藍色夏恋(アイイロナツコイ 原題/藍色大門)(台湾・フランス:2002年) | ★★★★ |
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スタッフ |
監督:イー・ツーイェン 出演:グイ・ルンメイ/チェン・ボーリン/リャン・シューホイ |
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物 語 | 仲良し女子高生のモン・クーロウとリン・ユエチェン。ある日モンはユエチェンにユエチェンの片思いの彼(チャン・シーハオ)に手紙を渡す事を頼まれるが彼はどうやらモンの方に気があるみたい...親友ユエチェンとチャン・シーハオの間で悩み、自分の秘密に悩む?爽やかテイストいっぱいの青春ストーリー。 |
感 想 | 中国映画だと思って見始めたら、凄くスタイリッシュな映像で〜本作は台湾映画でした。やはりちょっと違うのですね、DVD特典映像を観ているとモン役のグイ・ルンメイが劇中のイメージより更に可愛くなっていてビックリ。夏の清々しい風を感じたり、笑えるトコもアリで好感のもてる映画です。 |
etc | 2004.5.9---DVD |
紅いコーリャン(中国:1987年) | 衝撃度 ★5つ! |
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スタッフ |
監督:チャン・イーモウ 出演:コン・リー/チャン・ウェン/トン・ルーチェン/リウ・チー/チェン・ミン |
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物 語 | 20年代末の中国山東省を舞台に、貧しく厳しい状況の中で生きる人々の、恋と欲望と悲劇や闘いが描かれる。 |
感 想 | チャン・イーモウ監督作品5作目鑑賞。監督デビュー作です。この映画には日本軍があらわれ観ている事が辛くなるようなふるまいをします。日本軍があらわれる直前直後では観ている僕の受け止め方がガラリと変わってしまい何も考えられなくなりました。僕にはちょっと重い内容でしたが観てよかったです。 |
etc | 2004.5---ビデオ |
あの子を探して(中国:1999年) | ★★★★★ |
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スタッフ |
監督:チャン・イーモウ 出演:ウェイ・ミンジ/チャン・ホエクー/チャン・ジェンダ/カオ・エンマン |
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物 語 | 中国の田舎にある水泉小学校の教師で病気の母の元へ向かうカオ先生の代理として14才のウェイが1ヶ月先生をする事になる。チョーク1本無駄にできない貧しい小学校でカオ先生はウェイに留守中生徒を減らすな!と言い渡して出発するのだが。ある日ホエクーという生徒が家の都合で街に出稼ぎに行かされてしまう... |
感 想 | 始まってしばらくはタイトルとの関連が見えてこなかったのですが、物語りが動き出した時に確かに字幕でこのタイトルを言っていました。「あの子を探して..」と。エピソードとしてはレンガ運びの賃金交渉シーンが無邪気というか、世間知らずと言うかまるで「ちびっ子ギャング」だなとかなり笑えました。ラストシーンラストカットもお気に入りです。★5つに昇格!チャン・イーモウ監督作品の現代劇の中ではかなりお気に入りです。 |
etc | 2004---DVD |
活きる(活者)(中国:1994年/中国未公開作品) | ★★★★★ |
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スタッフ |
監督:チャン・イーモウ 出演:グォ・ヨウ/コン・リー/ニウ・ベン/グォ・タオ/ジアン・ウー/ニー・ダーホン/リウ・ティエンチー |
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物 語 | 1940〜60年代にかけての中国・毛沢東時代を「生き抜く」ために必死な家族の姿が描かれる大河ドラマ。一家の主人、フークイは大の博打好きだがそれが原因で全財産を失う。ドン底まで落ちたが、一時彼の元を離れた妻も戻って来てくれ貧民階級から再出発をはじめる。戦争・革命期の変化そして自らの選択がもたらす笑顔と涙の物語。 |
感 想 | チャン・イーモウ監督作品です。131分と長目の内容で監督らしい衝撃の展開や楽しい演出いろいろとありラストシーンまで楽しめました。フークイの選択があらぬ展開になってしまう事が何度もあり最後までハラハラしながら観てしまいます。そして「マントウは食べ過ぎないように」食べ過ぎた時は水分を取り過ぎない事!もしかしたら大変な事になるかも....(笑)。2回目鑑賞で納得の★5つにしました。 |
etc | 2004.5.23---DVD |
頭文字D THE MOVIE<日本語吹替版> (香港:2005年) | ★★★★ |
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スタッフ |
監督・製作:アンドリュー・ラウ 監督:アラン・マック 出演:ジェイ・チョウ(藤原拓海)/鈴木杏(茂木なつき)/アンソニー・ウォン(藤原文太)/チャップマン・トウ(立花 樹)/エディソン・チャン(高橋涼介)/ショーン・ユー(中里 毅)/ケニー・ビー(立花裕一:ガソリン屋)/ジョーダン・チャン(須藤京一)/リュウ・ケンホン(岩城清次)/他※日本語版声優陣の情報がパンフに載っていませんでした。 |
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物 語 | 藤原拓海は中学生の頃から、稼業のとうふ店の配達で車を運転していた。毎日手伝う内にドライビングテクニックやセンスは磨かれ秋名峠のダウンヒル(下り)を4分で走れるまでになっていた。 中里毅(GT-R)がライバルの高橋涼介にドライビングの欠点を指摘され深夜から早朝にかけ秋名を走りこんでいた時、配達を終えたハチロクがぴったりと後ろにつき!中里をあっさりパスしていく! かつて秋名には伝説のハチロク乗りがいた!そんな噂はスグに広まり...。 しげの秀一原作のコミック「頭文字 D」が実写版として映像化! |
感 想 | どうして海外のスタッフが!日本の車で!日本の道で!原作のイメージを損なわずにこんなにも面白い映画を創れるのだろうか?映し出される映像は日本!なんと日本国内で撮影されていたのには驚きました!原作の設定を活かすところは活かし、変えるところは思い切り変えているのに、拓海に見えるし、いつきに見えるし、涼介にみえるし、中里役のショーン・ユーはどちらかと言えば啓介のイメージだけどOK!アンソニー・ウォン(文太)とチャップマン・トウ(いつき)は笑かしてくれて面白かったです。サウンド効果も上手く使われ右から左から音が回っていました。今からDVDの発売が楽しみ〜。原作ファンは特に必見! |
etc | 2005.9.17---劇場 http://avex.jp/initial-d/index.html 好奇心のゆくえ→ |
インファナル・アフェア(香港:2002年) | ★★★★ |
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スタッフ |
監督:アンドリュー・ラウ/アラン・マック 出演:アンディ・ラウ(ラウ)/トニー・レオン(ヤン)/他 |
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物 語 | 一人は警察官としてマフィアへ潜入捜査。一人はマフィアから警察へスパイ。この2人の生きざまを描く。 |
感 想 |
infernal/地獄の、ひどい、いまいましい affair/事柄、事件 直訳するとこういったことでしょうか?普通、映画をみていると悪は最後には滅びるのだろうと思ってしまうところに落とし穴があるような、生き残る者は悪なのだろうか?という疑問も浮かんでくるし。なんともやりきれないというのが第一印象。作品としてはかなり面白かったです。 |
etc | 2004---DVD |
インファナル・アフェア2 無間序曲(香港:2003年) | ★★★★ |
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スタッフ |
監督:アンドリュー・ラウ/アラン・マック 出演:アンソニー・ウォン(ウォン警部)/エリック・ツァン(サム)/エディソン・チャン(ラウ)/ショーン・ユー(ヤン)/フランシス・ン(ハウ)/フー・ジュン(ルク)/カリーナ・ラウ(マリー)/チャップマン・トゥ(キョン)他 |
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物 語 | 1991年。尖沙咀(チムサァチョイ)に君臨するマフィアのボス、ンガイ・クワン暗殺!この混乱に乗じた黒社会の勢力図抗争に備え、ウォン警部とルク警部は警戒体制を敷く。抗争は暗殺されたボスの次男ハウが策略によって一夜で新しいボスとしての地位を築いてしまうがそんな抗争の中心にいながらも抜け目なく生き抜こうとする新参勢力のボス、サムはラウと言う青年を警察に潜入させる。一方ウォン警部は警察学校で優等生でありながら、あることが発覚し学校を退学させられた青年ヤンに接触し黒社会に潜入させてゆく...。1997年香港が中国へ返還されるまでの彼等が描かれる。 |
感 想 | 上記の物語説明だけでは説明にならない程、様々な展開がありました。 1作目のバックボーンを紐解いてゆく仕掛けだが単なる過去を知るだけの作品でも無く、登場人物達の人間関係が深く描かれていきます。観賞後には前作が観たくなりましたし、逆に1作目を観てから鑑賞する方が面白く思えることは間違いありません。劇場ではエンドロール後に3作目の予告が有りトニー・レオン(ヤン)が帰ってくる?(1作と2作目の間の話?)1作目のいくつかの謎は今回でも解き明かされなかったので次回作にも期待大! |
