時間的にレイトショーで「 トロイ 」を狙う．終了時刻が24:00だったのでそんなに混んではいないだろうという読 みだったのだが・・・．
30分前についたら結構な列．表示を見ると「残りわずか」になっている．うーん， 甘かったか．それではサックリと諦めまして，他には何が? 時間的には「 レディ・キラーズ 」がちょうどいいが，「チネグランデ」での上映らしい．「 キューティーハニー 」も初日からというのが気がひける．そんなわけで選んだのは「 世界の中心で，愛をさけぶ 」．そろそろ混まなくなってきてるでしょ，多分．
チケットを買って，暇つぶしに腹ごしらえ．時間前に戻ってくるとチケット売場 が凄いことになっていて，列が山野楽器の前まで続いている．いやー，早めに来 ていてよかった．何が混んでるのかと見てみたら，多分「 デイ・アフター・トゥモロー 」だ．
2階に上がったらすぐに開場となったので中へ．最初は2番手でしたが，お客さん はどんどん増えて，そこそこ混んでいる．さすがはまだまだ人気の上位にいる作 品だ．この劇場でよかったかも．
予告．2回目のニュース映画．すべての劇場で上映しているわけではないみたい ですね．
「世界の中心で愛をさけぶ」．朔太郎は律子と結婚することになっていた．とこ ろがある日，律子は「心配しないで」という書き置きを残して姿を消してしまっ た．二人の田舎である四国にいることがわかり，久しぶりに田舎に戻った朔太郎 だったが，そこは高校時代に亜紀とすごした日々を思い出さずにはいられない場 所だった．
ベストセラー小説の映画化なんですが，私，このタイトル聞いて真っ先に思い出 したのが「 世界の中心で愛を叫んだけもの 」だったんですよね．だから最初はラブストーリーだって聞いて，「へ？」と思っ たのです．で，当然原作は読んでません．このタイトルは狙ってつけたのかと思っ たら，作者ではなく編集さんがつけたらしい．
時代背景としては，私と年代がかぶるのでネタ的には凄く懐かしい．
そうだよねー．私もそうだったけど，テープって聞かなくなったもんねー．でも 1986年だろ，もうこの時期はインナーイヤーヘッドホンが主流ではなかったです か?( やっぱりそうだ )．たしかに「HF-S」は使ってましたねー．でもメモ用なら「HF」で十分．当時 でてきたばかりのCDからダビングする時は「HF-ES」とか「HF-PRO」とかこだわっ てましたなー．私はTDKよりもソニー派だったのです．
かかる曲が懐かしい．「サムディ」といえば，ちょうど今日， 佐野元春 がテレビ出演解禁ということで 特番 やってます． 渡辺美里 の「きみに会えて」も「EYES」の中では好きな曲だ．当時はLPを友達から借りた んだなー．二枚目の「Lovin'You」は持ってた．小室哲哉も大江千里もこのころ が一番よかった．
エンドロールを見ていたら，その渡辺美里がクレジットされていた．どこにでて いたのかと思ったら，DJ役で声だけだったらしい．
他にもいろんな人がでていた．ダンディ坂野先生，そこは「Say」ではなく「Speak」ではないでしょうか?
で，話のほうなんですが，いい話ではあるんですが・・・わたしの涙腺は刺激さ れませんでした．まわりの女性はグスグスいってましたけどね．女性にはうける のかもしれない．
最後，そこでいいんですか?
原作と映画はちょっと違うらしい．で，原作の方も こういう見方とか すると面白いのかもしれない．いずれにせよ，原作の方も読む機会はしばらくな いな，きっと．
「 萩原朔太郎 」と「 高村光太郎 」．間違うかな?，少なくとも「智恵子抄」から「高村光太郎」以外にはいかないなぁ．
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