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2008年3月7日(金) 2008.3.2 板橋グリーンホール
▼阿部幸江&KAZUKIのザ☆WANTED!?と植松寿絵との果てしなき抗争は、新章に突入することになった。闘牛・空とのコンビでWANTEDと対戦した植松だが、空のコミカルな動きに翻弄されて右往左往。しかも、最後は同士討ちの後、空が阿部にウラカン・ラナを決められてフォール負けを喫した。勝ったKAZUKIは意気揚々に、「オマエら色物と一緒にされたくない」と言い放つと、続けて4・29後楽園でまたもやタッグチームフェスティバルを開催すると宣言。植松の参戦を促し、それまではお互いにモチベーションを高めるために対戦しないことを提案。ここで、なぜか空が「次までにモチベーション高めて待ってろ」と頼まれもしないのにタッグチームフェスティバル参戦に名乗りを挙げてリングを降りた。
▼JWP認定無差別級王座次期挑戦者決定リーグ戦Bブロックは、1勝0敗のコマンド ボリショイが、2敗で後がなくなった桜花由美と対戦。桜花がリーチを活かした蹴りで距離を取れば、ボリショイも何とか接近して関節技を狙う展開に。桜花がブレーンバスター、ブラディーEX、ネックハンギングボムと攻め込んだものの、最後はボリショイが雪崩式の裏投げから掌底で仕留めて無傷の2連勝。3敗の桜花は脱落することになった。また、1勝1敗同士の対戦となった倉垣翼VS中島安里紗は、倉垣が強烈なラリアットで先制。これを何とか返した中島は必死に丸め込みなどでフォールを狙うも、実力で勝る倉垣がラリアットで中島を沈めてリーグ戦の成績を2勝1敗とした。
▼同リーグ戦Aブロックは、輝優優に敗れてまだ勝ち星がない春山香代子と、1勝2敗と苦しい状況にある蹴射斗が激突。蹴射斗が春山を容赦なく蹴りつけると、春山もラリアットや足を狙った関節技で対抗。最後はシャイニング・ウィザード、雪崩式ファルコンアローと畳み掛けた蹴射斗を、春山が得意のキーンハンマー一発で逆転勝ち。2勝0敗の輝と加藤園子を追う春山は、これで1勝1敗として踏みとどまり、蹴射斗は1勝3敗でリーグ戦を終えた。
2008年3月20日(木) 2008.03.16 東京キネマ倶楽部
▼プロリスリングWAVEからJWP認定無差別級王座次期挑戦者決定リーグ戦 Bブロックに参戦した桜花由美だが、ここまで3戦を消化したものの未勝利。し かし、最終戦となる米山香織との試合で、身長差20センチとリーチの長さを活かして健闘。米山のロールスルージャーマン、ローリングソバットを凌ぎ、最後は 勝負出た米山にカウンターで強烈なビッグブーツを見舞って3カウントを奪取。 桜花がリーグ戦初勝利を実力者である米山からマークした。試合後、吉本女子プロレスJd'時代の先輩でるKAZUKIから、「アストレスを認めてなかったけど、桜花は団体のエースとして結果も残せたし、これからはプロレスラーとして 認めて、一緒に女子プロレス界を盛り上げていこう」と言われて握手。さらに、 ザ☆WANTED!?が4・29後楽園で開催する「タッグチームフェスティバル」 への参戦を促されると、桜花も快諾。「最強のタッグパートナー連れてきます」と約束した。
▼同じくリーグ戦Bブロックは、JWPの先輩から勝ち星を挙げることを目標に 掲げてこのリーグ戦に臨んだ中島安里紗が、大先輩のコマンド ボリショイと対戦 。先制攻撃からペースを握った中島は、場外へのプランチャを決めると、そのまま投げっ放しジャーマンでボリショイを場外マットに叩きつけた。だが、試合巧 者のボリショイは、中島の勢いを止めるべく次から次へと関節技を決めていき、徐々に主導権を掌握。中島のスタミナを奪ったボリショイが、雪崩式裏投げから センセイ固めIIで試合を決めた。これにより、Bブロックはボリショイが3戦3勝の6点でトップを独走。そのボリショイとの直接対決を残す倉垣翼だけに決定 戦進出の可能性が残され、すでにリーグ戦を終えた米山、中島、桜花は脱落が 確定した。
▼同リーグAブロックは、無敗で突っ走っていた輝優優が、まだ勝利のなかった闘獣牙Leonに奇襲され、スピアー、キャプチュードバスターを決められてペ ースを乱すと、立て続けに宇宙人プランチャを浴び、リングに戻ってジャックナ イフ式エビ固めでガッチリ抑えられて初黒星を喫した。続くメインでは、1勝1 敗の春山香代子と2勝0敗の加藤園子が激突。加藤が重い蹴りを春山に何発も浴びせると、春山も負けじと蹴り返す。エキサイトした両者は、場外戦も繰り広げ 、一進一退の攻防が続いた。終盤、加藤が執拗に春山の顔面を蹴り上げて優勢に 立つが、得意のクーロンズゲートまで繋ぐことができず、持ち前の粘りを発揮し た春山が渾身のキーンハンマーでフォール勝ち。この結果、Aブロックは春山、輝、加藤が2勝1敗で並ぶ大混戦となった。