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11/3(月)

 新聞を読んでいたら、高校生の70%が月に一冊も本を読まないと書いてあった。
ただただびっくりした。いくらなんでも、70%は酷すぎやしないか?
 かくいう私も、最近は自己管理に忙しかったり、関連の雑誌に目を通すことが多いので、減っているのは確か。入院中も、最初の入院は暗室生活だったので何も読まず、後半にあの分厚い『ねじまき鳥クロニクル(村上春樹著)』の3部作をまたまた読み返したり、同僚まっすうから借りた『トイレは笑う』な〜んて感じの面白いものしか読まなかった。
2週間後の再入院では、半分は動けず寝たきりだったのだが、ひとりで歩けるようになってからは、殆ど誰とも会話せず、病院にあった週刊誌から読み始めて、その後病院のライブラリ?に手をつけ始め、新境地なども開拓しつついろいろ読んだ。
 はまったのは、ナンシー関(消しゴム版画家)かなあ。すごいおもしろい。あと、まっすうに借りた京極夏彦って初めてだった。すごいのね。いい感じ。
病院ライブラリで読んだのは、『OUT(桐野夏生著)』、『海ここに始まり、地ここに終わる?(宮本輝著)』、『アルケミスト(パウロ・コエーリョ著)』、田辺聖子のいろいろ、三谷幸喜、加賀乙彦、林真理子などなど。
ま、胸張って良書と呼べるものばかりかどうかと言うのは別にして、今は書店には本が溢れているけど、それを選別するのは難しい。なんとか大賞受賞…といったところで、『へっ?』って思うのもなくはないと思うのだけど、どうでしょう。と言っても、自分の選択とか評価はかなりあやしいけども。本を選ぶのは一苦労だ。大人でもそうなのだから、ましてや高校生はもっと大変だろう。ヴィジュアルなものの方が、実感しやすいのだろうが、活字からの想像力って全く別なものだと思うが、どうかな?
という私の今読んでいるものは、Macの雑誌と、大好きな群ようこです…。


11/2(日)

 お昼まで、ぐっすり眠ってしまった。ははは…。
 一昨日から徐々に煮ていた、豚の角煮が完成したので、お昼に食す。(いかに暇してるかばれるなあ)
日中、しつこくインターホンが鳴ったが、出ず。だいたいが新聞の勧誘なのだ。嫌な目にあったことが何回もあったため、日曜日の午後に鳴るインターホンには、出ないようになってしまった。


11/1(土)

 夕方、待ち合わせのために渋谷に出た。久しぶりのものすごい人ごみに、おろおろしてしまう。 こんなに人がいたなんて!!
歩いても歩いても、なかなか進まないので、疲れてしまった。すっかり外が苦手にになってしまった。結局すぐに帰ってきてしまう。
 帰ってきて、TVを見て知ったのだが、日中はレオナルド・ディカプリオ?それにな〜んとハリソン・フォードが渋谷に来ていたらしい。おまけに松田聖子まで現われたらしい。お昼間はきっともっとすごかったのだろう。(2万人ちょっといたらしい)巷の情報をよく知って行動すべきと反省した。


10/31(金)

 本格社会復帰となる。
身体がなかなかついていかないのに、愕然とする。や、歳のせいもあるかな??
今まで、待っていてくださった、たくさんの関わる方々にとにかく感謝して!


10/30(木)

 外来通院のため出かける。
外来の際、住んでいた?病室にお見舞による。その時一応好評?と思われる『ちゅーりっぷ通信No.2』を完成させて、持っていった。


10/28(火)

 一週間書いてませんでした。その間に、外来で病院通い、元同僚のみーちゃんや友だちのまさえちゃんやらが出てきてくれて会ったりした。まさえちゃんとの話題の中に、Macintoshの新しい世界のOS『Rhapsody(開発コードネーム)』についてがあったが、よく話ができなかったので、ちらっと書籍などから概要を調べてみました。

 ところで、ここんところ自宅にいるせいで、一応一日中TVをつけている。殆ど流しっぱなしというだけなのだけど。で、午後からTBSで『もぎたてサラダ』という奥様番組がやっていて、私の好きなアナウンサーの柴田秀一さんがメインにいた。びっくり。「こんな番組やってるんだ〜。ニュースばっかりじゃないんだあ!」と感心してしまった。変にくずれてなくて、ニュースの柴田さんの気品を失わず、上手に奥様番組をこなしていて、なかなかよろしい。気のせいかもしれないけど、しまりが出るのよね…などと柴田さんを観察していたら終わってしまった。内容は…よく見てなかったです。


10/21(火)

 病院に外来のため、外出。病棟にお見舞にいったら、同室だった人々が、今や遅しと待っていてくれた。『夕食ここで食べていけば?』など云われつつ、結局6時までいて、日中は病院にばかりいた。病室のいるほうが、しっくりしてる…などと云われたりもして。嬉しいんだか哀しいんだか全く。
みんなに持って行った「ちゅーりっぷ通信」は大好評で、『次も待ってるよ〜』と云われて、見送られて嬉しかった。出来ることは、出来るうちに。


10/19(日)

 病気にいいという「石榴」を、ようやく果物やさんで見つけたので、さっそく買って1/4の量を食す。なかなか甘くておいしかった。
病院で一緒の部屋で、これからも入院が長引く予定の人が3人もいる。それらの人や今入院している人に、退院後の人たち声などを集めて「ちゅーりっぷ通信」というミニ新聞を作って外来の度に届けようと思っている。Macで編集しているところ。どのくらい迄できるかわからないけれど、闘っている人達の一助となるべく?楽しいものにしたい。中身は秘密です。


10/18(土)

 お昼、会社のみ〜ちゃんから電話をもらう。遊びに来たいと言ってくれて、嬉しくなる。私の狭いところは気の毒だけど。
 夜になり、21歳から1年ほど会社の寮で一緒に住んでいた、同郷の友人「ゴン太」より電話あり。
話すと滅茶苦茶ほっとする一人だ。彼女はず〜っと会社を変えずに、現在は某有名な店のファクトリーでフランス菓子を作っている。彼女のケーキが食べたいな〜と思いながら話していたら、甘いものが食べたくなって、夜なのにバームクーヘンを食す。


10/17(金)

 入院中なにもできず、ぼうぼうに伸びてボサボサになっていた髪を夕方にカットしに行く。
夜に、病室でとなりのベッドにいて、私より10日ほど前に退院したCさんより電話をいただく。元気になったことを大変に喜んでくださり感動する。


10/16(水)

 病院最後の朝を迎えた。とてもいいお天気。
主治医Nセンセが、今日は別の病院に外来に出ていていない日なので、挨拶が出来なかった。…とは言っても、来週外来だからいいか。
 サブちゃん先生には『もう病人じゃないんだから、あんまり神経質にならないように!』と念を押されてしまった。昨日のMRIの一件。
昨日もわざわざ夜に病室に寄ってくれて、『もう大丈夫なんだから。神経質になっちゃだめだよ』と言いに来てくださったのだ。きっとデキる先生なのね。感謝感謝。
 さて、お迎え車に乗り、自宅に到着。
家には、たくさんの食材が蓄えてあった。缶詰やら具沢山炊き込みご飯の素、缶のコーンスープ、乾燥野菜などなど、ずいぶんあった。付き添いに来ていたときに、母親が用意してくれたものだ。ありがたきかな、母の愛。あ〜、私って母親離れしてないのよね。今だに。


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