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2008年5月10日(土) 2008.4.29 後楽園ホール

▼春山香代子が日向あずみを破り、悲願のJWP認定無差別級王座初戴冠を果たした。試合開始早々、日向はジャンピングしてのヒザ蹴りを見舞ってそのままみ
ちのくドライバーIIの必勝パターンに持ち込もうとするが、これは防いだ春山に対し続けざまに原爆固め。出鼻を挫かれた春山は、エプロンから場外へのセントーン、さらにトペを敢行。場外でもイス攻撃からばら撒いたイスの上に日向をボディスラムで叩きつけ、そのままダイビング・ギロチンドロップを落として、こ
の試合に懸ける並々ならぬ決意を示した。リングに戻っても、春山はオレンジ☆トマホーク、ダイビング・ギロチンドロップと攻め立てるが、ここから日向が王者の底力を発揮。公約の短期決着は果たせなかったが、15分過ぎにみちのくドライバーIIで仕掛けると、春山も変形キーンハンマーでお返し。エルボーの打ち合いは互角だったが、日向はジャンピングしてのヒザ蹴りを一閃。そしてみちのくドライバーII、スパイダージャーマンと繋ぎ、ダイビング延髄ニードロップで勝負をかけたが、これを交わした春山が日向の痛めている左ヒザにラリアット、そしてダイビング・ギロチンドロップを見舞い、さらに立っている日向にギロチンを連発。日向もハイキックとエルボーを返したが、カウンターのキーンハンマー、ラリアット、トドメのキーンハンマーと畳み掛けた春山が文句なしの3カウントを奪取。日向は6度目の防衛に失敗。春山が第13代王者となった。
▼年内で引退することを発表しているデビル雅美が、古巣のJWPに参戦。そのデビルが先発して、まずは倉垣翼と激突。体格ではデビルが勝るが、パワーでは倉垣も負けておらず、2度のラリアットはどちらも相打ち。それならばと、倉垣は輝優優と植松寿絵の2人をアルゼンチン式バックブリーカーで担ぎ上げ、闘獣牙Leonもデビルをアルゼンチンで抱え上げた。連係に勝るJWP軍団が攻勢に出るが、海千山千のデビル軍団は輝のエルボーマッシュを足掛りに、倉垣を捕らえるとデビルのラリアット、植松のドラゴンスープレックスで反撃。しかし、これを返した倉垣がメタル・ウィングから強烈なラリアットを植松に決めて勝利を収めた。試合後、デビルは「試合は負けたけど、この2人と組めたこと、この3人と当たれたことの方が大きいです」と笑顔を見せた
▼タッグチームフェスティバルは、前回と同様にKAZUKIが全く空気の読めない豊田真奈美に敗れて屈辱の連敗。しかし、目の手術のために長期欠場となっている阿部幸江がセコンドに就き、久々に元気な姿をファンに見せた。また、この日からリングネームを新関真由香がピンキー真由香に改名。コスチュームとリングシューズも新しくしたピンキーが、同期の紫雷美央を逆さ押さえ込みの連続からエビ固めに丸め込んで初勝利を上げた。

2008年5月10日(土) 2008.5.6 板橋グリーンホール

▼JWP認定無差別級王者となった春山香代子が、コマンド ボリショイと組んで倉垣翼&闘獣牙Leonと対戦。全試合開始前に日向あずみが欠場の挨拶をし、これで阿部幸江、大木アスカの3人が欠場という非常事態の中、春山は倉垣とパワーで互角に渡り合い、ボリショイとのコンビネーションでLeonも圧倒。しかし、ライバルの春山が王者となったことに刺激を受けている倉垣、一刻も早く王座奪取を狙うLeonもラリアットとスピアーの合体技で春山に反撃。それでも、ボリショイの好アシストもあり、最後は春山がLeonをキーンハンマーで沈めて王者としての初陣を白星で飾った。試合後、JWP認定タッグ王座を倉垣と保持する春山は、米山香織&Leon、輝優優&植松寿絵の名前を挙げて挑戦を促した。また、倉垣、米山、Leonに対しは、無差別級王座の挑戦についても受けて立つ構えを見せた。
▼阿部の欠場でザ☆WANTED!?のコンビが組めないKAZUKIは、輝とのシングルマッチでK−クラッシャーの打ち合いなど、一歩も退かない試合をしたものの、巧さでは一日の長がある輝がヨーロピアンクラッチで固めてフォール勝ち。輝のパートナーである植松からタッグでの対戦ができないと指摘されたKAZUKIは、シングル戦線に乗り込むことを宣言。挑発に乗った植松が5・18東京キネマ倶楽部でKAZUKIと対戦することを承諾したため、特別ルールで一騎打ちを行うことが決まった。



2008年5月21日(水) 2008.5.18 東京キネマ倶楽部

▼JWP認定無差別級王座と同タッグ王座の2冠を保持する春山香代子が、倉垣翼と組んで米山香織&輝優優とメインで対戦。連係に勝るタッグ王者チームは終盤、米山に的を絞ると倉垣のムーンサルトプレス、春山のダイビングギロチンドロップと怒涛の攻撃。米山も2人まとめての不知火を放つと、春山に多種多様な 丸め込みを決めて3カウントを狙ったが、これを返した春山がスライディングし てのラリアットからキーンハンマーで貫録勝ち。試合後、無差別級王座奪取から 2大会を終えても挑戦者が現れないことに業を煮やした春山は、リーグ戦で唯一、敗れている輝を挑戦者に指名。しかし、輝は「もう少し時間をください」と態 度を保留した。
▼4・29後楽園でもタッグを組んだ中島安里紗と華名が、この日はコマンド ボリショイ&GAMIと激突。試合はベテランチームが好連係を見せながら優位に進めたが、中島と華名も若手らしくイキのいいファイトで突進。それでも、最後はボリショイが619、タイガースープレックスホールド、センセイ固めIIと繋いで華名からタップを奪った。敗れはしたものの、華名とのコンビに感触を掴んだ 中島は、JWP認定タッグ王座を狙っていくと宣言。華名も同意したことで、JWPのタッグ戦線にフレッシュなチームが誕生した。




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