ELECTRIC DRAGON 80000V

渋谷・シネマライズ2F

帰りが8時過ぎ.金曜日だしレイトショーでも見に行こうと思い, 「バッド・スパイラル/運命の罠」にする.しかし,「渋谷シネマソサエティ」 はまだ行ったことがない.しかも今日は「ぴあ」も持ってない. Webで調べるがイマイチ細かい所がわからない.まあいい,行ってみよう.

渋谷着.道玄坂を上がって行って,高速のところでぐるっと回ってみる. 左側を見ながら歩く歩く.そろそろ見えて来てもいいころを過ぎても見付からな い.これは間違ってるな.

また駅まで戻ってしまう.こういうときはあっさり目標変更.「ELECTRIC DRAGON 80000V」だ.たしか9時45分スタートだから時間には余裕がある.

「シネマライズ」着.余裕ありすぎ.30分前.

今日は2Fです.右手の階段を昇る.折り返して昇る.で,入口.

開始まではまだまだ時間があるにもかかわらず,既に結構人がいる. スクリーンがかなり高い位置にある.二階席があるみたいなので, そっちに行ってみよう.

と思ったら,階段前に二階席は使用しておりませんとの立て札.残念.

床はフラット.かなり高めなので,結構後ろの方に座る.後ろから2列目. 2Fと合わせて303席あります.

増える増える,お客さんがどんどん増える.ほとんど埋まってます. こんなに入るなら2Fも使えばいいのに.

私の両脇の席が空いていたところに,ドリカム状態の3人が座る. 男2人が私の横.前の列の空いてるところに女の人.それくらい埋まってるわけ です.

左に座った男性.いきなり横の女性にナッツを勧める.右の一人もそれを貰った かと思うと,私にも勧める.ふーむ,映画館でも出会いはあるものだ.

で,左の男性は最近みた映画の話をしているもよう.「真心」がどうとかこうと か聞こえる.永瀬ネタですね.さらには「赤影」ネタ.日本映画も結構見られて るもんだ.

さて,時間.「ELECTRIC DRAGON 80000V」.電気を帯電し,ハ虫類と心を通わす 男,竜眼寺盛尊.電気を修理し,怪電波をキャッチする男,雷電仏蔵. 雷電が竜眼寺を挑発し,決闘になる.

とまあ,文字で書いてしまうとあまりインパクトがないのですが, 凄いパワーなのです.

全編を通して大音量の音楽と効果音.ほとんど割れてます.しかし,これは 再生側の問題ではなく,こういう録音のようです.さらに,白黒の映像による 素早い画面切替え.赤と青じゃなくてよかった.

音響システム自体は普通のようです.作品のせいかもしれませんが, とにかくパワーは十分.だからというか,上品さには欠けます.

ストーリーより,設定とインパクトを楽しみましょう.

こままでに,この映画ほどスタッフロールの可読性の低い映画があっただろうか? これは,読まれることを拒否しているかのようです.

監督・主演の組み合わせは一応「五条霊戦記」なのですが,「五条霊戦記」は どちらかというと「弁慶」が主人公だったような気がするので,永瀬・浅野ファ ンにはちょっと物足りなかったことでしょう. こちらでは二人が文字通り爆発してます.

「電気は大切にね」by でんこ(c)東京電力.

ちなみに「でんこちゃん」は「電柱市電線町」にすんでいるらしい.

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