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2004年9月8日(水) ■9月12日(日) 後楽園ホール カードは以下の通り
▼(1) JWP vs M's style タッグマッチ 20分1本勝負
日向あずみ&木村響子 VS 吉田万里子&MICKEY☆ゆか
▼(2) ジャガー横田の眼力伝承〜JAGUAR'S EYE at JWP 30分1本勝負
ジャガー横田 VS 渡辺えりか
▼(3) 6人タッグマッチ 30分1本勝負
ポイズン澤田JULIE, 米山蛇織&蛇イアント VS 金村キンタロー,ECO&HERO!
▼(4) セレブ伝承〜マネーのETSU 後楽園スペシャル 30分1本勝負
コマンドボリショイ&GAMI VS 三田英津子&宮崎有妃
※ボリショイ・チームが勝利した場合、11・3キネマにておこなわれるボリショイ15周年記念「世界仮面武道会」に三田の個人資産100万円が投資される。
▼(5) JWP vs M's style シングルマッチ 30分1本勝負
倉垣翼 VS 大向美智子
▼(6) JWP vs M's style シングルマッチ 30分1本勝負
春山香代子 VS AKINO
▼(7) 日向あずみデビュー10周年記念試合
JWP純血6人タッグマッチ。組み合わせは当日発表。
2004年9月14日(火) 2004.9.12 後楽園ホール
▼JWP選手・スタッフ一同が何よりも気にしていた観客数が1261人を数え、選手達の気持ちも高ぶりを抑えきれない。第一試合はM's Styleとの対抗戦第一ラウンド、日向あずみと組んだ木村響子はコスチュームと髪型も一新、吉田万里子&Micky☆ゆか組に気迫で激突、最後はキムラ・ロックでMickyを仕留めた。
▼思わぬアクシデント... 渡辺えりかと対戦したジャガー横田が試合序盤、コーナー最上段から転落でまさかの負傷退場、対戦のチャンスが不意に消えた渡辺は全身に悔しさをみなぎらせていた。
▼8月のキネマ倶楽部で拉致された米山香織、いや蛇織は底知れぬ暗黒に落ちていた。道場に姿こそ現すものの先輩にタメ口をききトイレ掃除をサボり厳しい都内のゴミ分別も無視、と悪逆非道。他のことは許すがゴミ分別の件は許さん、と立ち上がったECOは、蛇光を知るDDTの正義の味方HERO!と、もう一人は今やインディー界もハミ出す超大物、金村キンタローを連れてきた。対する蛇織はポイズン澤田JULIE、蛇イアントを引き連れ、洗脳された観客がならすマラカスの不気味な音色に乗って登場。試合はエクストリームも交えた乱戦となり、蛇イアントがマスクを剥がれ素顔を晒される場面も!そんな中、ECOは蛇織の不知火に沈み3カウントを許してしまう。勝利に酔いリング上で「空気がおいしい」とくつろぐ蛇光教団。そこへECOが「東京の空気がおいしいわけないだろ!」と吠え、手にしたドリンクを口にする。「それ美味しそう」とねだる蛇織に妙にあっさりドリンクを渡したECOだが、マスクの下でほくそ笑んでいた。ドリンクを飲んだ蛇織は強烈な整復反応に一瞬苦しがるみ、やがて正気を取り戻し「米山香織です」 ECOドリンクが米山を救った!
▼セレブ伝承〜マネーのETSU 後楽園スペシャル、三田英津子の個人資産100万円を投資してもらえるとあって燃えるコマンド・ボリショイ。しかし両者のパートナー宮崎有妃とGAMIが新宿二丁目の空気に蝕まれ妖しい雰囲気の試合となり、後半には宮崎がGAMIの唇を強奪(@_@; そんな中コマンドは丸め込みで三田から3カウント! まさかの敗北を喫した三田だが潔く負けを認め、自ら投資する11月3日東京キネマ倶楽部大会への来場を呼びかけていた。
▼M's Styleとの対抗戦第二ラウンドは倉垣翼vs大向美智子の一戦。久々のJの後楽園で倉垣は南側客席を広く使っての場外戦を挑み大物相手に惜敗続きの戦績を挽回しようとするが、一瞬のシャイニングウィザードに沈んだ。
▼第三ラウンドを迎えた対抗戦。因縁が勃発した春先から対抗意識を燃やしてきただけに、春山香代子もAKINOも気合い十分の一戦。春山はラッシングパワーで押すが、敏捷さと力強さを兼ね備えたAKINOも一歩も譲らない。大技攻勢がなかなか奏功せず逆にAKINOの鋭い蹴り技にピンチも迎えた春山だが、JWPファンの近来にない熱い声援に支えられ、最後はキーンハンマーメインで会心の勝利!
▼1994年、この後楽園ホールでデビューを果たした日向あずみの10周年を飾るJWP純血6人タッグマッチは日向あずみ、倉垣翼、渡辺えりか組対コマント・ボリショイ、春山香代子、米山香織の一戦と決まった。米山はヘビ柄のコスチュームを捨てお馴染みのコスチュームで登場。日向は自ら先発して相手を買って出たコマンドとの鋭いグラウンドのムーブからこれぞJWPという試合を繰り広げる。かつてこうした6人/8人タッグで興行を締めくくっていたJWPの歴史を感じさせる一戦である。最後は日向が渾身のみちのくドライバーIIで米山を押さえた。試合後日向は、後輩達も成長してきたから、と返上して空位となっていたJWP無差別級王座の復活を宣言。「次はベルトを巻いて戻ってきます」と宣言した。試合後のBGMは当然、本当に久しぶりに後楽園で聴く「Heart Beat」であった。
2004年9月28日(火) 2004.9.26 新木場1stRING
▼初進出となる会場1stRINGの会場で、21世紀のJWPマットにトップとして君臨してきた日向あずみがタッグマッチとはいえ不覚を取る波乱が起きた。この日かつての同期宮崎有妃とタッグを組んだ日向は春山香代子&三田英津子組と対戦。終盤に三田のデスバレーボムを受けた日向は、続けざまに春山のキーンハンマーを受けて3カウントを聞いた。自ら戴冠しての無差別級王座復活を宣言した日向だが、若い世代の追い上げに脅かされる現実を見せつけられた。
▼シングルマッチでGAMIと対戦し惜敗した米山香織が試合後のマイクで「タッグ王座に挑戦して来い!」と挑発。GAMIは激怒するもタッグ王座奪回を宣言。10月11日のバトルスフィア東京は注目だ。