etc | 2004.9.20---劇場 http://www.infernal.jp/index_top.shtml |
インファナル・アフェア3 終極無間(香港:2003年) | ★★★ |
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スタッフ |
監督:アンドリュー・ラウ/アラン・マック 出演:アンディ・ラウ(ラウ)/トニー・レオン(ヤン)/ケリー・チャン(リー先生)/レオン・ライ(ヨン警視)/エリック・ツァン(サム)/アンソニー・ウォン(ウォン警部)/チャップマン・トゥ(キョン)/チェン・ダオミン(シェン)/サミー・チェン(マリー:ラウの妻)/他 |
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物 語 |
潜入捜査官ヤンの殉職から10ヶ月。庶務課へ移動となったラウだが警察内部に巣くう潜入マフィアを一掃しようと調べていた。それは彼の善人としての心から来るものでもあったし、保身のためでもあった。 ある日保安部のヨン警視の部屋で、巡査部長のチャンが自殺をする...。内務調査課へ復帰したラウは、ヨン警視が潜入マフィアであると睨み、身辺を探りはじめると.....。 |
感 想 |
う〜む3部作遂に完結。1作目をはじめて見た時の衝撃を引きずったままの精神状態が保てればよかったのですが、約2年は間があきすぎたかな?1、2と観て3はどの時間軸に属するのか?という疑問には1作目の「少し前の過去」と「その後」という展開で答えが返ってきました。上記の「物語」のラウのその後がメインのストーリーなのですが、差し込まれる過去の映像(インファナルアフェアの謎とされる部分)が随所にあるので、1回の鑑賞だけでは混乱してしまいます。少なくとも1作目だけは観てから映画館へ行く事をお薦めします。でもまぁ終わってみれば1作目であじわったような虚しさが漂い、やはり人間にとって一度地獄に堕ちたら抜け出すことは出来ないのだなぁと.....。救いは1作目に感じた社会に「正義」はまだ残っていることか? DVDが出たら(って今日が公開初日なんですが...)連続鑑賞で味わいたい。 |
etc | 2005.4.16---劇場 http://www.infernal.jp/index_top.shtml |
インファナル・アンフェア 無間笑(香港:2004年) | ★★ |
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スタッフ |
監督:バリー・ウォン 出演:エリック・ツァン(さむ)/レイモンド・ウォン()/ナット・チャン()/チャップマン・トウ(やん)/ショーン・ユー(きょん)他 |
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物 語 | 三人は警察官としてマフィアへ潜入捜査。一人はマフィアから警察へスパイ。この男達人の生きざまを(様々な映画のパロディとして...)描く。 |
感 想 | 香港の笑いのセンス!...多少飽きてしまう引っ張り方でしたが....確かに笑えた。エリック・ツァンやショーン・ユーはこの作品に喜んで出演し、楽しんでいる様子が伝わってきます(笑)。冗談が通じない程にインファナル・アフェアが好きで、香港の笑いが好かない人は観ない方がいいかも。でも笑えた。 |
etc | 2005.5.21---DVD 好奇心のゆくえ→「Mr.Boo!」香港エンターテインメントならこれでしょう? |
運転手の恋 (台湾:2000年) | ★★★ |
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スタッフ |
監督:チャン・ホアクン&チェン・イーウェン 出演:チゥ・チョンハン(アチュアン)/タイパオ(父)/チェン・ショウイン()/ツァイ・ツァンダァ()/宮沢りえ(ジンウェン:婦人警官)/他 |
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物 語 | 車の運転が生き甲斐のタクシー会社経営の父、解剖医でパーツのホルマリン漬けが趣味の母、その母の血をひいたのか実験マニアの妹、ちょっと変わった人々の間で普段は冴えない青年アチュアンが交通違反で取り締まりの婦人警官に一目惚れ。その事を変わり者の母や父に相談したから大変で、彼女へのアプローチもかなりおかしな方向に....。台湾流?のコメディ作品。 |
感 想 | この映画は台湾製。宮沢りえは演技は日本語でやっているようで声は別人に変わってしまっています。台湾映画ってあまり数を観ていないので判断が付けにくいのですが、香港よりコメディのテンションが低いのにかなりベタな事をやってくるので、人によっては退くだろうな〜と思えるシーンが多々あります(お楽しみにぃ!)。父・母・妹・職場のタクシードライバー達のエピソードは結構面白かった....。 |
etc | 2005.7.11---DVD 好奇心のゆくえ→ |
鬼が来た!(中国:2000年)/2000年カンヌ国際映画祭グランプリ作品 | ★★★★★ |
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スタッフ |
監督:チアン・ウェン 出演:チアン・ウェン(マー)/香川照之(花屋)/ユエン・ティン(トン・ハンチェン:通訳)/澤田謙也(酒塚隊長) |
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物 語 | 第二次大戦末期の中国・華北の掛甲台村。ある夜マーの元に「私」を名乗る人物からヒトの入った麻袋2つを押しつけられ晦日迄の5日間拘束に協力するように脅された。麻袋の中身は日本軍人と通訳の2人だったが村には日本軍の砲台があり日本軍も定期的にやって来ていたので、日本軍人を拘束しているのがバレるのは村の存続に関わる一大事になりかねず男達は相談してこの秘密を守るために奔走する。 |
感 想 | すごい映画があったもんだ、中国映画のいろんな所で見かける主演のチアン・ウェンは今回監督でもありそれを知った時はその才能に鳥肌立ちました。香川演じる花屋も凄くイイ味を出していて中国映画の雰囲気を壊すこと無く日本人をえんじきっていました。そしてもう一人、残忍な日本軍がでてくる映画だが酒塚隊長(澤田謙也)の渋さに彼の(軍人の)思考を理解しようと引き込まれました。まだまだ良い所、笑えたところ、謎...いろいろあるけれど中国映画に興味が出てきたら観るべき作品ですね。 |
etc | 2004.7.15---DVD http://www.gaga.ne.jp/onigakita/ |
花様年華(かようねんか)(香港:2000年) | ★★★ |
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スタッフ |
監督:ウォン・カーウァイ 出演:トニー・レオン(チャウ)/マギー・チャン(チャン)/レベッカ・バン(スーエン:大家)/ライ・チン/スー・ピンラン |
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物 語 |
同じ日に引っ越してきた夫婦2組、最初はただの隣人だった.....。 お互いの妻と夫の関係を知るまでは....。そしていつしか二人は頻繁に密会するようになる、男女の切ない「恋」をスタイリッシュに描いた物語。 |
感 想 | 王家衛監督3作目の鑑賞となる本作ですが、映画を包むムードというモノは今まで観た作品で慣れてきました。いくつか「プッ」と笑ってしまえたりできて楽しめます。王家衛監督作品を観る時はその雰囲気を味わうためにも自分の体調や「こんな時観たいな」というタイミングを逃さない事ですね(笑) |
etc | 2004.7.24---DVD |
カンフーハッスル (香港:2004年) | ★★★ |
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スタッフ |
監督:チャウ・シンチー 出演:チャウ・シンチー(夢見るチンピラ・シン)/ユン・チウ(大家妻:獅子の咆吼)/ユン・ワー(大家:太極拳)/ドン・ジーホウ()/シン・ユー()/チウ・チーリン(洋服店店主:洪家鐵線拳)/ブルース・リャン(火雲邪神)/チャン・クォックワン(斧頭会ボス)/他 |
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物 語 | 悪が横行している時代。強さに憧れるチンピラ・シンは悪の代名詞・斧頭会の名を騙り、「豚小屋砦」というアパートの住人達に因縁を付けていた。そこに本物の斧頭会が現れシンは上手くギャング達の中に身を紛らす。「豚小屋砦」の住人達は本物の斧頭会により窮地に立たされるが、実は住人達の中には、武力闘争に疲れ隠遁生活をしていた武術の使い手が3人もいたのだ!3人vs多勢の斧頭会の大乱闘は武術の使い手によって勝利を治めるが、相手はギャング、強力な殺し屋を雇い復讐にやってくるだろう!....そんな「豚小屋砦」と「斧頭会」の闘争がつづくなかチンピラのシンは......。 |
感 想 | 「ありえネ〜」も連発されるとファンタジーなカンフー映画になるのですね。香港の笑いのセンスが良い方向に演出されていて(香港の過激さはありますが....)軽く観賞できる作品になっていました。バックで流れる音楽が中国らしい楽曲になっているのも、ハデになりがちな演出を抑制してくれている効果があるのでしょうか?イイ感じでした。 |
etc | 2005.7.20---DVD http://www.sonypictures.jp/movies/kungfuhustle/site/ 好奇心のゆくえ→ |
キープ・クール (有話好好説)(中国:1997年) | ★★★ |
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スタッフ |
監督:チャン・イーモウ 出演:チアン・ウェン/リーパオティン/チュン・イン/グォ・ヨウ |
