WJ感想
229話「メシを食おう」 |
230話「サウスバードを追え」 またしてもサンジ、意外な秘密発覚! 虫が苦手だって! つーか私の感覚からは、平然と大蜘蛛で遊んでるウソップの感覚の方が信じられんわ(笑)。だけど、大自然の中を駆け回って育った男の子なら、あんなもんなのかな。ルフィもそうみたいだけど、アトラスだのヘラクレスだのミヤマクワガタだの、一目で分かって大はしゃぎってあたり。 そういえば。前々から個人的に思ってたのが「ゾロとサンジのライバル関係って、何となく『サクラ大戦』のカンナとすみれの関係を連想させる」ってことなんですが(ああいうライバル同士の友情って、女よりむしろ男に芽生える方が自然な気がしてた)、すみれは蜘蛛が大の苦手です(笑)。まさか、サンジの「蜘蛛嫌い」設定はこのあたりにルーツが? 彼は外見についても「サクラ大戦のマリア・タチバナが原型じゃないか」って感じがするしね。 という訳で、私の勘ぐりを証明するには、「蛇を見て絶叫し、次の瞬間、魔獣モード全開でぶった斬るゾロ」という場面が出てくればいい訳ですが(笑)。(カンナは蛇が大嫌いだったからね)・・・いや、多分それはないと思うけど(^^; 無造作にムカデを斬ってるあたり、あの手の長物は平気らしいし。 ところで、ゾロはサンジの虫嫌いを知っているのかな? 悲鳴を聞いても「放っとけ」なんて言ってるあたり、どうも知ってるっぽいんだが。どういう状況で知ったのか、ってネタのSSが、ゾロサンサイト中に溢れ返りそうだ(笑)。 でもホント、おいしい設定です。ノースブルー出身という話が出た時、「幼くしてイーストブルーへ売られてきたサンジ、ゾロに明かす涙の体験談」なんてSSネタを妄想したんですが(こら)、これに「変態趣味の客に、大蜘蛛を肌に這わされていたぶられる」というシーンを加えようかどうしようか(ぉぃぉぃ)。 いやその、思いついてしまったんだけど書きたくないのよ(笑)。私自身が大の蜘蛛嫌いだから。微に入り細をうがってそんなもん描写するなんて真っ平(^^; 今週のロビン姉様。「国が滅びようが人が死のうがどうでもいい」と言っていた彼女の口から、ムカデに対しての「可哀想じゃない」との言葉が。心が解けてきたと見るべきか、軽度の多重人格と見るべきか。(この後、鳥の声に反応してる表情がやけに幼くて、28歳とは思えないほど) それとも元々、人間じゃない生物には優しかったのか?(人間に失望しているタイプには時々ある) この言葉に、ゾロが「おれに指図するな」と返答しているのは、「暗殺者でもあったお前がそれを言うか?」という意味合いもありそうです。麦わら一味のうち、最も深い業を真っ正面から見据えて背負う男、ゾロ。彼がロビンにどう影響していくのか、密かに楽しみでもありますね。 真面目ネタでは、「サウスバード」の設定がちょっぴり謎。グランドラインは、そもそも「磁気が異常だから普通の羅針盤が役立たない」はずなのに、サウスバードは「磁気を感じ取って正確に南を示す」というのは何故? 有り得るとすれば、「サウスバードは機械とは違って、様々な磁力線の波動を見分けることができ、グランドラインの異常な磁気の中でも“南からの磁力”を感じ取ってそれを示せる」ということになりますか。ログポースなら、「強い磁力にログを奪われる」という現象が起こりえるけど、サウスバードは大丈夫、と。 ・・・しかし。前から疑問だったんだけど、グランドラインじゃ「天測による方角の特定」は出来ないのか? ああいう環境でこそ有効だろうに。(これはもしかしたら、一種の禁句かもしれないけど(笑)) あと、ノーランドの航海日誌にあった「黄金の鐘」の話がちょっとツボ(笑)。こういう語り口の冒険物語、小さい頃に見たような気がして懐かしいッス。黄金は、金属の中では柔らかいから、鐘は深みのあるまろやかな音がしたと思われ・・・聴きてー!(笑) 空島にあるんなら、鳴ってるシーンを見たいです。とっととベラミーぶっ飛ばして出発してくれないもんか。 |