シベリア超特急2

川崎・チネチッタ,チネ5

見てしまいました,「2」も.

会社帰りにそのまま電車へ.まだ8時.あと1時間半もあります.川崎についても 1時間はあるよ.

川崎着.外は雨.まずは飯でもくうか,ということでなぜか「天下一品」へ. さて,ここの味はどんなものか. 本場京都のはまだ食べたことがない.だから比較対象は仙台のやつ. みんな,仙台のは濃すぎる,京都のはもっとうまい,というのだが・・・

スープの見た目はあまり変わらない.しかし,決定的な違いが!麺が全然違うでは ないですか!さらに,スープに甘味がある.といっても甘いわけではない. 仙台に比べて,である.そしてさらにさらに,辛子味噌だけではなく辛子生姜と いうものが!

とりあえず,どっちも入れてみる.まずは辛子味噌.おっ,ちゃんと味噌っぽく とろりとしている.次,辛子生姜.ん?見た目は仙台で言うところの辛子味噌っぽい. 根本的に麺が違うので,違う食べ物になっている.ただし,ちょっとぬるいような 気が・・・

後は暇つぶしにチネチッタ下の「TOWER RECORD」をぶらぶら.そういや,こっちに 来てからまだ一枚もCD買ってないなぁ.

9時過ぎ,チケット購入.今日は「チネ5」,2階です.初めて来たときと同じ階の 一番手前.

9時まで「1」をやってたので,ここから入替制で「2」.既に数名おります. 開始は30分なのに.前のチネ6よりも席数が少ない86席.でもこっちの方が ゆったり感がまだある.あっちはセセコマシイ感じ.ほとんど大きさは かわらないのですが,椅子の配置のせいかな?

15分過ぎに「改札」がくる.「1」と「2」が同じ劇場で続けてあるので, 通して見る人の半券チェックです.

30分になり開始.この時間は予告はなし.今回も水野晴郎演じる山下大将が またまた事件に遭遇.謎を解決する.

前作の設定をまったく無視した展開.おいおい,シベリア鉄道の一等車は 「1」で事件が起こった所だろ.他に一等車両は無かったじゃないか. まあ,当時は「2」までつくる気はなかったんだろう.

しかしまあ,先週前作を見た後に知ったのだが,水野晴郎はこれ以前にも 映画に出演してたのですね.「落陽」という作品だったらしいですが, 監督は伴野朗.あら,「五十万年の死角」の人じゃないですか. とりあえず,日活が50億を投じて失敗,倒産した原因とも言える作品だそうです. その後はナムコに買収され〜今に至ると.

今回の作品は前作と比べたら金がかかってます.ホテル借りて撮影してますし, 出演俳優・女優も大御所とも言えるところをポンポンと使ってます. ところで,「超特急」なんだけど,列車の絵はまったく出てきません. あ,最初のほうにちょこっとだけ,前作の使いまわしがでました.

で,前作に引き続き,水野晴郎のやりたい放題.監督2作目で慣れてきたのか, それともなにか根拠のない自信でもつけたのか,カチカチの緊張感はとれ, 丸々棒読みからやっぱり棒読みへちょっと進歩の台詞の言い回し. なんか喋り方に余裕がでてきてるんだけど,そんなときは金曜ロードショー口調.

今回は一応ストーリーみたいなものがあります.でも結局パクリの寄せ集め というのが多いのですが.一応伏線みたいのもはってあったり,多少は進歩してます. でも,解決がついてもひっかかる点が私にはあるのですが・・・.まあ, ああいう結論ならばいくらでも誤魔化せますが,ちょっとあのシーンの前後を もう一度確認したいところです.

とにかく,本人がどこまで真面目に作っているのかわからない,ウケを狙っている のか本気なのか?前者だったらたいしたものです.シリアスなストーリーのはず なのに,劇場内大爆笑.

最後には本編中に次作の予告が! あ〜あ,続きをつくるらしいよ.しかも 聞いた話では4部作だっていうじゃないか.次の次まであるんだよ.

さて,「シベリア超特急2」の公開にあわせて,全国各地では「1」との 同時上映,さらに,水野晴郎のトークショーというのも開催されている ようです.ますます絶好調になってます.いやはや.

話は変わりますが,現在Windowsプログラミングを勉強中. せめて,ウィンドウに文字と絵は描けるようになろうと, Petzold本を読んでます.家ではBCCとSDK,会社ではVC++なのですが, 素のXと比べるとコーディングの量は少なくてすむような気がします. しかし,GUIプログラミングにおいてはGUIエディタの力は絶大だなと 感じたりして.

そういえば,このPetzold本の中で面白い話がありました.「マウス」 の複数形は何か?ということで,動物ならばmiceだが,コンピュータの 場合もそれでいいのか?と.結局,定説はないのですが,著者の勧めるのは mouse devicesであるということでした.日本語ではこういうことを悩まなくて いいので楽ですね.

しかし,家に帰るともう疲れているのか,このような駄文でさえも書く気力が なくなってしまいます.というわけで,これまでは当日中に更新してたのが, 最近は翌日になるケースが多くなり,なんというか衰えを感じていたりして.

そんなわけで,今年の江戸川乱歩賞も決定したようです.

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