ディープ・ブルー
Deep Blue

歌舞伎町・新宿オスカー

遂にプロ野球がストライキ.基本的に問題は経営側にあって,新規参入はさせた くなくて近いうちに1リーグにしたいという思惑が見え見えの回答.記者会見で の「最大限の努力」の説明に対する記者の「なんだそりゃ」ってのが一般人の総 意をそのまま反映してましたね.

本日は久々に新宿でオールナイト.第一目的は「 ヴィレッジ 」.余計な雑音が入って来る前に見てしまおう.始発までに無駄の無い時間を探 すと最後に「ヴィレッジ」.それを基準に作品を決めていくと「 バイオハザード 」,「 ディープ・ブルー 」というのがよい.「 アイ・ロボット 」も見たいところだったが,時間が合わないので後回し.

そんなわけで時間的には10時半の「ディープ・ブルー」に合わせて新宿. 今日はミラノ座ではオールナイト上映がないみたいです.

チケット購入.ここ,東亜興行は歌舞伎町の他の劇場と比べると価格設定が高い. シネコンがレイトは1200円になるのを受けてか,他の一般館もレイトは一般・学 生が1300円になってきている.しかしここは,一律1300円.つまり一般・学生は 安くなるのだけど,それ以外(つまりシニア)は逆に高くなるという設定.

久々に,というかまだ二回目の新宿オスカー.トイレがどこだったか忘れて劇場 のまわりをぐるっとひとまわりしてしまった.

入場.あれー,こんなに椅子の背もたれが低かったっけ? まあいい.ここの劇場 はスクリーンから一列目までの間が広いために後ろでは遠すぎるのだ.

あんまり混んではいないので,そこそこの真ん中あたりに座る.床がフラットな ために前に人が座ってしまうと,すこぶる邪魔.開始直前までは問題なかったの だが,ぎりぎりにきたカップルが私の前に座る.しかも男の位置が邪魔すぎ. 隣の席に移ろうと思ったのだが,後ろに人が座っていたので諦める.大移動もい やなので微妙に寄って座る.キツイ椅子じゃなくてよかった.

で,前の男がよく動くんだこれが.

「ディープ・ブルー」.製作7年,ロケ地200カ所,撮影フィルム7000時間の記録. 今だ知られざる海中の神秘に迫る.

いわゆる海洋ドキュメンタリーなんだけど,あれー,これって前に IMAX で似たようなのなかったっけ?「 ドルフィン 」かな?

内容の素晴らしさは言うことなし.言い表せないのでご自身の目で見て下さい.

内容的にはIMAXでやってほしいなあ.でも7000時間とか回したら凄いことになり そうだからなあ.

最後のシロナガスクジラに関しては余計な一言だったような気がする. ま,この手のドキュメンタリーでは人間が自然に対する脅威であるという結論は ごく自然なんだけど.最近はミンククジラの保護により他の生態系に影響を与えてい るという報告もありますから.

バイオ・ハザード2 アポカリプス
Resident Evil: Apocalypse

歌舞伎町・新宿ジョイシネマ1

出てすぐにジョイシネマへ.昼間は「2」での上映みたいなんですが, オールナイトは「1」での上映.私としても「1」のほうがいいので問題なし.

既に開場しているかと思ったら,入ったと同時に開場だった.久しぶりに中央の 席に座る.あれ?椅子が変わったな.ちゃんとしたカップホルダのついたものに なった.しかもホルダの大きさが2種類ついてるのね.

「バイオハザード2 アポカリプス」.ラクーンシティ全域にT-ウィルスが蔓延し, 街中にアンデッドがあふれかえっていた.病院で目覚めたアリスは数少ない生存 者と共に脱出をはかる.そこにT-ウィルスの開発者であるアシュフォード博士か らの指示が入る.取り残された娘のアンジェラを保護してくれたら脱出方法を教 えてくれるという.

前作のラストからそのままつながる.内容の方はますますゲームっぽくなって, ゾンビ撃ちまくり.出演キャラもゲームに沿ってきたらしい.やったことないか らよく知らないけど.

ゲームが原作ってのを特に気にしなくてもいい,パニックムービーになってきま した.それでいてストーリーの筋は通っている.成功しましたね,これは.

ラスト,「3」もあるみたいですね.

ヴィレッジ
The Village

歌舞伎町・新宿グランドヲデオン

さて,またまた戻って本命の「ヴィレッジ」.予告は短めで始まる.

「ヴィレッジ」.その村は森に囲まれ,他の町との交流はないが幸せな暮らしを 続けていた.しかし,村にはある掟があった.森の中に住む「何か」との暗黙の 協定により,「境界」を越えて森の中に踏み込むことはなかった.それにより村 の安全も保障されているはずだった.ところが,最近皮の剥がれた動物が放置さ れるなど,そのバランスが崩れかける前兆がでてきた.

シックス・センス 」「 サイン 」のナイト・シャマラン監督の最新作.今回もあっと驚く仕掛がある・・・らし い.前作「サイン」は正直期待外れだったので,今回はちょっと期待.期待して いる時点で私の負けなんだが.

いわゆる「謎」の部分はネタばれはしないように書く.見た人には分かるはず.

一番気になったのは,監督の狙いがどこにあったのかということ.ポイントは3 つあるのだが,最初のはなんとなく想像できていた.2つ目は納得できなくはな いがすべての説明にはなっていない.じゃああれはどうなるのというのの答えは 台詞一言で済まされてしまった.で,最後のは監督らしいテクニックだが,最初 のが分かった後なので,驚きというよりは「そうなんだ」といった感じ. で,監督の一番の狙いはやっぱり最後なの?それとも一番目?

CMで「シックス・センス」より面白かった,と言ってる人がいたけど,ひっくり かえし方としては「シックス・センス」の方が衝撃的だったなあ. それは,私がまんまと引っかかっていたから?

だって,今回はヒントが多いんだもん.

謎がどうこうではなくて,普通にラブストーリーとしてみた方が素敵な話かもし れない.

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