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2008年10月4日(土) 2008.9.23 後楽園ホール
▼JWP認定無差別級王者の春山香代子が、暴走ハートを掲げる堀田祐美子の挑戦を退けて3度目の防衛に成功した。試合は、序盤から場外戦となるなど大荒れ。堀田はチェーンを使って春山を引きずり回すと、リングに戻ってからはチェーンで春山を絞首刑。何とか反撃を試みる春山は、2度目の場外戦ではイスで堀田を乱れ打ちにした。終盤、堀田の掌底がレフェリーに誤爆すると、さらには春山のラリアットも誤爆。緊急処置としてレフェリーが代わった後、春山がキーンハンマーからラリアットを叩き込んで完璧なフォール勝ちで堀田撃退を果たした。
しかし、「これで終わったわけじゃない。これが始まりだ」と言った堀田は、この日、復帰した日向あずみをリングに呼び込むと握手。日向は春山に対し「オマエと肩を並べるつもりはない。無差別のベルトは必ず獲り戻す」と言い渡した。
▼日向が5カ月ぶりに復帰を果たした。輝優優と組んでNEOの田村欣子&元気美佐恵と対戦した日向。まずは元気から復帰の洗礼とばかりに逆水平チョップの連打を浴びたが、田村に対して吊り天井固めを敢行。また、場外へトペコンヒーロ、大一番に繰り出すスパイダージャーマンなど復調ぶりをアピールしたが、最後は田村のエルボーを食らって撃沈。復帰戦での白星発進はならなかった。
▼中島安里紗&ピンキー真由香&桜花由美VS松本浩代&水波綾&紫雷イオ戦で、ピンキーをダイビング・ギロチンドロップで下した水波が、中島の持つJWP認定ジュニア&POP王座への挑戦を表明。10・12新宿FACEでのタイトル戦が決定した。
2008年10月17日(金) 2008.10.12 新宿FACE
▼輝優優&植松寿絵が、JWP認定タッグ&デイリースポーツ認定女子タッグ王者の春山香代子&倉垣翼を破り、2冠王座を奪取した。最強タッグチームの春山&倉垣と、最高タッグチームの輝&植松が激突したこのタイトルマッチ。春山と倉垣がパワーで圧倒すれば、輝と植松は絶妙な連係技で対抗。まず、倉垣が輝にメタル・ウィングを決めて勝負に出るが、これを植松がカットすると、倉垣のラリアットと輝のエルボースマッシュの打ち合いとなり、これを制した輝がデビル雅美直伝のファイアーバレーを繰り出して3カウントを奪取。輝&植松はこれでJWP認定タッグ王座は3度目となる第29代王者となり、デイリースポーツ認定女子タッグ王座の第2代王者となった。
▼JWP認定ジュニア&POP王者の中島安里紗が、水波綾を下して両王座の初防衛に成功した。水波の執拗な左腕攻撃に苦しんだ中島だったが、原爆固めから一気呵成に攻め込むと、最後はダイビング・フットスタンプで仕留めて快勝。次期挑戦者として松本浩代を見据える中島が、その目標に向けて大きな一歩を踏み出した。