イヤー・オブ・ザ・ホース/Year of the Horse

フォーラム2

学校からフォーラムへ向かう.途中,扇坂のしたのT字路に警察の車が止まって いた.ワゴンのやつである.こないだも止まってたなぁ,と思ったのですが,車 とバイクが止まっていておまわりさんがなにやら聞いている.捕まったのか,事 故なのか,どちらかよくわかりませんでしたが,今年は県内の交通事故死亡者が 過去最悪のペースだそうです.みなさん気をつけましょう.

なんで,こんなこと知ってるかというと先日免許の書き換えの講習を受けたから. 他にも信号待ちの電光掲示板とかにも出てますけどね.でも,警察の待ちぶせっ て「それって道路交通法違反なんとちゃう?」ってところにパトカーが止まって ることってありません?交差点のすぐそばとか.気のせい?ま,安全運転でいき ましょう.

今日は15分前にフォーラムにつきました.今日も1番.フォーラム2です.

実はフォーラム2の音響についてはちょっと引っかかるところがあります. たまに高音がノイズみたいになるというか,中高域に関して耳障りな点があるの です.でも,作品によって違うんですよねぇ.デジタルは大丈夫なのかしら? 過去に気になった作品は「ざわざわ下北沢」.あとは予告篇で「ひまわり」とか 今日も「クリクリのいた夏」とかは気になるけど,「ちんちろまい」とか「カル」 は大丈夫.うーん,原因はなんなんだろ?

でも,音楽ものみるならやっぱりフォーラム2なんですよね,私的には. 直接音が体に響くっていうか.3よりも2,1よりも2なんですよ.「ストップ・メ イキング・センス」なんて最高でした.

さて,「イヤー・オブ・ザ・ホース」.意味は「午年」.干支の「うま」です. でもタイトルとしての意味的にはちょっと違うみたいです.内容はニール・ヤン グandクレージー・ホースというバンドのロードドキュメンタリー.ニール・ヤ ング的には自分も含めて「クレージー・ホース」というバンドだ,という意識ら しいですが.で,タイトルはメンバーからみて「俺達の年だ」ということです.

まず,驚いたのがニール・ヤングってこんなに歳取ってたっけ?ということ.も うちょっと若いような気がしてた.私はそんなに詳しい訳ではなく,知ってる曲 も2曲しか無かったのですが,なんか意外でした.クレージー・ホースだけでも 30年もやってるだから無理もないか.

インタビュー,ライブ映像,移動中の映像やバックステージなどの内容なのです が,この手の作品を見ていつも思うことは,「インタビューってなんかわざとら しい」ということです.内容が,では無く,表現方法として,です.作中で本人 たちも言ってますが,「少しの質問で30年をわかろうなんて無理」だと思うので す.

もし,この作品でバンドの凄さを伝えようとするのであれば,インタビュー抜き のドキュメンタリーでいいと思う.興味を持った人ならば,その歴史なんて自然 に知るだろうし.この作品の場合ならば,ニール・ヤングあるいはクレージー・ ホースの魅力が伝えられることが重要で,監督の撮影動機を説明するためのよう なインタビューはいらない.映画だから監督の意図が重要だといえばそれまでだ けど.

音は申し分ないのですが,元の映像は16mmフィルムと8mmビデオ.ちょっとザラ ザラ感とエッジの強調が目立ちます.結局,監督のジム・ジャームッシュが伝え たかったことが表現できているのか,疑問です.クレージー・ホースはクレー ジー・ホースだけで凄いんですけどね.

次回,音楽ものはセックス・ピストルズ.はたしてどんな感じか?

さて,話は変わりますが,またまた北村薫.昨日買って来たのはシリーズの3,4作 目で.3作目を読みました.遂に・・・人が死んでしまいました.読んでいて 「ああっ!殺しちゃった!」と思ったのですが,でもでも,決して直接血生臭い 事件に巻き込まれるわけではなく,読むにつれ,読み終って,こんなにも切ない, しんみりとした気持になるのは何故だろう?やはりハマってしまったようです. 今日は4つ目,最後の「六の宮の姫君」です.

ちなみに,ミステリ作家の私のオススメは「岡嶋二人」.「クラインの壷」(新 潮文庫),「99%の誘拐」(徳間文庫)などはいかがでしょう.

明日はフォルテに行けるかな?

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