今日は一本にしとこうと思い「マルホランド・ドライブ」にする.というわけで 新宿を目指す.
新宿着が開始5分前.例によって予定変更.「ソウル」にしよう. このまま歌舞伎町方面に行くか伊勢丹方面に行くかちょっと迷ったのだが結局は 地下から伊勢丹方面へ.
昨日と同じく「新宿文化シネマ」に.ところが既に「お立見も満席です」. おいおい,なんでそんなに人気あるの?そうか,今日は「千年の恋」を見ろって ことだな,よしよし.歩行者天国を横切り「東映パラス」へ.
当然のごとく(?)「お座りになれます」.大抵の方が「オーシャンズ11」である 中,「千年の恋」.初の劇場「東映パラス2」です.
と,階段を昇ろうとそちらへ向かったのだが・・・
係の人「『化粧師』はこちらの劇場になります」 私「『千年の恋』なんですけど・・・」 係の人「あ,このチケット間違ってますのでお取り換えします」 私「はあ・・・」
ちょっと待ってたら戻って来ました.色も一緒だしどこが変わったのかわからん (^^;まあ,そんなことがありながら2階へ.
おや,思ったより人がいます.ロビーが結構混雑.年齢層はけっこう広いですね. 座席数からすると全然余裕なので心配はせずにまずはトイレ.
しかし,ここのトイレは相変わらず汚いなぁ.男子の方だけかなぁ? 一番手前の一つだけが綺麗なのは,壊れて取り換えたかなんかしたんだろうなあ. 他のはカビてます.
さて,時間になり入場.はぁ〜,こういう向きでこの位置に劇場があったのね. 噂にきいていたスタジアム形式の座席.このくらいの傾斜は今のシネコンなら 普通にあるでしょう.でも,椅子があまり大きくないので前の人の頭蹴れちゃい ます.ミニスカートの女性も気をつけないと前から覗かれちゃいます. 横幅が前後の2倍くらいある劇場ですが,スクリーンはそれなりの大きさです. 前の方だと見上げることになるので見にくそう.
さて,私はというとど真中,といっても通路の脇ですが,をゲット.
「千年の恋-ひかる源氏物語-」.「源氏物語」を執筆中の紫式部.夫に先立たれ るが,京に呼ばれ,藤原道長の娘・彰子の教育係として仕える.そこでも彼女は 物語を書き続け,彰子に男と女の世界を説いていく.
まぁ,映像は綺麗なんですがね.突っ込みどころはありますな.何はともあれ松 田聖子.歌うのはいいんですが,出て来る必要はないのでは?しかも,最初の曲 はあまりにもミスマッチ.まさかこの曲も冨田勲なのか?と思ったら作曲は原田 真二.でも編曲は冨田勲.うーん,この曲だけはいただけないなあ.他のは松田 聖子さえでてこなければアリだと思うんだが.
あとは,みんな同じ頭と同じ恰好してるもんで,分からない人が多い.竹下景子, 前田亜季,細川ふみえ,風間杜夫,エンドタイトルみるまで気づかなかったわい.
わかった女優陣のなかでは私は中山忍が好き.姉よりか妹と前から言ってます. 結構似合ってたのは南野陽子かな.
光源氏役が天海祐希.たしかに,「陰陽師」の野村萬斎に似てるといえば似てる ので男だと言われればそれで通るかも.流石は元宝塚.振舞なんか他の男性役者 と比べても違和感ないかも.しかし,よく考えてしまうと,女同士で抱きあって るわけでして・・・.
題字は「片岡鶴太郎」だったようです.
思った以上に普通の映画ではありました.