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物 語 | 現代の北京、シャオはアンホンに好意を寄せほとんどストーカーのように付きまとっていた。そんなある日、街で複数の男達にボコボコにされてしまう。相手はアンホンの現在の恋人ドロンだった。このイザコザによりシャオには復讐心が沸き上がりドロンを追い回すようになる「タマタマそこにいた人」チャンがシャオとドロンの間に交渉に入り物語りのテーマにつながってゆく。 |
感 想 | チャン・イーモウ初現代劇と言われている作品です。都会的な映像になんとも無骨な男のシャオは露天商の本屋という設定でやたら金をもっていて怪し気。ラスト前のレストランでの会話シーンが長いことなが〜いコト「なんかこの映画...」と思っていたら一気にクライマックスでした。あの●●は振りおろされたのか?の疑問には特典の「監督インタビュー」にて監督が語っていました。やっぱり......。結構楽しめました。 |
etc | 2004.5.29---DVD http://www.walkerplus.com/keep-cool/ |
黄色い大地(黄大地)(中国:1984年) | ★★★ |
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スタッフ |
監督:チェン・カイコー 撮影:チャン・イーモウ 出演:シュエ・パイ(ツイ・チアン)/ワン・シュエチー(グウ・チン)/リュウ・チャン(ハンハン)/タン・トウオ(父) |
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物 語 | 中国中央部、陝西省。黄河だけが人々の過酷な生活を細々とながら支えてくれている地域、農民の娘であるツイ・チアンの村に八路軍の兵士が民謡の採集のためにやってきた。昔のしきたり通り暮らすチアン達には、グウ・チンが話す南の革命の様子は夢のように感じられたが、チアンにも「昔ながらのしきたり」という運命が迫ってくる。 |
感 想 | 「水汲みは近いの?」「はい5キロ位」。そういう環境で、新しい時代の波を口伝えで聞く少女の希望と現実の運命を描く展開はいかにも文学を映画化したという感じでした。〜字幕の個性的な字が読みずらかったのと、夜のシーンが真っ暗で何が行われているのか?上記の字幕頼りだったのが残念!いつかDVDで見直してみたいけれど... |
etc | 2004.6.19---ビデオ |
きれいな おかあさん(中国:1999年) | ★★★★ |
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スタッフ |
監督:スン・ジョウ 出演:コン・リー/ガオ・シン/シー・ジンミン/グアン・ユエ/ユエ・シウチン/リー・チャンルー |
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物 語 | リーインと聴覚障害の息子ジョン・ダーは2人暮らしの母子家庭。盲学校よりも普通の子達と一緒に学んでもらいたい、そんな親心から試験に受かるために母は子供を連れ言葉を教えながらできる仕事を探す〜新聞配達・家政婦....。息子を教育し、食べさせていくために奮闘するリーインだが、息子にも自らにも世間の風当たりは強く、挫けそうにもなるが2人に手を差し伸べてくれる人だっている.... |
感 想 | 最近、この手の映画に涙腺緩みっぱなしとはいえるが、この映画はかなり泣けると思います。主演のコン・リーですが凄く演技が上手いですね。「秋菊の物語」でも感じますが上手すぎて演じているのだと言う事に気がつかない程でこの作品でも数々の賞をとっているのにも納得できます。息子役のガオ・シンは役の設定と同じ境遇だそうでリアルな演じブリはコン・リーにも負けていません! |
etc | 2004.6.2---DVD |
恋する惑星 CHUNGKING EXPRESS(香港:1994年) | ★★★ |
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スタッフ |
監督:ウォン・カーウァイ 出演:トニー・レオン(警官633号)/クォン・チリョン(フェイ)/林青霞(金髪女)/金城武(刑事223号)/チャウ・カーリン/(スチュワーデス) |
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物 語 | 「その時彼女との距離0.5ミリ..57時間後、僕は彼女に恋をした」からはじまる彼女にふられた刑事233号が麻薬ディーラーの金髪の女と出会う........「その時、彼女との距離は0.1ミリ..6時間後彼女は別の男に恋をした」の台詞からもう一つの物語りがはじまる。警官633号は別れた彼女の事が忘れられずにいた。そんな633号に恋をした女は偶然元彼女の手紙を入手しその中に彼の部屋の鍵が入っているのを利用して彼の部屋に通ってしまう..。 |
感 想 | 微妙なファンタジック加減でバランスをとってある作品で。多少台詞などには「コッパズかしいぃ〜」感じも受けたりしましたが、不思議な感覚で観れました。金城武の日本以外の出演作は今回はじめて観たのですが、日本語を喋っている時の独特の「間」は感じられず、言語がかわると演技も変わるのだなと感心しました。トニー・レオンは出る作品全てインパクトが残ります。良い役者ですね。 |
etc | 2004.6.24--ビデオ |
ゴッド・ギャンブラー(賭神)(香港:1989年) | ★★★ |
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スタッフ |
監督:バリー・ウォン 出演:チョウ・ユンファ/アンディ・ラウ/ジョイ・ウォン/チャン・マン |
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物 語 | ゴッドギャンブラーと呼ばれる天才ギャンブラーのコウは東京での勝負で知り合ったヤクザ小宮山からシンガポールの賭博王シンを倒してくれと依頼される。ある時、カードで負かした相手から恨まれ命を狙われコウ達はとりあえず別行動をとり追っ手から逃れるのだが、安心したのか迂闊にもコウは崖から転がり落ち気を失ってしまう。そして目覚めた時コウは... |
感 想 | 89年の香港作品。映像・演出全てが香港映画のテイストが満載で次から次へと展開するストーリーで満腹状態!驚いたのはチョウ・ユンファってこういう俳優だったの?という印象を受けたこと、渋い役から、とぼけたキャラまで1人の役なのに幅広く演じられる人なんですね。リアルタイムで観ていたならばおそらく★4つイケる面白さはありました。コウは駐車場で胸を撃たれたのでは?という疑問は残った? |
etc | 2004.5.17---ビデオ |
さらばわが愛(香港・中国・台湾:1993年) | ★★★ |
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スタッフ |
監督:チェン・カイコー 出演:レスリー・チャン(程蝶衣 )/チャン・フォンイー(段小樓)/コン・リー(菊仙)/フェイ・カン(老師爺)/チー・イートン(青木三郎)/グォ・ヨウ(京劇評論家)/他 |
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物 語 |
1925年北京。娼婦の母親に捨てられるカタチで京劇の養成所に入った少年小豆子。養成所の訓練は厳しくある日小豆子は脱走するが、街でみた本物の京劇「覇王別姫」に憧れ罰を受けることを覚悟で養成所に戻るのであった。 そして数年経ち小豆子は女形として芸名を程蝶衣とし、小石頭は芸名段小とし京劇「覇王別姫」の売れっ子コンビとして脚光を浴びていた。女形として教育を受けた蝶衣は「覇王」でもある段小に兄弟分を越えた愛を抱いているが、段小は娼婦の菊仙と恋に落ち蝶衣に嫉妬心が芽生え関係にひびが入る。そして中国に訪れる抗日戦争〜共産党政権樹立〜文化大革命という時代の変化に京劇文化は揺さぶられ、3人の関係も時代の波にのまれていってしまう.... |
感 想 | この作品は少年期から青年期・恋愛期を経て中国激動の時代が主人公達の関係や立場を揺るがして行く作品です。レスリーチャンの女形としての演技は凄かったし、後半のコンリーの演技は流石でしたね。僕のツボとなったのは、「覇王」のメイクが困ったシーンには困った顔に見えるシーンがあって面白かった。あとは映画「活きる(1994年)」でもこの波乱の時代を活きていた主人公達コン・リーと、グォ・ヨウ(今回、京劇の評論家役)の境遇の違いになんか不思議とドキドキしました。(作品としてはこちらの「さらばわが愛」の方が先ですね。) |
etc | 2004.8.1---DVD |
至福のとき(中国:2002年) | ★★★ |
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スタッフ |
監督:チャン・イーモウ 出演:チャオ・ベンシャン/ドン・ジエ=盲目の少女役/フー・ピアオ/リー・シュエチェン/ニウ・ベン |
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物 語 | 独身中年男チャオは交際相手の女に嫌われまいと、彼女の前の恋人が置き去りにしていった盲目の少女ウー・インに仕事の世話をする。しかしチャオは工場の倒産により失業中で彼女に仕事を紹介するどころでは無かったので同じ失業仲間とある計画をたてた。 |
感 想 | チャン・イーモウ監督作品/本作もラストを楽しむためというより過程がスゴクいいのですね。ラストの展開は現実の厳しさ、生きる力強さを伝えたいからなのか?何作か鑑賞して気付いた事としてこの監督は普通の流れの中で笑わせる演出が上手いと思う、そう思えるから逆にラストシーンが突き放された感じを個人的には受けてしまう、それともそのギャップでこういう状況を訴えたいのかな? |
etc | 2004.4---DVD |
上海ルージュ(中国:1990年) | ★★★★ |
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スタッフ |
監督:チャン・イーモウ 出演:コン・リー/ワン・シャオシャオ/リー・パオティエン/リー・シュエチェン/スン・チュン |
