ターン

東武練馬・ワーナーマイカルシネマズ板橋4

「ターン」を見たいと思っていたので決行.

本当は,昨日厚木の方までいく用事があったので,その帰りに「海老名」か 「新百合が丘」の「ワーナーマイカル」を攻めてみようと思ったのですが, 昼間の用事が予想以上に長くなり,レイトショーの時間にもギリギリ. それにアルコールが入っていて疲れていたので,寝てしまう可能性も大. というわけで,あきらめて昨日は素直に帰宅.

帰って正解.昨日はサクっと寝てしまいました.

その反動もあってか,今日は日曜にもかかわらず中途半端に午前中に起床. 今日中にやるべき仕事があるので,今日は早めに帰宅したい.じゃあ, どっかのワーナーを攻めて帰ってくることにしよう.

というのも,この「ターン」はワーナーマイカルでしか上映していない. 10周年記念なんだそうだ.そうじゃなかったらわざわざ遠出はしません.

てなわけで,Webで時間を調べる.うーん,できればお買物もしたいところなの で「海老名」や「新百合が丘」ってのはよく分からんなぁ.と思っていたら, 東京にも一か所あるではないか.「ワーナーマイカル板橋」.どこにあるのかよ くわからんが池袋から乗り換えるらしい.ってことは帰りに「池袋」,「新宿」, 「渋谷」によることができるってことか.ここにしてみよう.

折角時間を調べたのだが,Webの時間と「ぴあ」に載ってる時間が異なる. 多分Webの方が正しいのだろうと思いつつ.どのくらいの時間がかかるのか 分からないのでとにかく出かけてみる.ちょっと雨ふり.

駅まで歩く途中で,「ああ,『駅すぱあと』使えば良かったんじゃん」と気がつ く.まあ,調べる気になれば,Visorで調べることもできるが,そこまでカチカ チのスケジュールを立てるつもりもないので,適当に行くことにする.

「渋谷」は通過.昨日から「東京国際映画祭」なのであるが,結局行かなそうだ なぁ.一番興味があるのは「シュレック」だったのだが,これは昨日のオープニ ング.他に見たい所は「東京国際ファンタスティック映画祭」の方でやる 「アキラ」.でもこれは水曜日だし,無理.

池袋で「東武東上線」に乗り換え.初めて使うのだ. えーと,「東武練馬」はと,・・・5つ,6つ・・・結構離れてるのね.

電車の中で,向かい側に座っていたカップルの会話が耳に入る.というのも 「リリィシュシュのすべて」について語りあってたものでして. ちょっと聞き耳を立ててしまいました. しかし,二人は私より先に途中の駅で降りてしまったのです.

で,私は無事「東武練馬」駅に着いたのですが,雨が強くなってきました. とりあえず,ワーナーマイカルが入っている「SATY」はすぐそこに見えてる ので,急いでそちらへ.

「ワーナーマイカルシネマズ」は,このように「SATY」,「VIVRE」の中に 入ってる場合が多いわけですが,ご存知の通り「マイカル」は「民事再生法」 の手続きを取っています.仮に店舗が閉鎖ということになれば, 「ワーナーマイカルシネマズ」が別会社であるとはいえ,影響を受けないわけは ないでしょう.今後の動向を見守ることにしましょう.

劇場は5階.飲食店と同じフロアに,そこだけ異空間といった感じ. やはりWebの時間の方が正しくて,とりあえず次回のチケットを購入. 10周年の記念シリーズは1000円だそうです.

時間潰しに飯でも食らう.しかし,ここの飲食店街はお子様連れなども含めて 大変混雑しているので外に出かける.雨はまた,小降りになった.

飯から戻ってきて,コーヒーでも飲んで時間を潰して戻って来る.

4番の劇場は130席.左右に席が分かれている.石巻のワーナーと同様, スクリーンは左右の壁一杯.それは問題ないのですが,通路が真中にしかなく, 遅れてきたりした端の人は,座っている人の前を通過しなければならなくて. ちょっと不便な設計.空いていても,チケットは中央から席が指定されていく ので人数の差はあれど,人の前を通過しなければいけません.

今日は日曜なので,全席指定.なのですが,入りは半分以下. で,例によってコンピュータの指定は中央にみんなが寄せられる結果となり.

「ターン」.交通事故にあった真希は気が着くと丸一日前の時間に戻されていた. しかし,次の日の同じ時間になるとまた一日戻されてしまう.しかも,この世界 には他に生物がいない.現実を受け入れて,同じ日を繰り返す生活を続けていた ある日,彼女の元に一本の電話がかかって来る.

原作は北村薫.「スキップ」「ターン」「リセット」という「時と人」三部作の一 つ.シリーズものではない.私としてはめずらしく原作を先に読んでいた作品で す.

かなり原作に忠実な映画化だったとは思うのですが,忠実すぎるというか, うまく映像化しきれていないというか. 音はうまく使っていたと思うのだけど,彼女一人の世界を説明する時に 彼女に台詞で言わせるのはどうかなぁ,と.演劇じゃないんだから.

この監督の「愛を乞うひと」は凄くよかったのだけど.

「スキップ」もNHKでドラマ化されてるわけですが,こちらでは松坂慶子が主演. こっちはかなり良かった印象があるので,それと比較するとちょっと残念な感じ. 別に牧瀬里穂が駄目っていうわけではないのですが・・・.

そういえば,松坂慶子と牧瀬里穂というと「卓球温泉」. うーん,あの時もやっぱり松坂慶子がすばらしかったなぁ. ん?俺,やっぱり牧瀬が駄目だって言ってますか?

時間が戻るネタっていうとドラマでもよくあります. 「世にも奇妙な物語」なんかだと松崎しげるがでてた話やウッチャンがでてた話 とか.どちらも日付が変わるとある時間に戻ってしまうというもの. 堂本剛と仲間由紀恵がでてた「君といた未来のために」はケン・グリムウッドの 「リプレイ」を原作としてるのですが,許可はとったもののクレジットには入れ るなと言われてしまったとか.

そういや,「リプレイ」の映画化の話はどうなってるんだ?ブラッド・ピットに ジュリア・ロバーツということだが.

しかし,この映画の撮影どうやったんだろ?新宿三丁目に人っ子一人いない 状況って.合成?

「リセット」早く文庫になんないかなぁ.

音楽,ミッキー吉野.

「陰陽師」はまたおあずけ.

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