10億分の1の男
Intacto

渋谷・シネセゾン渋谷

夜更ししてしまったので,夕方まで寝ていた.起きるやいなや早速洗濯.

さて,今日は「 10億分の1の男 」.当然渋谷です.

シネセゾン到着.同じエレベータで上がって来た人のほとんどは,おとなり「ピ カデリー」の「 S.W.A.T. 」らしい.チケットを購入すると13番.ここも番号順の 入場にしたみたい.ちなみに,係の人が間違えた前回のスタンプによると前の回 は80人ほどの入りだったらしい.

「10億分の1の男」.飛行機事故の唯一の生存者のトマス.実は強盗犯のため退 院しても自由はない.そこへ,フェデリコという男が現れ,条件をのめば自由に してやるという.その条件とは運だけが頼りのゲームだった.トマスは条件を飲 んだ.

井筒監督がいうほど分かりにくいか?かなりしっかりした作りになっていると思 うのだが.結構ちゃんとした伏線が張ってあるし,

だが,見ていて気は抜けないのはたしか.でも,かなり好きなタイプ. ちゃんとトレースできていれば全然飽きないし目を離せない.

デビット・リンチとか好きな人には合うんでないかな.

例によって「 Book1st 」.買おうと思っていた以外に文庫を4冊も買ってしまった. 手持ちがなくなってしまったので HMV にはよらず.

先日「 GOOGLE HACKS 」の 邦訳 がでたのでこれは買ったのですが,どうやら「 AMAZON HACKS 」というのもでたらしい.邦訳がでたとしても早くて半年後.しかし, 訳本がでるかなぁ?

(2003.10.06 追記)

なんか,井筒監督の意見がいまいちしっくりこなくて,でも,自分でもうまくま とまっていなかったので,一日考えていた.

井筒監督曰く,「偶然なんてない,全ては必然だ」という意見だったと思う.

しかし,私が素直に感じたのは「運命なんて決まってない,だから諦めるな」と いうことなんですよ.

この二つは完全に相反するわけではないのですが,自分の意志が自分を操れると 考えるか,それともあくまでも手の平の上で遊ばされているだけなのかという, 見方の違いだと思うのですね.

でも,あくまでもこの話の上で考えるとすると,強運な人達が集められているの だから「運なんてものはない」というのは極論だと思うんですよ.そうでなけれ ば,ボスやフェデリコの持っていた能力ってものは存在しないわけで.

だからこの場合は,トマスが一度負けているというのが重要なのではないかと. そして,ボスとトマスがそれぞれ抱えているものこそが運の源.

つまりは,運は気が呼ぶってやつになるのかな.うん.

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