3.付録

  1. 複合オブジェクト
  2. オブジェクト指向とGUI
  3. ハイパーテキスト★
  4. オブジェクト指向とマルチメディア

ハイパーテキスト

例えば本を読むとか映画を見るとかいう行為は、直線的な情報検索である。
人によってアクセスの方法が変わるということはない。本であれば目次や巻末の
用語集などがある程度のランダムアクセスを可能にするが、これをコンピュータ上で
シミュレーションすれば、さらに進んだ情報の関連付けによる検索(作成)を
おこなうことができる。テッド・ネルソンによって提唱されたハイパーテキストの概念は、
紙のシミュレーションを越えて情報の組織化をおこなうことにより、ユーザに自由な
情報の選択と対話性をもたらすものである。

ハイパーテキストを実現するためには、膨大で多彩なデータを高速で検索し関連付けを
する技術が求められる。その枠組みにはGUIおよびオブジェクト指向を用いるのが
もっとも適当であろう。

●今ご覧になっているこのWWWこそ、ハイパーテキストの最たるものですね!
WWW上の情報はHTML(Hyper Text Markup Language)という書式で記述されています。

  • 次のページへ
  • 目次へ戻る