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物 語 | 1930年の上海、闇社会を牛耳る首領の唐の元で働く叔父さんを頼って田舎からやって来た水生は首領の愛人金宝の召し使いとして働く事になった。金宝に田舎者扱いされ慣れない日が続くがある時、唐の対抗勢力 余一家から襲撃を受け、水生は目の前で裏社会の恐ろしさを目撃してしまう。 |
感 想 | チャン・イーモウ監督作品/コン・リーと張監督のコンビでのラスト作。コンリーは役にドップリはまっていて、今まで観て来たイメージをまた塗替えらました。島の向こうから来る人のエピソードと島の母と娘のエピソード、ラストの水生の未来?まだまだ何かありそうな登場人物達に妙な余韻が残ります。 |
etc | 2004.6.10--DVD |
秋菊の物語(中国・香港:1992年) | ★★★★ |
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スタッフ |
監督:チャン・イーモウ 出演:コン・リー/リュウ・ペイチー/ヤン・リュウチュン/レイ・コーション/カー・チーチュン |
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物 語 | 農村に住む妊婦の秋菊(チュウチュイ)は夫に怪我をさせた村長を訴えるため郡役場へ訴える、李巡査は和解案を提案し村長は罰金は払う意志はあるが謝罪はしないつもりで、人の上に立つ村長から謝罪の言葉がない事に納得できない秋菊は今度は県役場に訴え出るため行動をおこす....。 |
感 想 | チャン・イーモウ監督作品/監督らしい生活感や人の気持の強さ逞しさが描かれています。コンリーの女優を超えた役者魂を感じる演技は観る人がコン・リー主演作に期待しているものとは一致しないかも知れないがやっぱり凄い存在感なんだな。ブラックユーモアな展開も「監督らしさ」で溢れていてもはや快感です。 |
etc | 2004.5.29---ビデオ |
少林サッカー(香港:2001年) | ★★★★ |
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スタッフ |
監督:チャウ・シンチー 出演:チャウ・シンチー/リン・ゾーフォン/ウォン・ヤッフェイ/ティン・カイマン/モー・メイリン/チェン・グォクン/ン・マンタ |
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物 語 | 若いころサッカーの試合で八百長に荷担したために脚を折られ、落ちぶれたファンはサッカー界の首領ハンが真犯人である事を知る。ハンへの怒りを胸に街をさまよっていたある日。少林拳の使い手シンと出会うそれがサッカーの世界で再び脚光を浴びるきっかけだった。またシンは様々な境遇の奴等をまきこんでサッカーをやる事に! |
感 想 | 笑・感動!昔ながらのホンコン映画のテイスト満載です。このレビューを書く時にネットで調べていて知ったのですが。主演監督なんですね。ちょっと驚いた。 |
etc | 2003---DVD http://www.shorin-soccer.com/ |
ションヤンの酒家(みせ)(中国:2002年) | ★★★ |
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スタッフ |
監督:フォ・ジェンチイ 出演:タオ・ホン:陶紅(ションヤン)/タオ・ザール(卓)/パン・ユエミン/チャン・シーホン/他 |
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物 語 |
もしも、吉慶街へいったなら、ションヤンの酒家にぜひよって欲しいけんめいに生きてる女がいて名物の鴨の首が絶品だから...。 屋台をきりもりする女性ションヤンはバツイチ、子供無し。ヤク中の弟にうだつの上がらぬ兄夫婦、子供を見離し京劇女優と暮らしている実の父。事実上一家の大黒柱として必死に前向きに暮らしていた。屋台に来る客達は彼女の悩みや家庭環境など知るわけもなく、彼女目当てに今日も屋台に訪れるのだがションヤンは相手にしない...気になっている「羽振りのイイ男」にだってその距離はなかなか縮まらなかったのだが... |
感 想 | ションヤンのように美しく生活力に富んでいても、彼女の周りがカナリ足を引っ張っていては...そんな状況でも逃げ出さずに頑張っている彼女を応援したくなりますね。そして目の前に現れた「白馬に乗った王子様(爆)」によって全てが変わるシンデレラストーリー?なんて2人の距離が縮まるまでが長いので様々に想像を膨らませていながら観ていましたが、やはりそこはハリウッドではないアジアの映画でした。鴨の首ってどんな美味しさなのか食べてみたいな。 |
etc | 2004.9.18---DVD http://www.syonyan.com/ |
新Mr.Boo!アヒルの警備保障 (香港:1981年) | ★★★★ |
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スタッフ |
監督:マイケル・ホイ 出演:マイケル・ホイ(Mr.Boo)/リッキー・ホイ(チョンボ)/サムエル・ホイ(副隊長)/ハン・チョウ・シィー(彼女)/フォン・ツイファン(社長の息子)/他 |
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物 語 | 近代的なコンピュータシステムを備え万全な警備体制を誇る香港の警備会社が今回のステージ。そこの鬼隊長ことMr.Booはドジな部下達を厳しく教育していたが、その訓練方法と成果に部下からは今ひとつの評価だった。そんなところに社長の息子が社長が旅行中の間責任者として帰国。Mr.Booも隊長からヒラに降格されてしまう。 |
感 想 | 広川太一郎さん吹替版が最高....。Mr.Boo!といったら吹き替え版でしょう。しかもシリーズ中でもトップクラスの笑いのセンスを誇る本作です。マイケル・ホイの才能に気がつかれたならば他の作品も是非鑑賞してみてください。どの作品でも、ドジばかりで...でもめげずに前向きにナントカなってしまうMr.Boo!に励まされます。 |
etc | 2005.10.1---DVD 好奇心のゆくえ→ |
新Mr.Boo!鉄板焼き (香港:1984年) | ★★★ |
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スタッフ |
監督:マイケル・ホイ 出演:マイケル・ホイ(ジョニー)/サリー・イップ(シシー)/Frances Yip(サリー)/Lo Hoi Pang(義理の父)/Tsou Meil(Mrs.Wong)/他 |
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物 語 | 香港でも有名な鉄板焼の店のシェフであるジョニーは、中国本土から103歳の父と逃げてきて、経営者の婿養子として太った奥さんがいる。厳しい義理の父と、愛の無い?妻との暮らしを支えているのは、店に来る美人の女性達。妻の目を盗んでは浮気作戦を決行するドタバタコメディ。 |
感 想 | 広川太一郎さん吹替版が無い....。Mr.Boo!といったら吹き替え版でしょう?DVD版にDTSサウンドなんて付けて作りは立派ですがどうもテンポが...と思っていたら103歳のお父さんプルプルと登場で大爆笑〜!鉄板焼店シェフの技は隠し芸大会のように、笑い満載の各エピソードはコント有り!パロディ有り!結局結構楽しめた。広川氏の吹替版があれば120%増しにはなりそうなんだけれど....。 |
etc | 2005.9.29---DVD 好奇心のゆくえ→「Mr.Boo!」元祖はコチラ |
スパルタンX (香港:1984年) | ★★★ |
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スタッフ |
監督:サモ・ハン・キンポー 出演:ジャッキー・チェン(トーマス)/ユン・ピョウ(デヴィッド)/サモ・ハン・キンポー(モビー)/ローラ・フォルネル(シルビア)/ポール・チャン(デヴィッドの父)/他 |
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物 語 | スペインのバルセロナ。パン屋の二階に下宿するトーマスといとこのデイヴィッドは、ハンバーガーやコーヒーを売るキッチン・カーの経営者だ。今日も二人はキッチン・カーを馳って公園広場へと出かけた。陽気な笑い声が響くその広場には、二人のお得意さんたちが集まってくる。スケート・ボードも軽快に注文を取るトーマス。その日の午後、二人はデイヴィッドの父を見舞いに病院に出かける。ところが父親は、患者仲間のグロリアと愛し合っている。しかも、グロリアと一緒に現われた美しい娘シルビアを見て二度ビックリ。その夜....(goo映画より抜粋) |
感 想 | スペイン・バルセロナを舞台にジャッキー!ユン・ピョウ!サモ・ハン・キンポー!が暴れまくる!痛快アクション!.......といいたいがストーリーはスペインであろうが、香港であろうが同じなほど単純でマンネリ気味。そこがひたすら残念..。でも最後の本物の格闘家ベニー・ユキーデとのアクションは最高!本作のジャッキーアクションはアブラがのって最高の輝き!観ながら「う〜んカッコイイ!」と感動してしまった。※ヒロインのローラ・フォルネルは1980年度ミス・スペインだそうです。 |
etc | 2006.4.18---スカパーch.312 ムービープラス 好奇心のゆくえ→ |
星願〜あなたにもう一度〜 (星願:せいがん)(香港:1999年) | ★★★ |
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スタッフ |
監督:シングル・マ 出演:リッチー・レン(オニオン)/セシリア・チャン(オータム)/ウィリアム・ソー(ウー先生)/エリック・ツァン(ジャンボ)/他 |
