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2006年9月6日(水) 2006.9.3 東京キネマ倶楽部

▼かつて板橋でアキュート冴(引退)と組んだミホカヨとのタッグ戦で、脇澤美穂(全女・引退)と大声合戦を闘い双方のパートナーを困らせたことがある春山香代子が今回はECOと組んで、タニー・マウス&さくらえみ組と対戦、試合後の口論に割って入った我闘姑娘の希月あおいとさくらのタッグに対して、阿部幸江と組んで「一番やかましい元気のいいタッグチーム決定戦」を闘うこととなった。耳栓をお忘れなく。
▼後楽園の無差別級選手権の前哨戦として豊田真奈美&阿部幸江が日向あずみ&米山香織が対戦。激戦を展開したが、最後はコーナーに上った日向が豊田のジャパニーズオーシャンクインビーボムに捉えられよもやの敗戦。「そんなんじゃ獲れねえよ!」(観客に)「応援してやれ」と日向にとって屈辱的な言葉を浴びせかけて去った豊田に対して「絶対にベルトは私が取り替えす、最後にベルトを巻いているのはこの私」と吠えた日向。果たして9月18日にはどちらの言葉通りになっているのか?
▼輝優優&植松寿絵のJWPタッグ王者コンビがコマンドボリショイ&KAZUKI相手に初防衛戦。今回も大声援を背に闘った挑戦者組だが、最後は輝のローリングエルボーにKAZUKIが沈み王座奪取ならず。試合後勝利のコメントのため植松が握ったマイクをKAZUKIが奪い取り「もう一度お願いします」とアピールするが、植松は「何度も何度も同じ組み合わせで...」と一蹴され、パートナーのボリショイは「このチームは限界や。三度チャンスを与えられて結果を残せなかった」と消極的。そこへなぜか現れたGAMIが「私はKAZUKIを買っている」とKAZUKIと組んでのタッグ王座挑戦をアピール。当のKAZUKIはあくまでボリショイとの挑戦に拘るが、ボリショイは逆に「GAMIと自分なら結果を出せるかも」とGAMIと組みたい意思を示す。客席から「3Wayで」と声も上がり、結局この三者で後楽園で3Wayマッチを闘い勝者がパートナーを選んで挑戦できる、ということに決定した。
▼その後リングに全タッグ王者の米山香織&闘獣牙Leonが登場して後楽園での挑戦をアピール。植松が「何度も何度も同じ組み合わせでいけると思ってんのか。輝も駄目だと言ってる」とマイクを輝に向ける。輝はいつも通り無言、と思ったら突然マイクを掴み「いいよ、お前らのことは認めているから三本勝負で完全決着をつけよう」と応ずる。意外な展開に目を白黒させた植松も「三本勝負なら違うものが見せられるだろう」と納得して、後楽園でのタッグ選手権試合が決定した。

2006年9月19日(火) 2006.9.18 後楽園ホール

▼JWP無差別級王者豊田真奈美に日向あずみが挑んだ一戦。豊田がJOサイクロンスープレックス、クインビーボム、日向がみちのくドライバーII、ビクトリースタードロップとウイニングショットを放つも決しない大一番にふさわしい一戦だが、フィニッシュはコーナー上の争いを制した日向が温存していたダイビング延髄ニーアタックを決めて3カウント奪い勝利。新王者日向は高らかにマイクで「私の腰にベルトが帰ってきました」とアピールした。
▼異例の60分3本勝負で行われたJWPタッグ選手権。挑戦者組米山香織&闘獣牙Leonはザ・グレート・カブキととともに入場し華やかに魅せた。一方王者植松寿絵&輝優優も入場では、カブキが毒霧を吐いたように植松も水しぶきを上げた。1本目は強烈な回転スピアを見せたLeonが奪い、勢いに乗って2本目も攻勢を進めるが、植松は巧みにソラリーナで丸め込んでイーブン。3本目は激闘となったが、輝が鋭いローリングエルボーを決めて3カウント奪取、王者組が2回目の防衛に成功した。
▼勝者がJWPタッグ挑戦のパートナーを決定できる3Way戦を制したのはコマンドボリショイだった。ボリショイは執拗に自分を選んでほしいとすがるKAZUKIを「限界や」と拒否してGAMIを指名、GAMIも快諾、ボリショイは「元王者として返り咲きを果たそう」と宣言。対してKAZUKIは「二人して過去の栄光にすがるなら私にも考えが」とリング下の阿部幸江を呼び「WANTED!?」再結成を宣言、阿部も不承不承応じてパワーアップした「THE WANTED」の結成が決まった。


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Akiary v.0.51