コレリ大尉のマンドリン/Captain Corellli's Mandolin

新宿・新宿ピカデリー1

今日は午前中から新宿なのよー.午前中だけのつもりが,午後の3時くらいまで かかっちゃったのよー.

新宿駅西口北の「さくらや」からガード下にかけての定食屋ゾーンはなかなかお もしろそうですな.今後使わせていただこう.

さらに,その脇にチケット屋が3軒並んでいるというのもよいですな.今後使わ せていただこう.

まあ,そこそこに覗きながらも「陰陽師」を見に行こう,と思ったのですが,ど うも時間があわない.そのまま移動.「シネマ・カリテ」で「山の郵便配達」が あったなぁ,と思って行ってみるが,これも時間があわない.そのまま「新宿ビ レッジ」までやってきたが,やっぱり時間があわない.

しょうがないので,チケット屋にいって他の時間もチェックする. 一番時間があってるのは「キャッツ&ドッグス」.おお,予告でやってた犬猫の 権力争いのやつだ.よし,いいぞ・・・と思ったら吹替え版.うーん,パス.

次に時間的に良さげなのは「コレリ大尉のマンドリン」.まだ見てなかったし これにしとこう.続けていいのは「リメンバー・ミー」.初日ですけど見たいテー マだからいいでしょう.そういえば初日は舞台挨拶があったはずだけど, 誰が来てたんだろう?

それぞれ前売をゲット.どちらも1600円.せっかく前売なのに,なんか高いような.

紀伊国屋にちょっとよって,裏の「新宿ピカデリー1」へ.金曜日までなので, 流石に滅茶苦茶混んでるということはありません.が,一番大きい劇場を使って るだけあって,それなりには入ってます.前回の「ザ・メキシカン」と同じくら いの位置をキープ.

予告で「アトランティス」が流れる.ディズニー100周年記念作品. でも,はっきり言って,予告というよりは主題歌を歌っているドリカムのプロモ ビデオ.フルコーラス流れます.

「コレリ大尉のマンドリン」.第二次世界大戦中のギリシャ領ケファロニア島. この島はドイツとイタリアに占領されてしまう.この島に住むペラギアには戦地 に出ている婚約者がいる.しかし,彼に手紙をだしても返事がこない. この島の監視役でやってきたイタリア軍の兵士コレリは彼女にひかれる. 彼女もまた彼が気になってしょうがない.しかし,戦況は変化し,イタリア軍は 国に帰ることが決定する.

どーも,タイトルからくるイメージが「水島ー!一緒に日本へ帰ろうー!」 だったのですが,そんな話ではなくて.戦時下の敵を好きになってしまった 男と女の話.

この話って,このケファロニア島の歴史を伝えたいが為にラブストーリーを作っ たって感じがします.先にこの島ありき.でも,この話がどこまで本当なのか分 かりませんが,このようなことが実際にあったとしてもおかしくないでしょう. でもって,下手なドキュメンタリーを作るよりも効果的.

主演の二人よりもペラギアのお父さんがいい味だしてたりして.

二時間ちょっとあるんですが,長くは感じず.

リメンバー・ミー/Ditto/同感/동감

新宿・シネマスクエアとうきゅう

で,歩いて移動でちょうどいいくらいの次の開始時間.こちらも二度目の 「シネマスクエアとうきゅう」です.

一回のところに「ぴあ」の調査隊発見.流石初日.私はエレベータで上へ.

まだ前の回が終っていないらしく,ロビーで待つ.ん?てことは,さっきの 調査隊はこっちではないのか?それに,待ってる人が少ない.いいのか?

まあ,開始までにはそれなりに人が増えるが,混雑する程ではない. 楽にいい席をとることができた.

で,本編がはじまったのですが・・・場内マイクのノイズだと思っていた音が ずーっと聞こえるんですよ.ヒスノイズみたいなのが.静かなシーンでは結構目 立つんですよね.

「リメンバー・ミー」.壊れているはずの無線機が,1979年と2000年をつなぐ. ひょんなきっかけではあったが,毎晩交信を続けていた二人. 次第になんでも話し合えるようになった二人だったが, 1979年に生きるソウンは20年後のある事実を知ってしまう.

時間もののSF系ってことで,「イルマーレ」と比較されることが多いようです. 同じ韓国映画ですし.でも,公開はこちらの方が早かったらしいのですが, 原案は「イルマーレ」の方が先だという話です. でも,「イルマーレ」よりも「オーロラの彼方へ」の方が状況は似てるような. ラブストーリーじゃないけど.

最初,演出が凄く昔の学園ドラマっぽくて,なんだかなぁ,と思ってたのですが, それもそのはず,20年前の設定なんですもんね.だからといって演出まで古くさ くする必要はないんですけど.そう,最近でいえば,テレ朝系の8時枠でやって たドラマみたいな感じ.

話のテーマか好きなのでまあそれはそれでいいのですが,この手の話は大体 パターンが決まっていて,結末を予想しながら見ていたわけです. 大筋ではあっていたのですが,ちょっと読み違えた.確かに伏線はあったんで, 私の早とちり.ある意味予想外の展開になったので,これはこれで良し.

「イルマーレ」と「リメンバー・ミー」.どちらもそれなりに面白かったんです が,映画としては,というか映像と脚本は「イルマーレ」の方がよかった.でも 話の作りこみは「リメンバー・ミー」の方が好き.これを小説でやったりすると 今度はわざとらしくなりすぎるのでそれだとまた駄目.結局,これがベスト.

まあ,映画ですしSFですから,「免許はいらんのか!?」などという突っ込みは なしよ,と(^^;

しかし,最近韓国映画が順調に増えてますなぁ.まだまだ単館でというのが多い けど,確実に日本公開本数は増えてるんじゃないですか. 「純愛譜」も見たいぞ.

ハングルをちょっと覚えようと思ったのだけど,組合せ多すぎ.数字の上では 11172文字あるそうだ.実際使われてるのは1800くらいなんだそうだけど, それでも多いですがな.

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