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物 語 | オニオンは子供の時、目と口が不自由になり、両親も他界していたため病院側は彼に一室を与えていた。そんな彼の世話をしてくれている看護婦のオータムとは仲が良く、お互い好き合っているのに言い出せずにずっといる関係だった。...そして、二人を引き裂く出来事によって2人の気持ちは永遠にお互いの心の中に....。 旅立ちの地でオニオンは5日間だけ元の世界に戻るチャンスをもらう....。 |
感 想 | 香港映画、最近はそんなに観賞していませんが、ラブファンタジー作品というのは初めてのような気がします。こういう作品もあるのですね。上映時間93分はもう少し間をとるために長くしてもイイかな?と思うくらいにラストが特に急ぎ足な印象で、ちょっとウルっと来はじめたところで終わってしまいました...。夜景の綺麗なスタイリッシュな映像は好感が持てます。リメイク日本版「星に願いを。」もあるそうです。今度観てみよう! |
etc | 2005.2.13---ビデオ |
たまゆらの女(中国:2002年) | ★★★ |
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スタッフ |
監督:スン・チョウ 出演:コン・リー(チョウユウ&シュウ:2役)/レオン・カーファイ(チャン・チン)/スン・ホンレイ(チャン) |
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物 語 | 四川省重慶。詩人として成功したチェンチンはファンにサインをねだられる。その中にショートカットの都会的な女性シュウはいた......。///古都建水に住むチョウユウはあるダンスパーティで知り合った詩人チェンチンから一遍の詩を贈られ恋に落ち、彼が住む重慶に汽車で10時間かけ週2回逢いに行くようになったがいつしか彼女の想いがチェンチンには重荷になってゆく。///週2回の汽車の中でチョウユウに惚れた男チャンは彼女に何とかしてお近づきになりたいと声をかけまくり少しずつチョウユウの心もチャンを受け入れられるようになるが..... |
感 想 | コンリーが2役である事、これは覚えておかないと混乱のモトです。登場人物は3人+シュウだけなのですが編集の方法からか?ぼ〜っと観てしまったからか?内容が少し解りづらかった。多少予習が必要かもしれませんね...自然・街などの映像には見入ってしまいました。コンリーの役は彼女でないと演じきれないような気もしました。 |
etc | 2004.7.11---DVD http://www.herald-arthouse.com/tamayura/index2.html |
単騎、千里を走る。 (中国:2005年) | ★★★ |
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スタッフ |
監督:チャン・イーモウ
出演:高倉健(高田剛一)/リー・ジャーミン(リー・ジャーミン:舞踏家)/ジャン・ウェン(ジャン・ウェン)/チュー・リン(チュー・リン:日本語少しの通訳)/ヤン・ジェンボー(ヤンヤン)/寺島しのぶ(高田理恵:健一の妻)/中井貴一(声:高田健一)/他 |
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物 語 | 長年の確執を抱えたまま病に倒れてしまった息子が交わした約束を代わりに果たすため、高田は中国大陸奥地への旅を決意する。民俗学を研究する息子の健一は、舞踏家・李加民の仮面劇「単騎、千里を走る。」を撮影するために中国・雲南省を再訪する約束をしていたのだった。単身訪れた言葉の通じない異郷の地で途方に暮れる高田だったが、息子のためにという一途な思いが、通訳の青年チュー・リンをはじめ現地の人々を次第に動かして行く。(goo映画より抜粋) |
感 想 | 06年劇場鑑賞1作目にして大好きなチャン・イーモウ監督作品。「HERO」「LOVERS」と武侠ものが続き本作は以前の監督作品風に戻るのか?と思ったらまた違う作風に、今回は「高倉健さん映画」なので「女性」を捉えた映画ではなくなっているのです。....ここからまた、新たな領域に入って行くのですね。高倉健さんのナレーションや日本語での演技をそのまま使用できる設定で無理なく制作されているので「邦画」であるような錯覚も感じましたが、チャン・イーモウ監督の「らしさ復活!」の演出が随所にチリバメられ場内は笑いに満たされました。中国人の考え方に理解・感動出来たりと素直に観られれば「ハンカチ」は必須のヒューマンドラマ。 |
etc | 2006.1.28---劇場http://www.tanki-senri.com/ 好奇心のゆくえ→「君よ憤怒の河を渉れ」 |
小さな中国のお針子(フランス:2002年) | ★★★ |
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スタッフ |
監督:ダイ・シージエ 出演:チュン・コン/リィウ・イエ/ジョウ・シュン |
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物 語 | 1971年中国。文化大革命の混乱の中。17歳のマーと18歳のルオは反革命分子の子として再教育されるため山奥の農村に送られた。貧しい村では民主主義・自由の象徴である西洋の小説や音楽を禁止しており、2人は近代化文明に飢えていた。 〜文学好きの2人の青年と知り合ったお針子の娘。新しい人生に目覚める農村の少女と青年の物語〜 |
感 想 | フランス資本の中国映画でダイ・シージエ監督が原作と脚本も手掛けてます。中国映画の中では物語・映像とも観やすい作品だと思います。個人的にはもう一押し背中を押してくれるエピソードがあれば★4つ行きそうでした。「ハリウッド★ホンコン」のジョウ・シュンが出演していますのでファンになったら是非両方観て下さい! |
etc | 2004.5.5---DVD http://www.albatros-film.com/movie/ohariko/ |
菊豆 (チュイトウ)(中国・日本:1990年) | ★★★★ |
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スタッフ |
監督:チャン・イーモウ 出演:コン・リー/リー・パオティエン/リー・ウェヤ/チャン・イー/チェン・チェン |
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物 語 | 1920年の中国。菊豆は年老いた染物屋の主人に大金を積まれ嫁いで来た。主人は不能なのだが子供を欲しがり、苛立つ主人は毎夜菊豆に折檻をしていた。そこに主人の甥の天青が菊豆への同情と好意から支えとなり、ある日主人が留守の時に2人は結ばれてしまう...そして人生の幸せと苦しみは対となって展開してゆく。 |
感 想 | チャン・イーモウ監督作品です。この後製作される数々の監督作品の原点のような気がしました。色使い、幸せと重い展開の絶妙なバランスに流石だなと感心してしまいます。そして女優コン・リーの美しさと可愛らしさ!一番輝いている時なんでしょう見入ってしまいました。〜息子の天白は本当に天青の子?ど〜考えても......... |
etc | 2004.6.5---DVD |
ツインズ・エフェクト(香港:2003年) | ★★★ |
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スタッフ |
監督:ダンテ・ラム、共同監督:ドニー・イェン 出演:シャーリーン・チョイ(ヘレン:リーヴの妹)/ジリアン・チョン(ジプシー:見習いスレイヤー)/イーキン・チェン(リーヴ:スレイヤー)/エディソン・チャン(カザフ:プリンス)/ミッキー・ハート(デコテス公爵)/アンソニー・ウォン(プラダ:執事)/ジャッキー・チェン(救急隊員)/ジョシー・ホー(リーヴの嘗てのパートナー) |
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物 語 | 全世界を闇に変え、ヴァンパイア一族の頂点に君臨しようとするデコテス公爵はヴァンパイアの弱点を克服できる伝説の書の封印を解くため一族のプリンス・カザフの命を狙う。デコテス公爵を追って、英国から香港へやって来たヴァンパイアスレイヤーのリーヴと彼と組むことに憧れてやってきた見習いスレイヤー ジプシー、リーヴの妹ヘレン。世界の存亡を賭けた壮絶バトルが今始まる! |
感 想 | アクションとサウンドでまくし立てられるような展開がドッキドキで面白いのだけれど、中身はあまり無い映画です(笑)...主役の女の子2人は「香港のモーニング娘」と言われてしまっているそうで、まぁ そう思いながら観れば本格的な凄いアクションであることは間違いない!でも内容が無い映画です(笑)....それぞれのキャラクターは良い味だしていますが物語の中で消化しきれていないからかな?問題は脚本? |
etc | 2004.8.27---DVD http://www.twins-effect.com/index.html |
ドラゴンロード (香港:1982年) | ★★★ |
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スタッフ |
監督:ジャッキー・チェン 出演:ジャッキー・チェン(ドラゴン)/フォー・シング(ジム:ドラゴンの友達)/シドニー(シャーリー:美人娘)/ウォン・イン・シック(片目のキム:盗賊団首領)/チャーリー・チェン()/他 |
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物 語 | ドラゴンは名家の御曹子・スポーツ万能で悪戯好き。親友(悪友)のジムとつるんで勉強そっちのけで遊んでいた。ある日ドラゴンとジムがいつものように遊んでいると、怪しげな集団と出くわす!!( |
