昨日の台風はあっというまに過ぎさってしまったが,きょうも天気はよくない.
渋谷で「 ヘルボーイ 」か「 ツイステッド 」あたりにしようと思いつつ,池袋の「 ジュンク堂 」まで行く.予定は2冊だったのだが,4冊になってしまう.「 The Art of Computer Programming Vol.2 」がでてたので一気に出費が倍になる.
そんなわけで荷物が重くなってしまったのと,時間的にも厳しくなってきたので, 一旦帰宅. チネチッタ のレイトショーを狙うことに.渋谷の シネマライズ では混んでいそうな「 モンスター」をチネでもやっているのでこれで.
チケットを買おうとしたら,なんとサーバがダウンしているそうで指定がとれな いそうだ.全席自由席,しかも,チケットは手書きという状態.いつからダウン してたんでしょうね.日曜日にこんなトラブルでは大変でしょうに.
そんなわけで,開場時間になるといつもよりも入口に殺到.そのわりにはモギリ の人が初めは一人しかいなくて,スタッフの手際がよくない.一方,劇場内は普 段よりもいい感じに分散していてこれはこれでありかな.
「モンスター」.13の時から客を取ってきた娼婦のアイリーン.彼女は自殺を考 えていた.最後にビールを飲もうと入ったバーでセルビーに出会う.彼女はレズ ビアン.アイリーンは彼女を愛してしまう.彼女のためにカタギの仕事につこう とするが,世間は彼女を受け入れてくれない.お金が必要なアイリーンは再び客 をとり,その客を殺してしまった.
実話が元の作品.みどころはなんと言ってもシャーリーズ・セロンだ.メイク, 仕草,話し方,もはや演じるのではなくなりきっている.元の事件の本人の映像 を見る機会があったのだが,そっくりだった.
殺人は許されることではない,それはどんな理由があってもだ.しかし,彼女に は彼女の哲学があった.娼婦はレイプされても泣き寝入りしなくてはいけないの か?普通の生活を送る権利はないのか?
なーんでこういう作品が全国ロードショーしてないかなぁ.
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