みんなのいえ

渋谷・渋東シネタワー3

夕方まで家で作業.ついでに洗濯なんかもしてみたりして. 4時過ぎに外出.

今日こそは「みんなのいえ」.そしてやっとみれる「チキンラン」.渋谷です.

渋谷についたのは5時前.「みんなのいえ」は6時半.てなわけで,「Book 1st」で 暇つぶし.といってもつぶす気にならなくてもそれなりに時間が過ぎてしまうのが 本屋さん.30分ぐらいあっというまなのです.

「チキンラン」のために「シネアミューズ」の場所を確認.東急の反対側だったのか. 東急側に渡ってしまっていた.そしてここが「Bunkamura」か,ふむふむ.

早いかなと思ったが,開始30分前に「渋東シネタワー」に. なぜか外国の方々が多い.チケット購入の後,階段で2階へ.列が作られているが まだ10人くらい.並びましょうか.

入場開始までの20分くらいの間に人が増える増える.最初2列だった列が, 途中から4列になる.階段で折り返してしまったので,どこまで続いているのかは その後確認できず.流石に外国の方々はここではみえず.「ハムナプトラ」か 「ウェディング・プランナー」と思われます.

結構前売り券を持ってる人がいて,例によって「東宝6作品共通前売券」です. そうか,これならば上映期間中でも買えたのか!次からはこれも使おう. でも,その前にチケット屋を探さないといけない.

入場.2階は「渋東シネタワー3」.左右の2ブロックにわかれた全346席. 床の傾斜はほとんどないのと椅子の背もたれがあまり高くないのとで, 前の人の頭が,ちと気になる.スクリーンの大きさは思っていたより大きかったが, 位置はそれほど高くない.

「みんなのいえ」.三谷幸喜というのはどのくらいメジャーなのだろうか? 「ラヂオの時間」に続く監督2作目.自分自身の体験をもとにつくったらしい. もちろん脚本も本人.

夫はシナリオライター,妻は教師.妻の父親は大工.新しい家をたてるのに デザインは妻の後輩のデザイナーに,現場は父親に頼むことに. しかし,二人は事あるごとに意見が衝突しあい,なかなか作業は進まない. さらには,夫の母親は風水をもちだし,妻の姉夫婦は言いたい放題・・・.

正直,コメディという点でみれば,前作「ラヂオの時間」の方が面白かった. あちらは映画以前に「作品」として完成していたし.テンポがよかった. まあ,今回は「ホーム」コメディですからね.お祖母様を含め,わかりやすい 内容を狙ったらしい.

今回も前作にまけずおとらず「長回し」してます.結構長めに1カットというのが 何シーンかあります.

実は主役はあの二人ではなくこの二人.

キャストに名を連ねている人以外にもいろんな有名人があちらこちらに. わかりやすいところでは神主さんとか火星人とか.他にもお茶入れてる人とかね.

「八木」さん,かわいいなぁ.演技的には素なような気もしますが. 歳をとってもかわいい人っていいですよね. 「卓球温泉」での「松坂慶子」とかもオッケーです. 北村薫の「スキップ」をNHKでドラマ化したときもよかったです. そういえば「ターン」の映画には「牧瀬里穂」が出てて,彼女も「卓球温泉」に でてたりします.

そういえば,「田中直樹」が台詞を噛むのでアフレコしたとかいう話をどっかで 聞いたような気がするのですが,たしかに最初の方のシーンでは台詞だけが浮いて 聞こえるような気がしないでもない.

予告では「未来世紀ブラジル」のテーマが使われていたのですが,本編では そのアレンジで使われることはなく,服部隆之が音楽担当です.

音楽といえば,予告で「千と千尋の神隠し」がまたまた新しくなってました. 主題歌が決まったのか,それがメインのものになりました.

久々にプログラムを買う.「いえ」がついてます.多分うちの姉にあげることに なるんだろう,これは.

チキンラン/Chicken Run

渋谷・シネアミューズ・ウエスト

さて.道玄坂をまっすぐいってからでも東急の方に曲がれるよな, と思って上がっていくがどこで曲がっていいものやらさっぱりわからず. 結局,「松竹セントラル」のちょっと上のところを右にまがって 「Book 1st」前に出る道に戻る.後で地図を確認すると,結構離れていく ことがわかった.でも,警察のところから曲がればいいみたい.

こちらは下見した道なので,迷わず直行.ビルにはついたが,エレベータ前に 集団が.飲み屋に行くのか終わったのかわからないが,たむろっている. なんとかエレベータに乗って4階へ.

エレベータを降りると正面がカウンタ.チケット購入中に入場が始まる. 結構混んでるのかと思ったらそうでもなく,私は18番.あら,そんなもんですか.

「WEST」と「EAST」の2館があるのですが,今日は「WEST」の方. 私の方向感覚が間違っていなければ,こっちは東側のような気がするのですが・・・.

まさに,「ミニシアター」.でも座席は129席あります.天井がもともと低く, そこに強引に階段状に座席を配置しているので,スクリーンの上下の有効幅が狭い. 段あり+椅子が互い違いにもかかわらず,前の人あるいは前の前の人の頭が気になる. 視覚的にはちょっと厳しいですな.

トイレにいこうとしたら,トイレの場所は隣にあるカフェの奥. あら,こちらとつながっているのでありますね. カフェと提携してるのか,カフェも経営してるのか,それとも ご飲食はカフェで,ということであるのか. なお,劇場内での飲食は禁止です.

私の前の席に外国の方が3人.さらに横の横に座ったカップルは 男の方が外国の方.そしたら,「携帯の電源はお切りください」と いう表示が日本語と英語の2種類示される.外国のお客が結構あるという ことですね,納得.

「チキンラン」.養鶏場で卵を産むニワトリ達.毎日毎日卵を産むだけ, 産めなければローストチキンという暮らしを捨てて,楽園を求めて 脱走を図る.しかし,いつも失敗.一方,オーナーの方も卵を集めて売る チンケな商売に嫌気がさし,チキンパイ製造機を購入して一攫千金を狙う. もう,グスグスしていられないニワトリ達のところに,空飛ぶニワトリ, 「ロッキー」が現れる.

「ウォレスとグルミット」でおなじみの「アードマン・プロダクション」による 最新長編クレイアニメ.数箇所でCGを使っているらしいですが,それは背景について. メインのニワトリ達の動きは全てクレイアニメーション.カメラの移動も伴うカットとかあるし, 日本のアニメ以上にすばらしい技術です.

日本では「シネカノン」の配給のようですが,「DREAM WORKS」の作品. しかもノリはほとんどハリウッド映画.「バック・トゥ・ザ・フューチャー」 とかを彷彿とさせるかのような.

その辺のアクションムービーよりも全然面白いです.

[一覧] [前の日記] [今日は2001年6月23日] [次の日記]

Top Page