感 想 | ジャッキー・チェン映画。僕の少年期にジャッキー映画をTVで観るようになった頃。映画館でリアルタイムで観る事ができる作品はこの辺からだったと記憶しています。TV放送でも一度は観た記憶がありましたが、今回鑑賞してみて「こういう物語」だったのか〜と新鮮な印象でした。カンフーアクションもこの頃から身のまわりの道具(机、ハシゴ、ロープ等)を取り入れたりして、現在のジャッキーアクションが確立され始めていたのだな〜と思えて満足。サイドストーリーの「恋」のエピソードは最後何も触れずに終わるのがちょっとスカされますがまぁ、まぁ...。※評価はジャッキー映画としての採点です。 |
etc | 2006.6.17---スカパーch.725 AXN 好奇心のゆくえ→ |
2046(香港:2004年) | ★★★ |
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初恋のきた道(アメリカ・中国合作:2000年) | ★★★ |
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スタッフ |
監督:チャン・イーモウ 出演:チャン・ツィイー/スン・ホンレイ/チョン・ハオ/チャオ・ユエリン |
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物 語 | 父、急死の知らせを聞き数年ぶりに故郷へ帰って来たユーシェンは母が古いしきたり通りに村まで父の棺を担いで葬式を行いたいと強く望んでいることを知る。そんな母の気持の理由を息子のユーシェンが語る若き母/ディと父/チャンユーの恋物語。 |
感 想 | 若いころの母であるディを演じるチャン・ツィーの顔のアップが多かった。走り方が可愛かった。チャンユーとの別れのシーンはグットきた!瀬戸物修理人があらわれスゴイ荒技で修理する等、目をひくシーンはあった。個人的にはもうちょっと幸せになれたディの笑顔が観たかったな。HPを色々とみてまわると女性からの支持は圧倒的。 |
etc | 2004---DVD |
ハリウッド★ホンコン(香港:2001年) | ★★★★ |
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スタッフ |
監督:フルーツ・チャン 出演:ジョウ・シュン |
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物 語 | 香港都市部に残された最後の下町で男ばかりの三人家族チュウ一家が「朱豚肉店」という焼き豚屋を切り盛りする毎日に追われている。彼らの隣家に住んでいるのは、チンピラのウォン。彼はいわゆるヒモのような生活をしており、出会い系サイトのホームページを運営し、自分の同棲相手に客を取らせていた。そんな彼等の所に一人のかわいい女性があらわれ.... |
感 想 | タイトルやパッケージからは想像はつかない物語です。主演女優のジョウシュンはホントウに綺麗でウットリ、ショッキングなシーンもあるがずっと観ているとこういうシーンは「笑うトコ」なのかなと思ったりもしました。インファナルアフェアの香港風景とこのハリウッド★ホンコンでの風景とは同じホンコンでも印象がかなり違うのですね。 |
etc | 2004---DVD http://www.mediasuits.co.jp/hollywood/index.html |
英雄 〜HERO〜(香港・中国:2002年) | もう一度ちゃんと観よ.. |
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スタッフ |
監督:チャン・イーモウ 出演:ジェット・リー/トニー・レオン/マギー・チャン/チャン・ツィイー/ドニー・イェン/チェン・ダオミン |
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物 語 | 紀元前、乱世の中国で勢力を誇る秦国の大王は自らの命を狙う3人の刺客〜長空、残剣、飛雪を倒したと名乗りをあげた無名と言う男へ拝謁をゆるす。無名は拝謁にあらわれるが暗殺者達に警戒する大王は無名に100歩離れて拝謁を命じる、一人の刺客長空との死闘を語り終えると無名に30歩大王へ近付く事を許され、残りの残剣・飛雪の事を語り終えると大王まで10歩の所まで近付く事を許される..... |
感 想 | チャン・イーモウ監督作品なのだが毛色の違う作風になっています。自然の色彩が「綺麗だな」と思える所と人が創作した美が「凄いな」と思えるなど映像を綺麗に魅せる配慮が全編通してあります。ワイヤーアクションも美しく魅せるポイントになってるかな?ストーリーは最初複雑?と思ったけれど終わってみればスゴクわかりやすいモノでした。〜監督のほとんどの作品を観てからこの作品のことを思いだしてみました。「毛色が違う」というのは庶民の視線で描いていた監督が歴史アクションというジャンルに踏み出した作品と言うことであり、色彩以外にも随所に「らしさ」はあったなと思い直しました。そして重要だと思われる点は、単なるハリウッド系映画を目指した作品では無いことで僕ら日本人の思考ではどうしてもCG等を観るとハリウッド映画と比較がちですがそんなに「志」が低い作品では無いと言う所に気がつきました。いつか再チャレンジします。 |
etc | 2004---DVD http://www.hero-movie.jp/phase2/ |
芙蓉鎮(ふようちん)(中国:1987年) | ★★★★ |
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スタッフ |
監督:シェ・チン 出演:リュウ・シャオチン/チャン・ウェン/チョン・ツァイシー/シュイ・ソンツ/チャン・クアンペイ |
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物 語 | 1963年。湖南省にある小さな街、芙蓉鎮で人気を集め儲かっている米豆腐店の若夫婦がいた。しかし時代は資本主義を排除する方向へ向かっておりこの夫婦も例外なく取り締まりを受け「打倒」されてしまう。どん底まで落ち夫は処刑されて這い上がる事もできない時代を苦しみ抜きながら生きて1979年に文革が終わるまでが語られる。 |
感 想 | 中国のこの年代が題材の映画は色々とあるようですが、「活きる」力が感じられて引き込まれます。劇中に出てくる人達は権力に対する反応の仕方がそれぞれ違っていて面白く。正しかった事が次の日には悪業になってしまったりと理不尽な社会の様子が描かれています。庶民のグっと我慢して耐えて、この時代が通り過ぎるのをまっている感じがちょっと暗い?重い?とも思えますが終盤、街の人達が少しだけ主人公のユーインに対し同情的になって行く所で「人の心」はまだ皆に残っていたのかと嬉しくなりました。 |
etc | 2004---DVD |
古井戸(中国:1987年) | ★★★★ |
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スタッフ |
監督:ウー・ティエンミン 出演:チャンイーモウ/リャン・ユイジン/リュイ・リーピン/ニウ・シンリー |
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物 語 | 山西省太行山中の老井村は井戸を掘っても水がでない土地であった。長年井戸を掘り続けている一家の旺泉は地質学を街で学び村に帰って来た。村の風習・しきたりに縛られながらも新しい知識で長年の村の夢である井戸を掘り当てようと意志を固める.....。 |
感 想 | 井戸を掘る。恋をする。一家の責任を追う。結婚をする。学ぶ。水の権利の争い。食事をする〜そんな映画だ。生活全てを描き出し村の貧しさや、水への渇望がひしひしと伝わって来ます。人々の活力に引き込まれてしまう面白さに満足です。 |
etc | 2004.6.17---ビデオ |
PROMISE (中国・香港・韓国・日本:2005年) | ★★★ |
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スタッフ |
監督:チェン・カイコー 出演:真田広之(光明)/チャン・ドンゴン(昆崙)/セシリア・チャン(傾城)/ニコラス・ツェー(無歓)/チェン・ホン(満神)/他 |
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物 語 | 親もなく生きる術を持たない少女傾城は、真実の愛と引き替えに、この世のすべての男からの愛と、何不自由ない暮らしを約束されやがて王妃の座に就いた...。天から俊足を与えられ、それ以外の望みを知らず奴隷として主人に仕えていた男・昆崙は初めて心から欲するものに出会う...。伝説の甲冑「華鎧」をつける事を許されたただ一人の大将軍・光明は、何かに心が動いた時涙は流れ、その命を落とす定めであることを知り...。それぞれに与えられた約束は、決して変える事の出来ない運命のはずだった。しかし、3人の運命が絡み合った時、世界は違った展開を見せ始める。(公式HPより抜粋) |
感 想 | 中国・香港・韓国・日本との国境を越えて作り出した武侠作品。神と交わした約束(運命)にもがき苦しむ登場人物達を映し出してゆく。中国武侠モノのワイヤーアクションもなんだか、見慣れてしまい拒否反応も無くなり普通に観賞出来ていました。衣装が風にたなびく様や、冒頭のアクション(光明の鎖鉄球?)など独特の映像が際だっていてなかなか見応えはあった。セシリアチャンの魅力的度は上がる一作。 |
etc | 2007.1.21---スカパーch.315 スター・チャンネルhttp://wwws.warnerbros.co.jp/promisemovie/ 好奇心のゆくえ→ |
北京バイオリン(中国:2002年) | ★★★★ |
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スタッフ |
監督:チェン・カイコー 出演:タン・ユン/リウ・ペイチー/チェン・ホン/ワン・チーウェン |
