WJ感想
231話「ハイエナのベラミー」 |
233話「世界最高権力」 今回は「来た来た来た〜っ!!」という気分にさせて頂きました。いよいよ世界が動き出す! 世界政府の長「五老星」かぁ。初代鬼徹らしき刀を持った爺さんもいたりして、一体何者だ? とワクワクしてます。 七部海のドンキホーテ・ドフラミンゴが、「ゾロに似てない?」という意見をあちこちで見るんで、まさか血縁だったりしたらどうしよう・・・などと勘繰り中。かつて襲った街の娘に産ませた子がゾロで・・・なんて、尾田先生の作風でそれはないと思うけど(苦笑)。というか、年齢的には父親というより兄? それも嫌だが(爆)。 それと、もう一人の「バーソロミュー・くま」の名前、思わず突っ込み入れちゃったよ。「バーソロミューって英語読みだろ! ポルトガル語発音の“バルトロメオ”の方がカッコイイじゃないか!」・・・って、そこかい(笑)。この名の元ネタは、大航海時代の冒険家バルトロメオ・ディアスでしょう。「ディアス」の方は、WS版RPG「虹の島伝説」の主人公に使われてたけど。 ゾロの「同情しか残らねぇ喧嘩は辛ぇだけだ」というセリフ、ベラミー一味へのものであると同時に、森での巨大昆虫とのバトルも暗示してそう。「ベラミー=Vermin=害虫」という等式が成り立っているならね。で、ゾロはこの暗示を前提に、ベラミー一味への象徴的な復讐を済ませているため(真っ先にかかってきたムカデを一撃で倒し、ビビりまくってるオケラ集団に凄んで追っ払うという構図、ルフィのベラミー一味戦と重なります)、もう彼の中では決着がついてる、と。 でもまぁ、これもある意味、物理的に強いから言えるセリフでもあるでしょうね・・・余裕があればこその。 でもってナミは「物理的に弱い」から、どんなに哀れな事情を持つ相手だろうと、「圧倒的な物理的パワーで危害を加えてくる奴」なら、反撃して叩き潰しても罪悪感は薄い。俗に「女性に多いタイプ」といいますが、性別には関係なく、そういう立場の人間はそうなりがちとか。(一例・・・パレスチナ人が自爆テロを行うに当たって、殺されるイスラエル人への罪悪感はほとんど無いとか。つい最近、テロに失敗して捕らえられた青年へのインタビューで見ました) この点では互いに相容れないゾロとナミの、中間に立っているのがサンジ。良い方に行けば「強さを持ちつつ、弱い者の心も分かっている存在」になれますが、悪い方へいくと「本当はそこそこ強いのに、変なコンプレックスゆえに自分は弱いと思いこみ、結果的に必要以上のダメージを相手に与えてしまう」ということに。(そういえば、同人での鬼畜攻サンジで見かけるなぁ、そういう『小動物としての残忍性』を持つ彼) だからこそある意味、サンジがベラミー一味をどう思ったのか、少々興味があったんだけど・・・連中、もう出てきそうにないし、もはや作中では回想すらされないでしょうね。仕方ない、私ら同人屋が二次創作で頑張るか(^^; |
第234話「ご記憶くださいます様に」 ・・・なんて言っても、新キャラがバカスカ出てきて覚え切れんわ(^^; おつるさんがいい味出してます、ドクトリーヌをちょっと思い出しました(笑)。 しかし海軍本部に、和風の名前が多いのは、ゾロの故郷が近くにあるから・・・? なんか、だんだん可能性高くなってきたような。(サンジの出身地話で、「四つの海間を移動することは何とか可能」と証明されたことだし。後は、カームベルト越えの手段が登場すれば・・・) そして、今週一番の大ヒット。センゴク元帥を見た瞬間、連れてたヤギの可愛さにノックダウンされました!(笑) あのつぶらな瞳、おちゃめな行動! あー書類食うなー、と思いつつも頬が緩んでしまいます。表紙連載のガープ中将も小鳥を飼って(?)いたけど、海軍首脳に多いんでしょうか、ペット好きは。・・・激務だもんねぇ、無邪気な動物の姿でなごみたくもなるわ。 でもって、ミホーク様まで登場して下さるし。一番来そうになかったのか・・・とすると、ミホークとゾロの決闘って、あんまりニュースにならなかったのかな? バラティエでのやり取りが知れ渡っているなら、「来るはずがない」とまでは言われないはずだけど。 それとも、ミホークは案外こういう時には、「暇潰しだ」とばかりに自分から出向いてしまうタイプで、わざわざ海軍には顔を出さないと判断されてたのか。(クリーク一味も、わざわざイーストブルーまで潰しに行ってたし)・・・なら、今回は特別か。ゾロに「最強の座にて待つ」と宣言した以上、軽々しく顔は出せないもんね(笑)。 白ひげとシャンクスのあたりも、かなり波乱含みの予感・・・苦労するねベックマン。なんかロマンスグレーになっちゃってるしさ(笑)。あの船長のお守りはさぞ大変でしょう。読者の私共としましては、ゾロやサンジの額が後退していかないことを祈るばかりです(爆)。 そして、ついにヴェールを脱いだ黒ひげ海賊団! ・・・って、全員すでに登場しとるやん! そう来たか、と脱帽です。モックタウンの景色とも相まって、さながら西部劇の一シーン。 そう感じたのは、直前に一味のラフィットについて「ウエストブルーの元保安官」と言われていたからでもあり、ムードの出し方が上手いなー尾田っち。で、こいつらがゾロと戦うとしたら、「侍 vs ガンマン」の構図が見られるのか・・・ふふふ・・・(いくつかの娯楽映画を思い出しつつほくそ笑み中) |