やっと「メメント」．
今日は最初から並ぶつもりで渋谷へ．いくらなんでも一時間前ならば座れるで しょ．一人だし．
着いたらまだロビーに並んでいる．前売があったのでそのまま列に並ぶ． あっというまにロビーはいっぱい．階段に移動することになりました．
劇場は8階．私の位置は4階と5階の間．「有限と微小のパン」を持って来てある ので，これで時間潰し．流石に厚いので全部なんて読めるわけはないので， 一章を40分ぐらいで読み終えて待つ．
時間になり入場．やはりいいところから埋まって行く．いつも座るあたりが指定 席になっている．しかし，真中ブロックの通路側が指定席でもあまり嬉しくない． わたしはその一つ内側へ．
そしたら，係の人がきて，指定席の表示が外されるし．入場させる前に外しと きなさいよ．結局立ち見もでてます．具体的には通路に座ってるわけですけどね．
私の前の席のカップルが座席を入れ替わった．うーん，彼氏，背が高いので頭邪 魔．実はその隣の人も座高が高くて，私の隣の人はもっと見にくそう． その二人，他の人と比べて頭出すぎです．
「メメント」．10分前までの記憶しか持てない男．彼の妻が殺されたということ だけは覚えていて復讐を誓う．頼りになるのはポラロイド写真とメモ，そして 体に刻んだ刺青．これが彼の「記憶」．ついに犯人を見付け復讐を果たす が・・・．
冒頭シーンが話のラスト．あとは細切れのフィルムで時間を遡る．まさに 逆回転の映画を見ているかのよう．これは新鮮!でも疲れる．
これは，二度とは使えない手ですな．なんつーか，やったもん勝ち，みたいな．
斬新さという点では「CUBE」にも匹敵するのだけれど，見終わった後の感想とし てはドキドキ感がいまいち．意外な展開はあるんだけれど，だーいとーんでーん がえーし，という感じはしなくて．
帰り，エレベータは込み合っているので階段で降りる．なんと最後尾は1階と2階 の間の踊り場!