お・ひ・さ。
決して、更新が滞っていたのではなくて、純粋に映画を見に行けてなかっただけです。
ああ、いつの間にか月が変わって、作品も入れ替わってしまった。
えーと、今現在、私は静岡県は沼津におります。仕事です。今年いっぱいこちらです。というわけで、映画の鑑賞頻度は落ちることでしょう。つまり更新頻度もおちます。こないだからビデオにも手を出し始めたわけですが、結局まだどこの会員にもなってないし、今手元にはビデオがない。DVDならPCで見れなくもないが、今私は陸の孤島にいますので(^^;
一応、沼津市内の映画館はチェックしました。「ジョイランド」という娯楽施設ビルに映画館があるようです。建物としては2個所、スクリーン数は全部で7つ。メジャー作品はなんとか見れそうです。しかし、私のいる場所から沼津駅前まではバスで30分かかり、戻るための最終バスは20時という環境です。土日夜型の私の生活サイクルには厳しい。普通の生活しろよ俺。
今週末は、金曜日に幕張に出張があったのでそのまま自宅の方に戻り、普段の週末・・・とはさすがにいきませんが、久々に見に行けたわけです。
目論見としては、金曜日のレイトショーあたりを攻めたいところだったのですが、ほぼ1 日立ちっぱなしで、なれない説明員なんかやったもんですから、体が休みたいといって布団にパタンキュー。
で、今日の土曜日となるわけです。
すべての生活が沼津に移ったわけではないので、足りないものがいろいろある。そんなわけで、買い物メインで映画はついで。結局、レイトショーで一本のみ。「ロード・トゥ・パーディション」とか始まりましたが、まずは話題の問題作?「サイン」を見ておきまし ょう。
買い物で新宿まで出たので、そのまま行けるとこは「新宿アカデミー」になりました。
歌舞伎町は、なんだかよくわからないが「歌舞伎町ふる里まつり」やらで提灯がでてます。それを横目に「新宿アカデミー」。
あら、「グランドオデヲン」と二箇所でレイトショーしてたのね。そんなに入ってるのか?開始10分前に入場。今日はレイトショーも普通料金。つまり私は1000円で見れました。
ふむ、9時台としては微妙に控えめな人数。ま、二箇所でやってるってことで。真中のブ ロックはほぼ埋まってる。私はいつもよりやや低い位置に。一応真中のブロックです。
「サイン」。半年前に事故で妻をなくしたグラハム・ヘス。彼は信仰を捨て、牧師の仕事をやめた。ある日、彼の家の畑にミステリーサークルが出現する。ミステリーサークルは世界各地でも頻発し、メキシコ上空にはUFOが現れる。そして、ついに宇宙人が地球に降り立った。
こうやって、普通にあらすじ書くと、何が「サイン」なんだかよくわからんな。
「シックス・センス」、「アンブレイカブル」のナイト・シャマラン監督最新作ということで話題性は十分、予告もかなり前から流れてました。
率直な感想はというと、「それだけ?」って感じ。監督が描こうとするテーマは十分に伝 わってるんですが、そのために宇宙人だしてくる必要があるのかどうか。
宗教的、思想的啓蒙がビシバシ伝わってくるのですが、日本では信仰の意識が薄いからなぁ。エンタテイメントとして楽しめればヒットはするのでしょうが、しかし・・・。
なんか「アンブレイカブル」を見た時と同じような印象なんだよね。テーマは一本、すごくはっきりしてる。で、いろんな伏線やら謎やらがちらばめられているんだけど、それらが大した謎じゃなくて、終わってみると「それで?」みたいな。
「謎」だ「サイン」だと言われてる部分が、別に不思議に思えない。本来「伏線」っていうのはなにげなく提示されているものであって、それが最後につながって「あっ!」と思 うのだが、なんつーか「はい、ここが伏線ですよー、後で使いますからねー」と言われてるみたいで、最後の驚きがほとんどない。
それにねー、今回のテーマも視点をどこに置いたらいいのか。この話の主人公にとってはこの展開で十分なのかもしれないが、宇宙人ってのは神の範疇にはないと考えるべきなのかね?天地創造で神が創ったのは人間だけ?
でも、この監督、キリスト教じゃなくてイスラムだって聞いたことあるしな。どうなんだろ?
それになー、最後にその「サイン」とやらに気づくきっかけがなー。普通そういう連想するかなぁ?その状況で。
前作に引き続き不完全燃焼でした。
今月は5本見れたら良しとしよう。そうすると、何見るかだな。