キッド/The Kid

仙台松竹

本当は午前中から活動しようなどと思っていたのですが,結局午後.しかも夕方. とりあえず,見たい作品を潰しておこうと,まずは「キッド」を見る事に.試写 会に当たっていたのですが,当日都合が悪くて行けなかったのです.

できれば本屋に寄りたかったのですが,家を出たのが16:30.17:00からにはぎり ぎりだったので,とりあえず本屋は明日行くことにします.なぜなら,この後も う一本見るつもりだから.次までのインターバルは10分しかありません.

向かいに丸善と金港堂があるにもかかわらず劇場へ.さすがは日曜,それなり に混んでます.でも,一人で見に行ってるので空いてる席に気軽に座れます. 首尾よく中央付近に座ります.

「キッド」は,子ども時代の自分が現れて,忘れかけていた子どもの頃の夢や希望 を思い出させてくれるという話です.「マーキュリー・ライジング」,「シックス・セ ンス」と子どもとの共演が続くブルース・ウィリス.今回も子どもとのやりとり です.

ブルース・ウィリスの職業はイメージ・コンサルタント.現在の成功に至るまで にはいろいろあったけれど,思い出したくない嫌な過去は捨てて一念発起,もう 実家には30年も帰っていません.仕事は順調,しかし,いまだに一人身,家でも ひとりぼっち.そんな時,いきなり8歳の自分が現れます.初めは幻覚かと思い ますが,他の人にも見えるようです.彼は何故現れたのか?彼を元の時代に戻す ことは可能なのか?

ディズニーの製作なので,夢のある素敵なお話に仕上っています.音楽がいかに もディズニーっぽいというか,あらゆる点でディズニーテイスト溢れる作品です.

ちなみに,ブルース・ウィリスの次回作は来春正月第2段の「Unbreakable」だそ うです.予告やってました.

オータム・イン・ニューヨーク/Autumn in New York

東宝2

さて,松竹から10分で東宝に移動しなければならないので,とっとと松竹を後に します.でもちゃんとエンディングまで見てますよ.無事5分前には着きました. 日曜の最終回というのにかなり混んでいます.さすが,明日も休みだと違います. 結局ほぼ満員の入りです.

かなり久々の東宝2です.以前より音が良くなったような気がします.セリフな んかの音域がクリアになったような.しかし,その代わりに映像の方がちょっと 気になる.多分作品はビスタなんでしょう.ところがスクリーンは中途半端にビ スタとシネスコの間くらい.そして,映像がその枠からはみ出しているのがはっ きりと分かります.左右はともかく,上下が結構切れてる.流石に字幕が切れる 程ではありませんが,はみ出してるのが分かるだけに余計気になる.なんていう かユーロビアンビスタの作品を無理矢理アメリカンビスタで見ているような感じ.

こちらの製作はMGM.かなり久しぶりに「ライオンがガオゥ」を見ました. これを見ると「トムとジェリー」を思い出すんですよね.

主演はリチャード・ギア,女優さんの方は名前をわすれましたが,ショートカッ トのよく似合う綺麗な可愛い娘です.リチャード・ギアはあの年でも相変わらずかっこ いいですなぁ.

で,リチャード・ギアの役どころは人気レストランの経営者.自他共 にみとめるプレイボーイで過去の女性関係はいろいろと.ある日,店に来ていた 客の中に気になる女性を見付けます.実はその娘は昔つき合っていた女性の娘で あることが判明.しかし,引かれあう二人は48歳と22歳という歳の差もなんのそ の,真剣におつき合いが始まります.ところが,その娘は病気に侵されていてあ と一年の命.果して,この二人の行く末は如何に?

ちょっと切ないラブ・ストーリーです.

喜劇王/喜劇之王/King of Comedy

フォーラム3

見れる時に見ておこうと,引続き21:30の「喜劇王」です.ふむ,一日フルに頑 張れば5本は堅いですね.でも3本でも結構疲れます.

15分前に着いたら2番.劇場は今日もフォーラム3です.

俳優志望のワンは実は福祉公民館の受付係.しかし,しつこく撮影現場に足を運 んではエキストラのチョイ役を手にいれます.ところがはりきりすぎていつも失 敗ばかり.果して彼は一流の役者になることができるのか?

なんか前半の展開は「喜劇王」というより「悲劇王」の方がふさわしい感じ. しかし,ラブストーリーを折りまぜながら話は意外な展開をみせます.

結局これってジャンルはラブコメ?あまりコメディさは強調してないような気が しなくもないけど.ま,あまりこだわらなくていいでしょう.

香港映画ではお決まりになりつつあるのか,またまたジャッキー・チェンがちょ こっとだけ出演してます.しかもエキストラ役.

見ていて,音楽の使い方とか日本のテレビドラマと似てるなぁ,と思っていたら それもそのはず.音楽担当は 日向大介 with Cagnet でした.納得.

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