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物 語 | 父親は息子を一流のヴァイオリニストにするため2人で北京へ行き、著名な先生の指導を受けるため新しい生活を始める。不器用なくらいに息子のために一所懸命な父は息子との微妙なすれ違いも感じつつ、息子のためにある決断をする、しかし息子は.... |
感 想 | 親子の純粋さに気がつくまでに、ちょっと時間がかかったけれど出てくるほとんどの人達が凄く良い人なので、気持ちが暖かくなりました。ラストの演奏シーンなどは感動で泣けました。大事なのはアメリカンドリームよりもペキンズハート!?って所でしょうか。 |
etc | 2004---DVD http://www.cqn.co.jp/violin/ 好奇心のゆくえ→「リトルダンサー」なんてどうですか?洋画/ヨーロッパ |
紅夢(Raise the Red Lantem 大紅燈篭高高掛)(香港・中国:1991年) | ★★★★★ |
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スタッフ |
監督:チャン・イーモウ 出演:コン・リー/ホー・ツァイフェイ/マー・チンウー/ツァオ・ツイフェン/チョウ・チー |
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物 語 | 1920年代中国。金持ちの家に嫁ぐ事になったスンリェン。嫁ぎ先は大姉、第2、第3夫人といてスンリェンは第4夫人として迎え入れられた。一夫多妻のこの家には昔からのしきたりがある1つ食事は全員で揃ってする。1つ夜、御主人と一緒に過ごす夫人を決めるため夕刻に大門の所に集合し提灯が置かれた婦人が過ごす.....このしきたりに夫人達の勢力争いが(監督らしく)描かれる。 |
感 想 | 「点灯」「消灯」「封灯」の提灯面白い!特に「消灯」の火の消しかたは一見凄そうなのに音を聞くとなんか効率悪そうで笑。「足打ち」う〜一度体験してみたい〜.....全編を通して御主人はわざと顔を映さないのですがその事によって婦人どうしの争いが引き立っているのに感心!監督作品の中でもダークサイドに位置する内容ですが満足の★5でしょ。張監督の作品に興味をもてたらハズせない作品です。DVD欲しくなりました。 |
etc | 2004.7.1---ビデオ |
墨攻(中国/日本/香港/韓国:2006年) | ★★★ |
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スタッフ |
監督:ジェイコブ・チャン 出演:アンディ・ラウ(革離)/アン・ソンギ(巷淹中)/ワン・チーウェン()/ファン・ビンビン()/チェ・シウォン()/他 |
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物 語 | 戦国時代。趙と燕の国境にある粱城は、趙によって攻撃されようとしていた。10万の趙軍に対し、梁城の全住民はわずか4000人。頼みの綱は墨家の救援部隊だったが、間に合いそうもなく、粱王は降伏を決断する。墨家の革離(かくり)がたった1人で駆けつけたのは、その直後だった。兵に関する全権を粱王から与えられ、早速城を守る準備に取りかかる革離。趙軍の指揮官・巷淹中は革離を好敵手と見なし、やがて激しい攻撃を開始する。 (goo映画より抜粋) |
感 想 | 観進めれば、判りやすい内容でしたが....字幕の人名が漢字表記で、耳に届く音声はなんて言っているんだか???そこが最後迄落ち着かない感じで困った。出演映画によって印象の違うアンディ・ラウは本作はナイスガイ!韓国の渋い役者アン・ソンギは声をきいただけで彼であると判ってしまう程に僕の中では超〜有名人。そして原作は日本発信!まさしく墨家の教え?の通り、アジアの平和の意味を持つ一作なのでしょうか? |
etc | 2008.9.8---スカパーch.312ムービープラス 好奇心のゆくえ→ |
香港国際警察 〜NEW POLICE STORY (香港:2004年) | ★★★★ |
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スタッフ |
監督:ベニー・チャン
出演:ジャッキー・チェン(チャン警部)/ニコラス・ツェー(シウホン巡査)/チャーリー・ヤン(ホーイー:チャンの恋人)/シャーリーン・チョイ(ササ:婦警)/デイブ・ウォン(サム刑事)/ダニエル・ウー(ジョー:銀行襲撃犯拳銃)/ココ・チャン(スー:銀行襲撃犯女)/アンディ・オン(ティンティン:銀行襲撃犯格闘技)/テレンス・イン(ファイアー:銀行襲撃犯)/Boy's(グリーン・ヘア&レッド・ヘアー:引ったくり犯)他 |
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物 語 | 酒におぼれ、街をさまようチャン警部、彼が路地裏で倒れ込んでいるところに若い男が近づき傍らに腰掛けた....。 1年前。アジア銀行を襲った犯行グループは大胆にも犯行後に警察に連絡をし、駆けつけた警官隊と銃撃戦を繰り広げる。犯人グループはゲーム感覚で犯行を企てており、誘い出されたチャンと彼の部下達は犯人のアジトに潜入するも次々と殺られてしまう。気がつけばチャン以外はみんな無惨にもワイヤーで吊り下げられていた....。 惨敗し部下を失った責任を感じ立ち直れずにこの1年停職し、酒におぼれていた彼の元に新しい相棒としてやって来た若い男シウホン。彼がチャンを奮い立たせ現場に復帰させてゆくが、このシウホンという男なにやら....。 |
感 想 | ジャッキーが香港映画に帰ってきた!流石のスーパーアクションはハリウッドでの限界を軽く超えていました。いつもの不屈のヒーローは今回「悲しみを背負った」ヒーロー像へと進歩して感情移入できる映画になっています。そしてカンフーアクションに至っては敵が若い!世代交代を感じながらも!まだまだ健在のジャッキーが堪能できます!でも若い香港スターの面々は洗練されたカッコ良さがありますね。女性には目の保養にもなるのでは? |
etc | 2005.8.28---DVD http://www.hongkong-police.com/ 好奇心のゆくえ→ |
マッスルモンク(香港:2003年) | ★★★ |
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スタッフ |
監督:ジョニー・トウ 出演:アンディ・ラウ(ビッグカイ)/セシリア・チャン(リー・フンイー)/他 |
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物 語 | 大事な人の死がきっかけで、他人の前世での<業>が見え、人の死因を予知する能力を持ってしまったビッグガイは、因果の非常さを悟って僧衣を脱いだ元武僧。現在はストリッパーとして享楽的な生活を送っている。だが、前世の業ゆえに過酷な運命が待ち受けていることを知らず、ひたむきに活きる女刑事フンイーと出逢ったことから、ビッグガイは彼女を因果の環から救うべく再び闘う。 |
感 想 |
筋肉ムキムキのアンディラウ!しかしその筋肉は着ぐるみ(特殊メイク)......汗タラっ。笑ってイイものやら(結構笑えたが...)、退いて観るモノなのやら?しばらく経つとアンディラウのムキムキも気にならなくなってくるから不思議なものです。香港では受賞もしているそうです(なんでもありか?)。生臭坊主ビッグガイが送るこの禅問答にあなたはどう答えをだしますか?僕は...... 05.4.30追記)主人公は「業」を断ち切るある一つの結論を出します。その結末を含めて「日本兵」が出てくる事の意味をもう一度考えると日本人が侵した「業」に対する感情にもあてはまるのでしょうか?最初はおかしなインパクトだけが残ったような映画でしたが、そこに裏テーマがある気もしてきます(日本人だから?)。アンディラウがこの映画出演に踏み切った理由だったのならば凄い男だ! |
etc | http://www.at-e.co.jp/musclemonk/index_content.html 2005.4.20---DVD |
Mr.Boo!〜ミスター・ブー (香港:1976年) | ★★★★ |
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スタッフ |
監督:マイケル・ホイ 出演:マイケル・ホイ(ウォン所長)/サムエル・ホイ(キット)/リッキー・ホイ(チョン:助手)/テレサ・チュウ(ジャッキー:秘書)/リチャード・ング(警部)/他 |
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物 語 | 香港で探偵事務所を開いているウォンは秘書のジャッキーと助手のチョンボと3人で今日もやっかいな依頼に取り組んでいた。そんなある日、一人の青年が探偵になりたいとやってくる。経済的に厳しいのでもう一人雇う余裕はないのだが青年・キットのカンフー腕前と器用さをかって助手にする事に。ある時は浮気調査、ある時は万引き防止と大活躍.....なのだが.....ウォンは何をやるにもドジで、タイミングが悪く結果は裏目にでたりそのまた裏になったり〜。 |
感 想 | 久しぶりに観ましたMr.Boo!ホイ3兄弟の個性が生み出す香港コメディの傑作シリーズ!今回DVDで発売されるにあたりDTS仕様になったりして気合いが入っているのですが、なんと言っても日本語版のマイケル・ホイの声・広川太一郎さんの声が最高です!僕は外国の映画は字幕で観る方なのですが、このMr.Boo!は絶対日本語版をお薦めします!ちなみに日本語版は2.0chステレオサウンドの昔のままのようです。もう29年も前の映画ですが、僕が子供の頃の記憶そのままに同じ所で声を上げて笑ってしまった。 |
etc | 2005.9.5---DVD 好奇心のゆくえ→ |
Mr.Boo! ギャンブル大将 (香港:1976年) | ★★★ |
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スタッフ |
監督:マイケル・ホイ 出演:マイケル・ホイ(Mr.Boo:ギャンブル大将)/サムエル・ホイ(ロン)/リッキー・ホイ(ビーチボーイ1)/リサ・ルイ(妹)/ベティ・ティンペイ(パイ:情婦)/他 |
