走行時間(2:07) 走行距離(123.6km)



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