解夏

渋谷・シネフロント

夕方に起きる.起きたら普段はほとんど来ないPHSへメールが大量に来ていてビ ビる.どうやら,ラグビーの試合経過を送ってくれていたらしい.知ってたら直 接見にいってたのだが,既にノーサイド後.

気をとりなおして,今日の予定を練る.とにかく「 解夏 」を見ておきたい. シネフロント だな.もうひとつ行くとしたら・・・あ,「 ラブストーリー 」が渋谷で初日か.初日というのが気になるけど,渋谷以外でもやってるから大 丈夫だろう.

まずはシネフロントでチケット購入.一時間前にしては席が埋まっている感じ. ともかく無難な位置を確保.続いて シネアミューズ に行ってこちらもチケットを買っておく.さすがにこちらは3時間以上前なので1 番.

通りすがりなので Book1st に行き本を探す.「 The Art of Computer Programming Vol.1 Third Edition 」の 邦訳ASCII から出た. 過去の邦訳サイエンス社 から出てたけど,さすがに内容の表現が古くなってたから.今回は Vol.3までの翻訳が予定されているみたい.

ところが,見付からない.在庫はあることになってましたが,この際, 丸善 に行ってみよう.一昨日の時点では在庫があったはず.

実は,渋谷の丸善って初めて.ジャンルの幅は広く置いてあるみたいですが,レ イアウトがイマイチな感じ.あんまり時間がないので目的のものだけ買って退散.

地下の TSUTAYA からエレベータに乗って7Fへ.当然1Fから人がたくさん乗って来る.ほとんどが 7Fで降りる.

既に開場していたみたい.あれまー,思った以上に混んでます.なんでこんなに 混んでるかなー.「解夏」ってそんなに話題作だったの?9割がた埋まってます. しかも年齢層が若めだなー.

予告.ほとんどがディズニーがらみ.例外は「 ハウル 」と「 イノセンス 」.「ハウル」はディズニー絡みといえば関係はあるか.

「解夏」.小学校教諭をしていた隆之は,ある日,目に痛みを感じる.幼なじみ の眼科医,博信に診察を受ける.診断結果はベーチェット病.視力を失う可能性 が高いということだった.恋人の陽子とは別れる決心をして,実家のある長崎に 戻ることにした.

さだまさし 原作の映画化.どうやら,当初の予定では昨日までの公開だったらし いが,好評のために延長だそうです.そうか,お客は入っているということなの ね.

大沢たかおと石田ゆり子というキャスティングは凄くよかったような気がします.

予想どおりのいい話で,せつない深刻な話なんだけど,終わり方もそれほど暗く なく,むしろ爽やかに終わる.

もう,あちこちからすすり泣く音がグスグス.でも,私の涙腺は我慢してた様子. しかし満足できた作品.珍しく予想に違わず.

作中でも出てきた「長崎追想」という絵がロビーに展示されていた. 絵の展示と言えば,「 アドルフの画集 」で実際の絵を展示する予定だったのが, 取り止めになったという話があったが,その後どうなったんだろう?

帰りは階段から6階を経由して降りて来たんですが,ここって前から本屋だったっ け?普段は営業後だから気づかなかっただけかな?

ラブストーリー
Classic
클래식

渋谷・シネアミューズイースト

シネアミューズへ移動.時間的にはぴったり.椅子に座って待とうとするな否や 入場開始のアナウンス.

今日は赤い方の「イースト」だったんですが,一番最初に入るとポジショニング が困る.ここの場合はスクリーンが低いので前の方がいいのですが,さらに前に 座られると頭が邪魔になってしまう.あと何人いるのか分からないので,スクリー ンを遮ることがない,奥側の席に座る.

結果としては,正面に座っても大丈夫だったと思われ.

「ラブストーリー」.大学生のジヘは友人のメールを代筆していた.相手は先輩 のサンミン.ジヘもまた彼に思いを寄せていた.ある日,母親が大切にしまって いた母の手紙と日記を見付ける.そこには,母の若いころの恋物語が綴られてい た.

猟奇的な彼女 」の監督の新作.前作のコメディ路線からはちょっと変えてきて, 切ないラブストーリーに.

出だしから「パッヘルベルのカノン」が流れる.「猟奇的な彼女」に引続き使っ ているところを見ると,監督さん,この曲好きなのかな?

曲といえば,最後のクレジットで気づいたのだが,「Sound of Silence」ってど こで使われてたのかな?気づかなかった.

話の方は,こちらも予想に違わずいい話.こういう話は好きです.

韓国のラブストーリーってピュアでいいよね.

これもまた,すすり泣く声があちらこちらで.

今日の二本は当たり.久々に,終わるまで集中の途切れない作品でした.

ところで, 日本アカデミー賞 の発表がありましたね.実は「 壬生義士伝 」は見逃していたのが悔やまれます.

ちなみに,その裏では 江戸川乱歩賞 のドラマ「 滅びのモノクローム 」を放送していたのですが,「 13階段 」は映画化,「 破線のマリス 」は映像化断念の後,結局映画化.映像化権は,受賞後3年間はフジテレビが持っ ているのですが,映画にするかドラマにするかの違いはどこで決めるんでしょう ね? それに今年は2作同時受賞.二つともドラマ化するのかしらん?

気にしていた「 PopArt 」はDVDを買いました.

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