Red Shadow 赤影

新宿・新宿東映

今日はいい天気.でも布団を干すまではいかないかな. 大曲の花火の日でもあるが,今年は行く予定全くなし. 例によって映画館へ.

電気屋を回りたいところなので今日は新宿.「新宿西口ヨドバシカメラ」本店に 行ってみましょう.

新宿駅着.いつも東口にばかりでているので西口はよくわからない. そもそも改札を探すのに時間をとられる. なんだ,最初に見付けた小田急の出口の隣じゃん.

西口に出れば見えるだろうとタカをくくっていたのであるが, どっちの方に進めばいいのかもよくわからないので適当に歩く. バスターミナルをぐるっと回って北の方に来てしまったが,南の方に 「ヨドバシカメラ本店」の文字が見える.あー,逆だ.

どこかで向こうがわに渡ろうと,ずーっと通路を歩いていたら 「都庁方面」というのが目に入る.そういや,見たことなかったから この際そっちも見てみよう.

しかし,「東京都庁」は英語で「Tokyo Metropolitan Gov. Office」となるのか. 「府」と「道」はどう訳すんだろう?

なわけで,通路を抜けると都庁が見える.おー,あれかあれか. ふと右側をみるとビルが沢山.まさにビルの谷間.コンクリートジャングル.

どうせ真下までいったところで見上げておしまいなので,都議会議事堂の後ろに 第一庁舎を見上げる位置を通過.都庁観光は終り.

あとはちゃんと「ヨドバシ」を覗いて,そのあとは東口の「ビックカメラ」. 結局お買物はこちらでしました.

次回の「赤影」には時間があるので,今日の予定を練ろうと「新宿ビレッジ」方面 を目指す.すると途中でチケット屋さんを発見.定価ではあるが「赤影」と 「シャドウ・オブ・ヴァンパイア」をどちらも1500円で購入. 今日どちらも見ることは不可能なので,明日の予定が決定.

新宿では「赤影」を2ヶ所でやってる.近い方の「新宿東映」にしました. ここから歩いて2分くらい.

「A.I.」の看板で場所が分かる.「新宿東映」「新宿東映パラス」 「新宿東映パラス2」「新宿東映パラス3」がここにあります. 一番大きい「新宿東映」での上映です.「新宿東映パラス3」の43席というのが ちょっと気になる.

「お座りになれます」ということで,余裕だと思っていたら,その後結構混んで 来る.急拠,列を作ることになる.並んで待つのはいいのだが,蒸し暑い.

時間になり右前の入口から入場.おー,おもった以上にでかい劇場ですな. スクリーンのサイズを予想しながら画面中央を狙う.596席.どうやら2階席もあ るもよう.ちょうど2階席の出っぱりが切れるところの真下くらいの位置に 座る.

2階席がある場合,スクリーンの高さは2階に合わせていることが多いので, あまり前には行かない方がいいでしょう.さらに,2階席の最前列がベストのこ とが多いので,1階の場合もそのくらいの位置が良いことが多いです.

予告開始.思ったよりスクリーンの縦が小さい.十分大きいんですけどね. 「ぴあ」には音響システムについての記述がないので,どこまで対応してるんだ ろうと思ってまして,予告のうちは結構心配してたのですが・・・ ドルビーのデモが流れました.で,いつものごとく,急に音がよくなる. 安心安心.

「Red Shadow 赤影」.横山光輝原作の忍者活劇.赤影は隠密「影一族」の末裔. 城主の命令に従い,敵方を探るのが任務である. あらすじを書こうと思ったのだが,どう書けばいいのやら.

中野監督ワールド満載.「Samurai Fiction」や「Stereo Future」のノリをその ままで作ってます.キャストもおなじみの面子.布袋さんまででてくるとは思っ てなかった.しかもしょっぱなから. かわったキャストもでてまして,「舞ノ海秀平」とか.最近ドラマにもでてるし, 役者づいてます.

原作というよりは原案なんでないの?元を読んだことないからなんともいえない けど.「影一族という忍者」っていう以外はオリジナルなのでは?

中野監督作としては面白さ十分なのですが,一般の人が「赤影」のイメージで みた場合はどうかといわれると疑問.普通の映画としてはちょっと遊び過ぎでは. これを全国展開した東映は凄いといえば凄い.

監督は「中野裕之」,でもって助監督は「中野広之」.

久々に「DietPEPSI」を飲んだのだが,良く飲む「DietCOKE」と比べると ちょっとおいしくない.甘さが少ないのは別に問題ないのだが,ちょっと癖があ る.Coke と Pepsi では Pepsi の方が好きなんだけど.

イン・シンク,ビガー・ザン・ライブ/'N SYNC Bigger Than Live

新宿・東京アイマックス・シアター

「赤影」の終りが7時.ほとんどの映画の最終回は始まってしまっていて 中途半端なんだよね.てなわけで,IMAXで8時からというのにしてみよう. 期間限定作品らしいし.

