今日は息抜き.ここんとこプログラム考えてばっかりだったので.パソコンがお 仕事している間にちょっとお出かけ.
でがけに3本のプログラムを走らす.1時間くらいで結果がでるはず(でてまし た).しかし,数年前のワークステーションよりも最新のパソコンの方が数倍早 いというのも日進月歩,いや,秒進分歩.処理速度が上がるのは当然のこととし ていいのですが,パソコンは安い!メモリの値段なんか,2ヵ月前に私が奮発し て256MB買った時に3万円.今は128MBで5千円.1GBも簡単に詰めるじゃん!
今日は一日中,風が強い日でした.木枯しっていうんでしょうか.枯葉が風に舞っ てました.渦になってクルクルクルクル.風にのってサワサワサワサワ. 雨が降ったら滑べりそうだなぁ,と思ってたら本当に降ってきました.やばい.
まずは,今日もジュンク堂から.はやみねかおるの新作がでているという話を聞 いたので,それを買いに.普段は6階ですが,今日は7階です.実は,はやみねか おるの本は児童書コーナーにあるのです.なぜならば,講談社青い鳥文庫だから. ジュンク堂の児童書コーナーは思いっきり児童館みたいなホンワカ雰囲気なので 最初は多少抵抗があったのですが,慣れというのは恐ろしいものです.
迷うこともなく,青い鳥文庫のコーナーへ.おっ!でかい!今回は青い鳥文庫の 人気作家2人が競作という話は聞いていたのですが,本がでかいとは聞いてなかっ た.厚いではなく大きい.元々青い鳥文庫は新書サイズなのに,今回は教科書サ イズ.厚さも普段の倍はあります.
中を見ると2作品が収録されている.確かに競作.NOT共作.うーん,一冊にまと める必要はあったんだろうか?後でゆっくり読ませていただきます.いやー,読 んでない本がたまってきた.
まだ時間があったので,SPALの Virgin Megastore へ行ってみる.流石に洋楽に 関しては十分な品揃え.しかし,いまひとつ陳列のポリシーが分かりづらかった りする.ただ眺めただけ.ヴァージンコーラなるものを発見.途中,STARBACKS (これで合ってんのか?)の前を通る.仙台初ということでまだまだ混んでるよう で.
日乃出劇場へ.前の回がまだ上映中なので,とりあえずトイレへ.ん!?なんか 違うぞ.そうか,トイレの扉が新しいのか!でも他は一緒です.
「世にも奇妙な物語」はフジテレビのオムニバスドラマ.今年で10周年だそうで す.もうそんなにやってるんですね.元々テレビシリーズの時から好きだったの で,今回も外せません.トワイライトゾーンとかアメージングストーリーとかこ ういうの大好きなんです.
というわけでパンフレットを買ってみる.なんと,オムニバスの各作品ごとにパ ンフレットがあります.一部各200円.全部買うとケースがついてくるというこ となので,多少高めかもしれませんが全部買う.面白い試みかもしれませんね.
さてさて,4作品のオムニバスです.
最初は「雪山」.飛行機が雪山に墜落.生き残ったのは5人.吹雪の中,山小屋を 目指す.しかし,山小屋にたどりつけたのは4人,すると一人が,雪山に伝わる 奇妙な話をはじめる.
この中にでてくる.「4人でかわりばんこ」というのは結構有名な話ですよね. ここの部分は予想通りの展開だったわけですが,話の結末は見てのお楽しみ.
この話,テレビの話とつながってたんですね.メジャーになりつつある矢田亜希 子がチョイ役程度にしかでてなかっので,もったいない使い方するなぁ,と思って いたのですがこれで納得.
お次,「携帯忠臣蔵」.4作品の中では一番良かったかな.大石内蔵助が討ち入 りする直前という時代に携帯電話が落ちている.未来から歴史の真実を確認する ための電話だ.優柔不断な内蔵助が電話に乗せられて討ち入りするはめに.
優柔不断で適当な大石内蔵助を中井貴一がうまく演じています.最初はコメディ タッチ,しかし,最後は感動を与えるかもしれないという,うまい盛り上げ方で す.一番「世にも奇妙な物語」らしいというか.
3本目,「チェス」.勝つことが全てだったチェスのチャンピオンがコンピュー タに負けてしまい挫折,荒れた生活を送っていた.ある日,老紳士にチェスの試 合を持ちかけられる.それは駒の取り合いだけでなく,実際に人間が殺しあいを するチェスだった.
チェスや将棋というのは,盤上の戦い.それはいいのですが,チェスは取った駒 を使いませんが,将棋は自分の駒として利用できます.いつも思うのは,はたし てこれらの駒は死んだのかということ.死んでいるならば,復活というのはゾン ビ.でも,捕虜として考えれば,再び戦線にでてくるのは考えられます.もちろ ん思想的な再教育が施されるのでしょうけど.私としては将棋の方を先に知った わけですから,後者の考えかただったんですが,どんなもんでしょう?
東洋的思想と西洋的思想の違いが同じようなゲームのルールに表れているという ことなんですかね.
実際にチェスのチャンピオンを破ったコンピュータの名前は「ディープ・ブルー」 でしたが,この話では「スーパー・ブルー」.自分で駒を動かしています.
フジのドラマによくでてくる「ガーゴイル」が登場しています.久々.
最後は「結婚シミュレーター」.結婚式場のオプションで,未来の二人をシミュ レーションするサービスを受ける.その予想結果は・・・.
最後の返しがうまい.ハートウォームなラブストーリーを最後に持ってきたのは 映画としては大正解でしょう.
最初,話の流れに無理がないかと思ったのですが,後で納得.うまいうまい. ところで,わたしは家でスウェットにスッピンでもかまわないと思うのですが. 普段から家で化粧されてても・・・という人なので.ま,あまりにオバサンくさ くなるというか,全くもって無頓着というのも困りものですが.
テレビと同様,タモリがストーリーテラーとして登場しています.普段より多め に写っております.この部分,脚本は三谷幸喜だそうです.時計に注目してると, ちゃんと時間が経過してます.
さて,果してテレビシリーズをわざわざ映画にする必要があったのかという疑問 をお持ちの方もいるでしょうが,今回は成功だったといえるでしょう. テレビ版よりもどの作品もスケールアップしています.力の入れ方が違うという か,映画だからこそという部分が感じられます.
先日も触れましたが,サウンドトラックは映画版ではでていないようです. そのかわり,テレビ版の復刻がでてます.映画版でだしてくれてもよかったと思 うんですがね.
さ,データ整理しましょか.