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8/25(月)

 今日も、不調。
 いよいよの退院というのに、土曜日からの湿疹と水膨れのお陰で、出所?ぎりぎりまで、点滴のシャブ漬け状態で、寝てばかりだった。こんなんで、ほんとに出ていいのかあ?
痛いし、かゆいし、泣きたいよぉ!おまけに右手だけが異様にむくんで、ぷくぷくした赤ちゃんのような手。センセなんとかしてくれぃ!


8/24(日)

 今日は、絶不調。
毎日見る、あまりにリアルな夢にほとほと疲れてしまった。日ごとに効力を上げてもらって違う種類の眠剤を飲んでいる(あとから聞けばまだまだ軽い薬らしいが)はずなのだが、明け方は、そりゃあものすごいもがき方で、『これは夢だ!なんとか脱しないと!』と自分の中で叫び続けて、ようやく起きてぐったり…という具合で、時間も大抵午前4時半過ぎ。
その夢の想像力たるや、我ながら天晴れという感じ。毎日、違うそれらのストーリーで小説がいくつも書けるほど。
午前4時半過ぎといえば、充分に暗いので、ボケ老人よろしく病院内を徘徊して、郵便を院内のポストに出しに行ったり、地下のベンダーに飲み物を買いに行ったりして、暗い自分の病棟のロビーでぼんやりと明けていく新宿の裏側を見つめたりしている。
明け方、ナースステーションの前を通り過ぎるとき、誰か看護婦さんがいると、『また、だめだった(夢からもがいて起きて、安眠できなかったことを意味する)よぉ…』と声をかけるが、徘徊に出かける私を、密かに見守っていてくれる。
この夢のもがきで、深く眠れず身体の参っている朝は、そろそろ8日間になった。さすがの私もキツイ。しかし、明日は退院なので、ま、いいっか…。どの先生も、『ここを出れば、気分変わるから、大丈夫だから』と励ましてくださる。心強い。


8/23(土)

 今日も、まだBedです。
かなしいかな、夜から右手のひらが赤く腫れ上がってきた。いつもの点滴では退けないので、たぶん木曜日に、ちょっとうとうとしたときに手がスタンドの電気の灯りに1時間近くもあたってしまったのが原因かも。自分の不注意にちょっと暗くなる。Nセンセが今日はいなかったので、どうしてもらうこともできなかった。


8/22(金)

 今日も、もちろん病院の暗い部屋のBedから。
今日は、メガネのF先生(先日のウッシッシ的な話をした先生で、ちょっとノビ太くんっぽい風貌なんだけど、とてもお医者っぽい話し方で、さらにお話が、とても面白い)が、主治医Nセンセの代わりに点滴にくる。Nセンセは、別の患者の私と同じ手術が午後から入っているとのこと。
御苦労さん。


8/21(木)

 今日も、病院の暗い部屋のBedから。
今日は、会社の面々が続々と現れて、感激する。が、シーツ交換で暗室から出るため、ガウンを気込んで、帽子にマスクにサングラスに首にスカーフという重装備であった私としては、実はそれを見られてちょっと哀しかったのである。(笑)見舞者のうちのひとり、会社の「なたーしゃ」氏に、『我慢大会みたいですね』と云われた。この格好を見た面会者は、私の保証人以外いなかったので、それっきりにしたかったんだけど。
ま、いいっか。