土日睡眠時間超過傾向は今週も続いておりまして,今日も夕方まで寝ていました. 今回は洗濯もなし.
そんなわけで,レイトショーから攻める.自然に新宿に.
まずは「テアトル新宿」で「とらばいゆ」を.新宿につき伊勢丹の横から地上に でるとなんと雨がポツリポツリ.ムム,傘持ってないぞ.まあいい,とにかく劇 場に入ってしまえば出たときには晴れてるかも.余計に降ってる可能性もあるけ ど.
5分前に到着.もう開場しているかと思ったら,まだ前の回が終わっていないら しい.前の回の始まる前にトークイベントがあったせいで遅れているそうだ. ちなみに,話のモデルになった女流棋士姉妹が来ていたらしい.が,それほど混 んではいなかった模様.
そんなわけで,ロビーで待つ.タイムズスクエアのアイマックスの後にテアトル 系の映画館が入るのだが,そのオープンを知らせるポスターが.4月27日オープ ンとのこと.「ミニシアターなのに大画面」というのがウリらしい.
予定より5分遅れで,CM・予告無しで開始です.
「とらばいゆ」.女流棋士姉妹の麻美と里奈.姉の麻美は最近スランプで夫の一 哉に当たってしまう.今回リーグ最下位だとクラス落ち.一方同じリーグにいる 妹の里奈は昇格がほぼ確実.最近できた新しい彼とうまくいっているはずだった のだが・・・.
非日常的な世界の日常を描いた作品.
あら,主演って瀬戸朝香だったのね.旦那は塚本監督ですか.
ラストシーン.瀬戸朝香の表情がそれまでと全然違って見えるのが印象的.
さて,一時間くらい間があくので,ここで飯.歌舞伎町方面でラーメン屋でもさ がす.しかし,この界隈でキョロキョロしていると呼び込みのニーチャンネーチャ ンに声かけられまくり.私の探してるのはラーメン屋だっつーの.
結局「天下一品」.まあ,ひさびさだからいいか.やっぱり麺が仙台のとは違う. これが普通なのか,やっぱり.夜中にもかかわらず「餃子定食」.ミニライスと 餃子が5個.なんか物足りなさを感じたのは,ゆでたまごがないからだったのか.
20分くらい前に劇場着.おおっ!ミラノビルが閉まってる!珍しい. ところで,今日も一律1800円らしい.今日は初の劇場「新宿アカデ ミー」.アカデミー受賞作を見るだけにココってか.
階段を昇ったところがモギリ.すぐ右がロビー.でもここは見終わった人がメイ ンらしく,次回を待つ人は上の階のロビーへという表示がある.しかし,深夜な のでそんなのお構いなし.
まずはトイレに行っておこうと思い表示どおりに進むが・・・なんだこの作りは? 一つ上に上がったらさらに階段を上がったところがトイレ.いったいここの劇場 はどういう向きにできているんだ?
という疑問を抱きつつ,時間になってから一番上の入口から入ってみると,そこ が一番最後部.後半三分の二はスタジアム形式になっている.私はど真中に座れ る席を見付けたのでそこへ.ちょっと見下ろす感じになります.雰囲気としては 仙台東宝をふたまわりくらい小さくした感じです.
「ビューティフル・マインド」.革新的な理論を打ち立てた数学者のジョンは, 希望通りの進路を歩み,国防のための暗号解読の秘密任務に着く.しかし,いつ しかロシアのスパイに狙われ身の危険を感じるようになるが,実は・・・.
「ゲーム理論」でフォン・ノイマンと並んででてくるジョン・ナッシュの生涯を 描いた作品.とは言っても,まだ存命中です.
話のインパクトのかかわるのであまり詳しいことは書きません.
今年度アカデミー賞の主要4部門を制覇.やっぱ実話ってのは強いな.シチュエー ションとしては「シャイン」と通じるところもあるというか.おっと,あまり言っ てはマズイ.つっても,知ってる人は知ってるわけですが.
こういう作品を見ると,私も研究者の端暮れとして,もっと精進せねばと思うの ですが・・・,凡人と天才の差は歴然でありまして.
さて,「フィールド賞」なんて訳がでてきたあたりで,こりゃ戸田奈津子に違い ないと思ったら,やっぱりその通り.
私的にはアカデミーも妥当かなと.賛否はあるでしょうが.
雨は相変わらず降ってますが,すぐ横の「プラザ劇場」へ.
さて,こちらでは割引は効くのか聞いてみる.売場のにーちゃん,ちゃんと把握 していないようで裏に聞きにいってます.結局割引なし.なんで,シネコンのレ イトショーは割引があるのにオールナイトは高くなるんだか.
流石に3時ということもあり人はまばら.指定もないので,ど真中に座る. 既に高イビキな方もおられます.静かな映画じゃなくてよかったよ.
「ブラックホーク・ダウン」.ソリマア内戦を抑圧するために兵を送り込んだア メリカ.作戦は1時間たらずで終了するはずだった.しかし,ヘリコプター,ブラッ クホークが墜落したことにより,形勢は悪化する.
「プライベートライアン」に劣らない戦闘シーン.リドリー・スコット監督です.
この作品もまた事実である.無くなった兵士達にはもうしわけ無いが,最近のア メリカの軍事政策には賛同しかねる.基本的に他国に干渉しすぎだと思うのだ. 「仲間のために戦う」.どこまでがあなたの仲間なのか.それは復讐とは違うの か.
作品としてはよかったのたが,どうも素直に見れない.
まあ,緊迫の2時間半なのだが,最近の戦争は緊迫感が薄れがち.