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2008年6月12日(木) 2008.6.8 アゼリア大正

▼JWPにとっては8年半ぶりとなった大阪大会。メインではJWP認定無差別 級王者の春山香代子から挑戦者に指名されている輝優優が、コマンド ボリショイ&蹴射斗と組んで、春山&倉垣翼&闘獣牙Leonと対戦。先発を買って出た春山は「輝、出て来い」と挑発したが、輝はこれを無視。だが、すぐに両者がリングで激突し、お互いに顔面を蹴り合うなど、意地と意地がぶつかり合った。そして、大阪出身の蹴射斗も故郷に錦を飾るべく強烈なキックを連打。それでも、試合中盤は倉垣が持ち前のパワーでボリショイ組を圧倒。ボリショイと輝をまとめ てアルゼンチン式バックブリーカーで担ぐと、場内からどよめきがあがった。再び春山と輝が相まみえると試合はヒートアップ。輝はエルボースマッシュ、春山 もラリアットで対抗したが、ここは痛み分け。春山に代わってリングに入った倉垣が、輝をラリアットとメタル.ウィングで追い込んだが、ボリショイが掌底で アシストし、輝がローリング・エルボースマッシュを叩き込んで倉垣から3カウントを奪取。試合後、春山は再度、輝に挑戦を求めたが、輝は「次に対戦するとき、オマエをボコボコにしてから結論を出す」と話し、13日の板橋大会後に正式な回答を出すことを明かした。
▼JWP認定ジュニア&POP王者のティラノサウルス奥田に挑戦した中島安里 紗は、試合開始早々、投げっ放しジャーマン、プランチャと畳み掛けたが、奥田 もジャンピングニーアタックと高角度のジャーマンスープレクスホールドで反撃。だが、奥田を雪崩式サイドスープレックスで投げ飛ばした中島が、最後はキューティースペシャルを決めて奥田をキャンパスに沈めた。中島は第15代JWPジュニア、第5代POP王者となり、2冠王座を奪還。再びジュニアのトップに君 臨することになった。



2008年6月20日(金) 2008.6.13 板橋グリーンホール

▼JWP認定無差別級王者の春山香代子から挑戦者に指名されている輝優優が、コマンド ボリショイと組んで春山&蹴射斗と対戦。前回の大阪大会では、「ボコボコにしてから結論を出す」と語っていた輝は、春山を関節技で絞めつけると強烈なエルボースマッシュを一閃。さらにボリショイの掌底からエルボースマッシュにいくが、これは蹴射斗がカット。それならばとトドメのローリングエルボースマッシュを放った輝が、春山を仕留めて3カウントを奪取。王者を下した輝は、「そんなにベルトが獲られたいなら受けてやるよ。そして日向、私がチャンピオンになってオマエの帰りを待つ」とアピール。春山は「輝の気持ちが変わらないうちに、6月22日のキネマ、無差別のベルトを懸けてやってやるよ」と宣言した。

▼JWP認定タッグ王座を狙う中島安里紗&華名が、元同タッグ王者の米山香織&闘獣牙Leonと激突。攻め込まれる場面が多かったものの、元王者を相手に驚異的な粘りを見せて30分時間切れ引き分けと大善戦した。すると、「引き分けは負けと同じ」とした米山&Leonは、6・22キネマでの再戦を要求し、勝って王座再戴冠を狙っていくことを明言。これを中島&華名も受け入れたことから、王者の春山&倉垣は、6・22キネマでの勝者チームの挑戦を受けることを約束した。また、シングルプレイヤーとしての成長を目指しているKAZUKIは、Jd'時代の同期である藪下めぐみと一騎打ちを行ったが、予想外の丸め込みに惜敗。試合後、藪下から関節技の特訓を勧められたため、元柔道日本代表でもある藪下に指導を仰ぐことになった。

2008年6月27日(金) 2008.6.22 東京キネマ倶楽部

▼JWP認定無差別級王者の春山香代子が、輝優優を相手に初防衛戦に臨んだ。序盤、春山は輝の得意とするエルボースマッシュを意識して右腕を狙って関節技を仕掛けたが、徐々に真っ向勝負へと移行。ところが、輝のニーキックを受けた春山が鼻から出血すると、このチャンスに輝は怒涛の攻撃を見舞い、ヨーロピアンクラッチで3カウントを迫るも、これは春山がクリア。ここぞとばかりに放った輝のエルボースマッシュをラリアットで交わした春山が、渾身のキーンハンマーでフォールを奪い、大激戦を制して初防衛に成功。試合後、春山は「この試合がJWP無差別級王者の試合だ!」と絶叫した。
▼米山香織&闘獣牙LeonVS中島安里紗&華名で争われたJWP認定タッグ王座次期挑戦者決定戦。前回の6・13板橋で30分時間切れ引き分けとなった反省を踏まえ、米山&Leonは短期決戦に出るも、これは中島&華名が場外乱闘に持ち込んで回避。そして、勢いに任せて攻めた中島&華名だったが、やはり個人としてもタッグチームとしても一枚上手の米山&Leonがペースを握ると、最後は米山がローリングソバットから不知火と畳み掛けて中島から3カウントを奪い、春山&倉垣翼が持つタッグ王座への挑戦権をゲットした。
▼シングルプレイヤーとしての実績を積みたいKAZUKIが、藪下めぐみとの柔道特訓の成果を活かし、タッグマッチながらコマンド ボリショイからフォール勝ちを収めた。試合後、KAZUKIは恩人でもある藪下に7・27北千住で開催されるシングルのワンデートーナメントへの出場を求めたが、藪下は所要を理由に辞退。その代わりに、元Jd'の後輩でもあり、年内で引退することが決まっている武藤裕代を推薦すると、KAZUKIも了承した。


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