キリング・ミー・ソフトリー/Killing Me Softly

新宿・新宿文化シネマ2

洗濯して荷物を解いていたら既に夕方.あれー,4時台のを狙ってたのに間に合 うかなぁ.

渋谷についた時点で既に厳しそう.こうなったら予定変更. まずは諦めていた「マルホランド・ドライブ」は「東急文化会館」で何時からか をチェック.「レイトショー」だが,7時前後からだったはず.「ぴあ」には載っ てないのだ.

7時半からでした.終了時刻は9時を回る.うーん,これでは駄目だ.今日の目的 は「八月のクリスマス」なのだから,新宿に9時にいないと.

っつーわけで,「マルホランド・ドライブ」は諦めて新宿へ向かう.「ソウル」 か「カタクリ家の幸福」でも狙おう.

と思ったら,着いたら結構ぎりぎりな時間.「新宿ピカデリー」の「カタクリ家 の幸福」は「4」だったので,サックリとパス.他のところでもやってるんだか ら,ここは避けときたい.「新宿文化シネマ」へ.

ありゃ,もう「お席は前の方」.どうしよう.今日初日の「キリング・ミー・ソ フトリー」は「お座りになれます」.ちょっと東映の方もみてくるか.

「東映パラス」まで来たが,時間がすべてあわない.あれ,「千年の恋-ひかる 源氏物語-」をまだやってたのか.「化粧師」が始まったからもう終わったのか と思ってた.話のネタに後で見にくるか.まあ,今日は「キリング・ミー・ソフ トリー」にしとこう.

そーいや「仄暗い水の底から」は元々3週の予定で,他の劇場でのスピンアウト もほとんどなし.あまりいい評判は無かったけど見たかったのにな.

さて,「新宿文化シネマ」.6階の「2」です.ここは前にも来てる.初日という 割には空いている.とはいえ,時間的には直前に近いものだったので,中央のブ ロックのいいところは埋まっている.端が空いてるかと思ったらそうでもない. 結局,左ブロックの通路寄りに座る.スクリーンの端ギリギリかな.

「キリング・ミー・ソフトリー」.ウェブ・デザインの仕事をしているアリス. ある日,登山家のアダムと出会い激しい恋に落ちる.同棲していた元彼と別れて アダムと結婚したアリスだったが,脅迫めいた手紙が届くようになる.さらに, アダムに関する悪い噂を耳にした.彼がレイプ魔だというのだ.アリスは我が身 の危険を感じるようになる.

「始皇帝暗殺」とかのチェン・カイコーが監督.でも,撮影と俳優はイギリス.

あら〜,出会ったその日にいきなりですか〜.って,あんたら名前しか聞いてな いじゃん!しかも,アリスの方しか名前教えてないじゃん!だからというかR-18. 空いてるのはそのせいもあるのかな?多分「ソウル」のほうは「長瀬く〜ん(はあ と)」っていう客も多いでしょうから.

前半はあんまりパッとしなかったんです.振り返ってみても伏線も少ないし, もっとすっきりできたかもなと.でも,アリスが逃げるあたりから話は大きく展 開しはじめ,最終的にはまずまずなサスペンスになったかな.

チェン・カイコーって綴りはそう書くのね.

八月のクリスマス/8 월의크리스마스

新宿・新宿武蔵野館2

次までは時間が空いたので,地下から紀伊国屋へ.昨日「六枚のとんかつ」を読 んだばかりなので.「新宿三丁目」から「新宿」まで走ってみる・・・などとい うことは流石にしない.

「少年探偵読本」があったので買ってしまう.同時に品切れになっていた高橋克 彦の「小説家」もあったがこちらは買わない.なんで,文庫になってるのにいつ も文庫版は並んでいないんだ.

次は「東急ハンズ」へ.自転車と時計を見る.「プジョー」のでも日本製とそれ ほど値段は変わらない.時計は買おうと思った色の奴が切れてたのでやめる.

次に「ヨドバシカメラ」へ.テレビをチェック.おっ!狙ってたのが入荷してい るようだ.じゃ,明日にでもまた来よう.

そんなこんなしてるうちに時間なので「武蔵野館」へ.先日「シネマ・カリテ」 が名前を変えてビル全体で「武蔵野館」になりました.で,今日は元の「シネマ・ カリテ1」が「武蔵野館2」になってます.名前の変更に伴って椅子の入れ換えと かってあったんですかね?初めてなので分かりませんが,大きさ的には「段差の 少ないフォーラム3」.椅子が互い違いになってます.

空いてるかと思ったら既に34番.あらあら,ロビーも結構混雑してます. 私はまだ見てなかったので見にきたのですが,他の人はどうなんでしょ?

「八月のクリスマス」.写真屋のジョンウォンは病気のためにもう永くない.そ んな時,駐車禁止を取り締まる婦警さんが急ぎの写真を頼みにきた.その後も彼 女はたびたび訪れるようになる.

切ない話です.彼は自分の死期を知っている.死にゆく準備をする彼. 彼女は彼の秘密を知らない. 二人とも互いの想いを伝えようとしない. 会えなくなる二人.そしてタイムリミット.多分,ストーリーを話したところで, この映画のもつ雰囲気は伝えられません.

「カル」に出てた,シム・ウナのデビュー作.まだカワイイですね.「カル」で はもうキレイになってますから.

韓国映画って「シュリ」みたいな激しい映画があると思えば,こういう心に浸み る作品が多いです.最近の日本映画は(少なくとも表面上)バイオレンスに走って いるところがあるので,ストレートにこういう作品も出て来て欲しいような気が します.

ところで,タイトルの「クリスマス」の意味が分かんなかったんですが,私どっ か見落としてます?「8月の」は分かるんですが.

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