この連休の目的は「シベリア超特急3」と「ゴジラ」のつもり.
夕方になってしまったので,「シベ超」の最終回でも狙うことにする. 「ゴジラ」はすっかりお子様映画扱いに成り下がってしまったので, 最終回が早いのだ.
ところが,調べてみたところ,今日の最終回は「トークショー」つきだと. 混みそうだなぁ.明日にしようか.とりあえず,行くだけ行って様子をみてみるか.
新宿到着.「ヨドバシカメラ」に行く用事もあるが,まずは「シアターアプル」 へ行ってみる.通常のチケット売り場ではチケットを売っていない.どうやら今 日は前売があった様子.一応当日券の整理券を配っているらしいが・・・,いい や,今日はやめておこう.ってなわけで,「ギャング・オブ・ニューヨーク」に 変更.おかげで時間に余裕ができたぞ.
で,「ヨドバシカメラ」でお買物.何故かUSB-MIDIインターフェースを買ってい る私.いや,ちょっと遊んでみようかと思いまして. Linuxからうまく動けばいいなぁ.
あとはプリンタなんかも見て回ってみたり,LANカードなんかも見て回ってみた り.やっとADSLにでもしようかと.しかし安いねー,何もかも最近は.
10分前に戻ってくる.「ミラノ座」です.でかいので座れないことはないはずで すが,問題はどこに座れるか.ここの場合,結構見やすい位置は広いのですが, 今日の混みぐあいは?
既に前の回は終わっているようなので中へ.ど真中沿いは既に埋まっているので ちょっと横に.
「ギャング・オブ・ニューヨーク」.19世紀中ごろ,ニューヨークにはアイルラン ドからの移民たちがやってきていた.移民たちと原住民たちは,ファイブポイン トの縄張争いのために対立していた.移民たちのリーダーは神父,原住民のリー ダーはビル.ついにビルは神父を倒し,制圧権を手に入れた.父を目の前で殺さ れた神父の息子は,復讐を誓って16年後に戻ってくる.そして,正体をかくして ビルに近付くのであった.
テロの影響から1年以上も延びにのびて,今年のアカデミー狙いで公開されたマー ティン・スコセッシ監督の最新作.ディカプリオが主演.
父を殺されたディカプリオが復讐のためにギャングを形成していく話,なのかと 思っていたのですが,既にギャングはいたわけですね.
ニューヨークの黎明期の歴史としては素晴しい出来だと思うのですが,後半,ディ カプリオの正体がばれてから,ラストにかけてがねぇ〜.どういったらいいのか. 最初からこの脚本だったのかな?もしそうだとしたらちょっとねぇ. いずれにせよ,話の出来としてはイマイチになってしまってます.
最後のカットだけはなんかメッセージみたいなものを感じましたね.
で,テーマソングがU2.これも意味深ですな.曲のタイトルといい.
私は少なくとも脚本賞にはしません.
今日の東亜でのオールナイトは「T.R.Y.」と「運命の女」. 朝までのつながりを考えると,「ゴーストシップ」を絡めるしかない. ここで,一時間ほど空いてしまう.帰る気になれ ぱまだ帰れるが,ひさびさに攻めておこう.
ラーメンでも食す.その後,ちょっと早めだが「新宿東急」.
普段と比べると結構混んでる方かも.そういや,初日だった.
「ゴーストシップ」.サルベージ船のクルー達が難破船にたどり着く.その船は 1962年に忽然と消息を絶った豪華客船だった.積荷の金塊を見付けたクルー達は 牽引作業に移るが,不思議な現象が彼らを襲う.
ホラーなんですが,導入はまるでディズニーのクリスマス映画かと思わせる作り.
スプラッターなのがダメな人は,アウトですね.出だしからなかなか強烈 です.
普通のホラーだと,「ワッ!」と驚かされることの方が多いのですが,これの場 合は視覚的に「うわぁ」とくることが多いので,たとえば「ハンニバル」に嫌悪 感を感じた方は要注意.
例によって「2」が作れそうな終わり方なのですが,舞台が限定されるだけにあ まり展開ができないかも.謎だった部分は明らかになってしまってるわけだし. そういや,「ヴァイラス」も舞台は船じゃなかったっけ?
あ,なかなか目の話せない展開が続くので,あっというまでした.
続いて「T.R.Y.」に.これも今日初日なんだよね.レイトショーより前の時間に は「ぴあ」の調査隊がいました.
今日もオールナイトは1800円.
チケットを買ってロビーで待つ.なんか,さっき「新宿東急」でみたような人が こっちにもいる.
さすがに時間が時間だけに混んではいない.ほぼ正面のいつもの席に座れる. が,その隣の席が汚い.サッポロポテトがぶちまけられている. 一つ,「食べたものは自分で片付けましょう」.もう一つ,「オールナイトだからっ て手を抜かないで,きちんと清掃を入れましょう」.「新宿東急」はちゃんと掃 除してましたよ.
「T.R.Y.」.20世紀初頭の上海.世界を股にかける詐欺師,伊沢修はついに捕まっ てしまった.しかも,騙した相手から刺客を送られてしまう.そこへ革命グルー プの男が現れ,身の保証をするので,我々と手を組まないかと持ちかけられる. 仕事は,日本軍の武器をだまし取り,中国へ輸送すること.
「ホワイトアウト」以来の織田裕二主演.原作は井上尚登の横溝正史賞受賞作. いつも,この人の名前をみると木根尚登と間違えるんだよなぁ.
そういや,これ東映作品なんだよな.あれ?今日ずっと「トーア」じゃなくて, ここで上映してたのかな?
もうちょっと派手なアクションかましてくれるのかと思ってたのですが・・・. そういう点では外されました. しかし,織田裕二のペテン師役はなかなかハマってます.
赤眉さんがちょっとしつこいかなぁ.
この時代,海外とはいえ「パスポート」って言うかな?「旅券」の方が自然じゃ ないのかな?
エンドロールは黒木瞳が二番目ですか.そして丹波さんだけそんなに強調するん ですか.
おっ,今回も照明に泉谷しげる.一度どんな人なのか見てみたい.