トピックス

バックナンバー

2008年4月9日(水) 2008.4.4 板橋グリーンホール

▼2・10新宿FACEで開幕したJWP認定無差別級王座次期挑戦者決定リーグ戦。いよいよA・B両ブロックの最高得点者が決定することになったが、Aブロックで加藤園子と最終戦を行う予定だった輝優優が、頚椎負傷のため欠場。当初、加藤の不戦勝となることが発表されたが、試合開始前にリングに立った加藤が、輝と戦わ ずして勝ち点を得るのは本意でないとし、不戦勝を辞退。勝ち点4のまま、春山香代子VS闘獣牙Leonの勝負を見届け、Leonが勝った場合、勝ち点4で並ぶ春山、Leonと巴戦で最高得点者を決定したい旨を報告した。また、加藤自身は目の負傷のために欠場することになった阿部幸江の代わりに、第2試合の6人タッグマ ッチに出場することを併せて発表した。
▼輝の欠場、加藤の勝ち点返上により、勝てばAブロックの最高得点者となる春山は、Leonの巧みな切り替えし技、そして雪崩式のスピアーやLeonストーンに苦しみながらも、キーンハンマーで文句なしのピンフォール勝ち。3勝1敗でAブロックを制した。
▼一方、コマンド ボリショイと倉垣翼の2人に絞られたBブロックは、公式戦と代表者決定戦の2連勝が絶対条件となっていた倉垣が、試合開始早々からエンジン全開。圧倒的なパワーで試合を支配しようとするが、ボリショイもスキをついては関節技で対抗。それでも、丸め込み合戦となったところで、倉垣が巨体を預けたジャックナイフ式エビ 固めで抑えて3カウントを奪取。勝ち点を6として、ボリショイに並んだ。すぐに行われた代表者決定戦でも、短期決戦に出た倉垣が、メタルウィングを決めたものの、ラリアットと掌底の打ち合いになると、スピードで勝るボリショイがこれを制し、得意のライムライトで丸めて快勝。Bブロックの代表となり、4・13東京キネマ 倶楽部で春山と対戦することが決まった。
▼この日、休憩時間にインフォメーションコーナーで、ザ☆WANTED!?の阿部とKAZUKIが、4・29後楽園ホールで開催する「タッグチームフェスティバル」に、ジャガー横田&風香が参戦することを発表。さらに、風香は4・13東京キネマ倶楽部にも出場することが明かされた。


2008年4月17日(木) 2008.4.13 東京キネマ倶楽部

▼JWP認定無差別級王座次期挑戦者決定リーグ戦は、Aブロック代表の春山香 代子とBブロック代表のコマンド ボリショイが激突。序盤はボリショイが関節技を主体に主導権を奪うが、春山もラリアットやギロチンドロップなどで反撃。さらに、これまで一撃で仕留めてきたキーンハンマーを繰り出した春山だったが、これはボリショイが必死にクリア。すると、今度はボリショイは丸め込みで3カウントを狙ったが、春山もこれを返す。最後は春山のラリアットとボリショイの掌底が相打ちとなった後、春山が渾身のキーンハンマーを決めて熱戦に終止符を打った。試合後、4・19後楽園ホールでの挑戦者に決まった春山に対し、王者の日向あずみは「今までの防衛記録の中で、最短時間で決めたいと思います」と発言。一方の春山は、「その言葉をそのまま返す」と無差別級王座初戴冠を宣言した。
▼ザ☆WANTED!?の阿部幸江が、全試合開始前に欠場の挨拶をし、目の状が思わしくないため手術をし、年内の復帰を目指すことを報告。その阿部のパートナーであるKAZUKIは、第3試合でJd'時代の同期である藪下めぐみと組 み、日向あずみ&風香と対戦。しかし、試合はJWP初参戦となる風香のアシストもあり、日向がKAZUKIをみちのくドライバーIIで撃沈。試合後、KAZUKIは4・29後楽園ホールで開催するタッグチームフェスティバルのパートナ ーに藪下を指名。さらに、出場が決まっているジャガー横田&風香も味方につけようとするが、風香は「もっと強い人と組みたい」と拒否。引き揚げる風香に向け、阿部は「大してかわいくもないくせに」と悪態をつき、遺恨を残す形となった。


2008年4月24日(木) 2008.4.19 海峡メッセ下関

▼タッグマッチ 60分1本勝負 日向あずみ&●闘獣牙Leon vs アジャコング&春山香代子○
4・29後楽園ホールで日向あずみの保持するJWP認定無差別級王座に挑戦す る春山香代子が、アジャ・コングと組んで日向&闘獣牙Leonと対戦。序盤は アジャが存在感を示して会場を沸かしたものの、春山と日向の直接対決で一気に 試合の熱は高まった。お互いにエルボーを打ち合い、日向はみちのくドライバーII、春山はキーンハンマーの体勢に入ったものの、これはどちらも不発。最後は 春山がLeonが強烈なラリアットからダイビング・ギロチンドロップ、そしてキーンハンマーと繋いで前哨戦を制すとともに、ご当地大会を勝利で飾った。試 合後、春山は「今度、下関に来るときは、自分が無差別のベルトを巻いて戻って きます」とアピール。日向は鋭い目つきで春山に詰め寄り、視殺戦を交わした。

▼タッグマッチ 45分1本勝負 ○ボリショイキッド&ジャガー横田 vs 米山香織●&デビル雅美
4・29後楽園ホールにも出場するジャガー横田とデビル雅美が参戦。それぞれ 米山香織、ボリショイ キッドと組んで女帝対決が実現した。入場時から会場の注 目を一身に集めたジャガーは、卍固めやコーナーポストでのカカト落としと得意技を披露。一方のデビルもロメロ・スペシャルでジャガーを吊り上げた。試合は デビルのラリアット誤爆を受けた米山をボリショイがライムライトで丸め込んで 3カウントを奪った。




[先月] [目次] [来月] [最新版] [HOME]

Akiary v.0.51