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物 語 | ギャンブルの腕は確かだが、ツキに見放されているBooは監獄の中でも賭け事に夢中!ある時、カジノでコインを横領している従業員をゆすって逮捕されたロンという青年がBooのいる牢屋にやってきて2人は意気投合する。時は過ぎ自由の身になったBooが出所すると先に出所していたロンが迎えに来ていたのだ。ロンはBooを兄貴として慕い一儲けしようと話を持ちかける......。 |
感 想 | 今回も日本語版の広川太一郎さんの吹き替えが楽しみで観ましたが、吹き替え版はおそらくTV放送用に編集された所のみアフレコされたのでしょうね。今回DVDで観賞していたら、TV版でカットされたと思われるシーンは吹き替えがされておらず字幕が表示されたためちょっとヘンな映画になっていました。これでもかぁ〜と責めてくる程のギャグは少なめでしたが、Mr.Boo好きな方ならニンマリできます。 |
etc | 2005.9.12---DVD 好奇心のゆくえ→ |
Mr.Boo!インベーダー作戦 (香港:1978年) | ★★★ |
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スタッフ |
監督:マイケル・ホイ 出演:マイケル・ホイ(Mr.Boo)/サムエル・ホイ(ロン:手品師)/リッキー・ホイ(発明家)/パオ・ツイ・リン(リンリン)/ラッセル・コーソン(マジシャン師匠)/リュウ・チェン・チェン(女局長)/チェン・フー・シュン(カギ爪男)/他 |
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物 語 | 2つのライバルTV局マウステレビ・キャットテレビの視聴率争いが盛んな芸能の世界。マウスTVと8年契約をしたものの1年間に1度しか仕事を貰えず干されている状態だった売れないタレントのMr.Booは自分の契約書を盗み出し、キャットテレビと契約しようと局長室に忍び込むが.....。 |
感 想 | 今回も広川太一郎さん吹替版での観賞ですが、香港の喜劇が良い方向にまとまるとこうなる?そのくだらなさは何度観ても笑えます!てんこ盛りのギャグは相変わらずですが、今回のお話はちょっと設定に厚みがない感じで、女局長の設定などが中途半端な印象もありました。 |
etc | 2005.9.20---DVD 好奇心のゆくえ→ |
無問題 (香港:1999年) | ★★★ |
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スタッフ |
監督:アルフレッド・チョン 出演:岡村隆史(川口大次郎)/佐藤康恵(玲子)/ジェシカ・ソン(流青)/吉田親彦(健治)/サモ・ハン・キンポー/他 |
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物 語 | 恋人の玲子が香港に突然行ってしまった。落ち込む役者の卵・大次郎だが決意し玲子を追って香港へ!友人にスタントマンの仕事を紹介してもらい、生活をはじめた大次郎は玲子をストーカーさながらによりを戻したいと迫るが玲子の心は頑なに新しい生活を望んでいるようだった。そんなある日、大次郎の部屋に侵入者が...。(雑誌・公式HPを参考に) |
感 想 | この映画しばらくは、演技下手...展開強引...で感情移入できないのですが、「通訳を通してのコミュニケーション」がほんの少し主人公達の「心」に膨らみをもたせてくれた。そこが気に入れば、意外とイイ映画かも?そこがダメならやっぱり駄作のまま終わるかも...スカパーのチャンネルNECOから録画観賞しましたが、僕は「無問題2」も録画しようと思う。 |
etc | 2007.4.14---スカパーch.261 チャンネルNECO 好奇心のゆくえ→ |
無問題2 (香港:2001年) | ★★★ |
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スタッフ |
監督:チン・カーロウ 出演:岡村隆史(木村健介)/酒井若菜(太田由美子)/ユン・ピョウ(ラムガオ:兄)/キャンディ・ロー(ラムトイ:妹)/菅田俊(太田一夫)/サム・リー(ドニエル刑事)/エリック・ツァン/他 |
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物 語 | 大の香港映画好きで中華料理屋で働く見習いコックのケンこと木村健介は、出前の帰りに寄ったパチンコ屋で香港旅行を引き当てる。早速香港に飛んだケンだったが、到着早々殺し屋に間違われ、暗殺を依頼されてしまう羽目に。しかも、こともあろうか標的である社長令嬢の由美子に出会った瞬間、一目ぼれの恋に落ちてしまった。いつまで経ってもケンが由美子を殺さないことに苛立った一味は、新たな刺客を送り込み、たちまちその場は大騒動に。(goo映画を参考に) |
感 想 | 1作目を先日観賞後の本作観賞ですが、設定・内容とも「1」とは別物で、アクションも配役もより香港映画らしい展開に、1と比較しても香港俳優陣の活躍が目立つようになっているからなのか?不思議な緊張が前作よりもあり「アクションコメディ作品」として純粋に楽しめました。 |
etc | 2007.4.21---スカパーch.261 チャンネルNECO 好奇心のゆくえ→ |
欲望の翼(香港:1990年) | ★★★ |
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スタッフ |
監督:ウォン・カーウァイ 出演:レスリー・チャン(ヨディ)/カリーナ・ラウ(ミミ)/アンディ・ラウ(警官)/マギーチェン(スー・リーチェン)/ジャッキー・チョン(ヨディの友) |
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物 語 | サッカー競技場の売り子スーは突然現れたヨディに1分間の時間を奪われ恋に落ちる。クラブダンサーのミミはヨディに誘われ男と女の駆け引きに屈服し一夜を共にし恋に落ちる。ヨディにふられたスーは巡回中の警官と距離が近付き?ヨディの親友はミミを見て一目惚れしてしまう。この男と女の関係とヨディの母親を探す物語が展開する。 |
感 想 | ウォン・カーウァイ監督2作品目鑑賞。監督の映像は徹底的に創り込んだ世界で役者達が動き回る...のとは違う、世界の空気感?のような中で人が流されたり、必死であったり、夢見たり、ハズカシ・カッコイイ台詞で酔わせるのですね。見ていてカッコイイとは思えるのだけれど、ツケ放し感情移入させてくれない演出にはなれが必要?クールです。驚きなのはラストカットに今までとは何の脈絡もなく?トニーレオンが出てくる謎?調べたらこれは欲望の翼Part2への布石だそうですが、Part2は現在製作されておらず巷では伝説となっているそうです。 |
etc | 2004.7.3---DVD |
LOVERS 謀(中国:2004年) | ★★★ |
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スタッフ |
監督:チャンイーモウ 出演:金城 武(スイフォン、ジン)/チャン・ツィイー(シャオメイ)/アンディ・ラウ(リウ) |
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物 語 | 西暦859年。唐の大中13年。凡庸な皇帝と、政治の腐敗とで各地に反対勢力が台頭。その最大勢力「飛刀門」は貧者救済で支持を集めた。国を討とうとする飛刀門が送り込んだ盲目の踊り子シャオメイに対し官吏リウは追っ手を放ち、それと同時にジンはシャオメイに「スイフォン」として近づき窮地を救って信用させ飛刀門の頭首の所へ案内させる「謀」を実行に移した。 |
感 想 | 劇場で観る始めてのチャンイーモウ監督作品となりました。武侠作品と言うことでイワユル、監督作品とは趣が違うということは前作「HERO」からも察しがついていました。が本作の至る所で監督らしい演出による「笑い」の要素や、嘘っぽいのだけれどホントウカモ?なんて思わせてくれる文化・技の数々に「満足しながら」観ていました。「竹林」の闘いまではホントウに満足でした。そこからラストまでは表現するならば「もったり感」があってスカッとできなかった印象です。今まで紅3部作・幸せ3部作などがあるチャンイーモウ監督なだけにあと1作くらいは武侠モノやるのかな?以降の作品も勿論期待します!あっワイヤーは少なめであまり「退かない」と思いますよ。 |
etc | 2004.8.28---劇場 http://221.254.243.163/~warnerbros.jp/lovers/ |
龍城恋歌(りゅうじょうれんか)(中国:1996年) | ★★★ |
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スタッフ |
監督:ヤン・フォンリャン 出演:ウー・チェンリェン/ユウ・ヨン |
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物 語 | チャン家の結婚披露宴は暗殺者の出現により血の海に変わった。たった独り生き残った花嫁は復讐を誓い9年後。首謀者を突き止め奴への復讐を遂げるためリーという暗殺者に仕事を依頼する、しかしリーに仕事の依頼を断られたためチャンは自らの手で復讐すると街へ向かう..その無茶な姿が気になったのかリーは街へ行ったら自分の家に行くように告げる....。 |
感 想 | チャンイーモウ製作総指揮作品、これはいわゆる「スピルバーグ監修」と同じ意味でしょうか?良くも悪くも癖が無い作品。人物のバストUPの多いカメラワークは立体感や奥行きが感じられなかったです。物語りは自然な流れで観やすくラストへの展開が中国的で、綺麗にまとめたなぁ〜という感じです。過剰な期待をしなければ良い作品なのではないでしょうか?...僕は期待しすぎていました(..総指揮という言葉に..) |
etc | 2004.6.15---DVD |