はい,三連休ですので帰ってきております.が,寮の部屋の掃除をして洗濯を済ませてからでてきたので,こちらに着いたのは既に夕方.
さーて,オールナイトはさすがにキツイが,レイトと二本くらいは見たい.「9デイズ」が先行か.でも,今日は別のにしておこう.おお,「ドニー・ダーコ」がレイトでやってる.これは決まり.見れないかと思ってたよ.そうするともう一本はそれに間に合う「ロード・トゥ・パーディション」か「アバウト・ア・ボーイ」.到着時間で決めよう.
新宿着.意外と早く着いた.その結果「ロード・トゥ・パーディション」にしました.チケットを買って入ると,客電が落ちてちょうど予告が始まるところ.ごっそりと空いている指定席を横目に空席を探すが,指定席前後は埋まっている.指定席より一列後ろで右ブロックの通路から一番目にしておく.ビスタサイズならば,ここでもまだスクリーンの内側です.
予告中,女性二人連れが指定席に座る.すると,すかさず係員がでてきて,指定席ですのでカバーのない席へ,と.うーん,どこで指定席券を買ったか買ってないのかが分かるんだろう?
「ロード・トゥ・パーディション」.マイケルは父親の職業が何なのか知らなかっ た.ある日,父親の車に忍び込み後をつけると,殺人の現場に遭遇してしまう. 父はマフィアの一員だったのだ.現場を覗いていたのが組織にバレたため,母と弟が殺されてしまう.怒りが治まらない父サリヴァンは組織を捨て復讐を企てるが,殺し屋が二人を狙っている.
これ,マフィア映画じゃないですよね.職業がマフィアだけど,父親と息子の絆 を描いた,なんというかアメリカ映画的映画.ついでにいうと,主人公は父より か息子のような気がする.視点も息子だし.でもなあ,話は父親についての話だ しなぁ.
予告みた感じではもっとサスペンスものなのかと思ってたのですが,違ってました. 「アメリカン・ビューティー」の監督さんなのですが,結局のところ,今回も家族ものってことで.
家に戻ってからビデオに録画してた「こちとら自腹じゃ」を見たんですが,井筒 監督の言ってることはごもっとも.私もガラス割れないなぁ,と思いました.も う,あのあたりになると展開読めてるし.くるぞ,くるぞ,と思ったたら,キタァ! だけど,あれ?みたいな.どうしてもあのガラス越しの画にしたかったんでしょ う.
素直に見てればいい映画なのですが,そんなに絶賛して誉めるほどでもないような.
ジュード・ロウが不気味.「A.I.」の時よりは味があるんだけども・・・.
「パーディション」って地名だったのね.最近,カタカナで「ロード」っていわれても,RoadなんだかLordなんだかLoadなんだかわかんないから.
さて,向かいの「ミラノビル」へ.途中,東亜では今週も2館で「サイン」.あとは「容 疑者」.相変わらず「サイン」は売り込んでるなぁ.先週は違ったのに,今日は 一律1800円.なんだかなぁ.
チケット購入.「ドニー・ダーコ」は「お座りになれます」.よしよし. 「シネマミラノ」なので4階へ.
既に開場しているが,まずは水を買っておこうと思い自販機へ. ところが,自動販売機が百円玉を受け付けてくれない.200円のものを買おうとしていて 二枚いれるのだが,戻ってくる.しょうがないので別の自販機でミニッツメイド のオレンジ.
場内に流れる曲が「デュラン・デュラン」の「ノトーリアス」.懐かしいなあと思っていたら,実は本編で使われていた.サントラだったらしい.
「ドニー・ダーコ」.高校生のドニーは情緒不安定なためカウンセリングに通っ ている.ある日,銀色のウサギ,フランクが現れ,あと28日と6時間42分12秒で 世界は週末を迎えると予言される.目が覚めて家に帰ると,空から降ってきた飛 行機のエンジンが彼の部屋を押しつぶしていた.
うおぉぉぉぉ!久々にわかんねぇ!そういう解釈でいいのか?本当にそれでいいのか?
音楽は「Best Hit USA」とか見てたころのだし,ネタ的にもタイムトラベルということで私の好みとはバッチリ.
いやぁ,もう一回見たいぞ.もっと早く見ておくべきだった.
おお,ドリュー・バリモア,と思ったら,実はプロデューサーもやってたらしい. 監督は私より年下.