時間があるので,高島屋の隣の紀伊国屋に行く.探していた本は本店にはなかっ たのだが,こちらにはあったので購入.そしたら財布の中が寂しくなってきた. これでは一本みたら帰るしかなくなる.

てなわけで,ATM探し.連絡通路を渡ってきたら高島屋のちょうどその階に三和 銀行のATMを発見.郵便局と提携しているので・・・と思ったら,既に取扱時間 外.土曜日は5時までですか.仕方なく東口まで戻って三井住友でおろす.

また高島屋まで戻る途中にシネマカリテのレイトショーを確認. 「サイコ・ビーチ・パーティー」と「ザ・トレンチ」.9時15分までにくれば いいな.

さらに途中,チケット屋をまたまた発見.「ザ・トレンチ」を1000円で売ってる! 買いました.これで今日の予定はすべて確定.

7時半.高島屋は閉店の時間らしくシャッターが閉まり始める.エスカレータで 上へ上へ.少し時間が早いが他にすることもないので中に入る.

普段は一般1300円らしいのですが,この作品は特別上映ということなので1500円 でした.中には「'N SYNC」のグッズを売ってるコーナーができてるようです. で,ソファがあって,売店があって,と,このあたりは普通の映画館のようなの ですが,何故かPS2が2台置いてありゲームができるようになっている.

「IMAX」は専用のフィルムとカメラで撮影し,大画面で上映される.サウンドも 6チャンネルのデジタル音声.3D作品もありますが,今回は普通の作品.

初IMAXかというと実は違うような気がしてまして,10年位前に私の地元で 「三陸海の博覧会」というのが開催されたのですが,その時にIMAXシアターの アトラクションがあったような気がするんですよね.こんなでかいスクリーンの 上映が他にあるとは思えないのでIMAXだったはず.

そろそろ開始時間.しかし,前の回のお客が出て来る様子はない. そうしているうちに入場になる.

おー,やはりでかいでかい.横幅はよくある幅なのですが,縦が凄い. スクリーンは正方形に限りなく近付いています.座席は階段状になっていて 最後尾でも凄くスクリーンに近く感じます.が,高さ的に中心に近い位置に座る. 344席あるのだが,スクリーンがでかすぎるせいか,そんなにあるようには感じ ない.

上映開始前にわざわざ係の人の説明がある.毎回やってるんだろうか? やってるんだろうなぁ.

CM.CMは普通の撮影.大画面の中央にチョコンと投影される. IMAXはSONYの関連らしく,CMもPS2.どうりで置いてあるわけだ.

本編開始.一気に画面がひろがり音響もでかくなる.いやー,でかいだけじゃな くて綺麗.解像度が違う.スクリーンも違うんだろうか?

「'N SYNC」は5人組の歌って踊れるアイドルグループ.日本でいうところの 「SMAP」みたいなもんですか.た・だ・し,決定的な違いはアイドルといえども 音楽的にもきちんとしたレベルがあること.ちゃんと歌える,ちゃんとハモれる.

48分全9曲.彼らも凄いしファンも凄い.本当にライブ見ている,いや,それ以 上の感覚であっという間.終った後の静寂とのギャップがまた凄くて. 音楽ものとしては「ストップ・メイキング・センス」依頼の満足度.いやー, 素晴らしい.

今度は3D作品の時に来よう.「ファンタジア2000」もIMAXで見たかったなぁ. そういえば,オリジナルの「ファンタジア」のLDを買ったまままだ見てないなぁ. 10年くらい封もあけずにそのままかも.

お帰りは後ろがわの扉からということで,お客の流れは一方通行なわけですね.

ザ・トレンチ<塹壕>/The Trench

新宿・シネマカリテ2

終ったら既に9時過ぎてる.急いでシネマカリテに移動.

開始5分前に着.もちろん既に開場ずみ.番号的には33番. ポスターとカロリーメイトをくれた.新しい「スティックライトシナモン」. 作品との関係は???今回も前回と同じ「2」の劇場です.

トイレにいって戻ると上映開始.

「トレンチ」.第一次世界大戦中のフランス・ソンム.イギリス軍はドイツ軍へ の攻撃を仕掛けようとしている.しかし攻撃は2日延期された.兵士達はそのこ とは知らない.戦争のまっただ中とは思えない生活.しかし,時が経つにつれて 彼らの精神状態は極限へと追い込まれる.

壕の中はすぐ外で戦いが行われているとは思えない程穏やか.しかし, そこは確実に戦場.敵の攻撃で仲間を失い,出撃の時は刻々と近付いている.

アメリカの戦争映画とは違い,英雄を作るわけでもなく,激しい戦闘シーンがあ るわけでもなく.イギリス映画ならではの展開.戦争の悲惨さ,戦いの虚しさ だけが伝わる.

エンタテイメントではなくむしろドキュメンタリーに近い作品でした.

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