時計が止まった．時間が止まったわけではない．とりあえず手近にあった充電池 を食わせておいた．買ってから初めてかも．3年弱もちましたか．
今日は HMV に行きたいので渋谷．「 笑の大学 」と「 SAW 」が気になるところですが，まずは「 恋の門 」を潰しておく．時間がうまく繋がるので「 キャット・ウーマン 」も．
まずは行く途中に先にHMVに寄ってしまう．ここになかったら後で TOWER に行こうと思ってたんだけど，ここであっさり見つかった．あっさりすぎて時間 が空いたので LOFT と ハンズ を覗いてから劇場へ．
今やってるのは「 モンスター 」と「恋の門」，「 ジェリー 」なんですが，さすがに先の二つはそろそろ落ちついてきた様子．座ってみれま す．しかし，いまだに「ライズX」の入口がわからん．
「恋の門」は2階．中に列ができてましたが，まだ壁沿いで足りている．今日は2 階席も解放中．最近は使ってるみたいですね．っていうか，あるのに使わない方 がおかしい．
予告．「 スーパーサイズ・ミー 」が面白そう．
「 こまねこ#3 」．この話は前も見てる．
「恋の門」．石でマンガを書く，自称漫画芸術家の蒼木門．しかし，まったく売 れない．普段は普通のOLだが実は同人誌も書くコスプレイヤー証恋乃．二人は道 で偶然出会う．そして蒼木のバイト先は恋乃の会社だった．歓迎会で酔いつぶれ た蒼木は恋乃の家に泊り込んでしまう．
原作はマンガ．松尾スズキによる初監督作品．脚本も．
原作を見ていないので松尾監督のはじけっぷりがどの程度だったのかは分からな いのですが，狙った笑いがもりだくさん．狙いすぎのような気もするが． 独自の世界はわかるのですが，やりたいことをいろいろ詰め込み過ぎたような感 じがなくもない．もしかしたら原作に忠実なのかもしれないが，前半はもう少し 短くてもよかったのではないかな，と．
日本のアニメ，オタク文化が満載．国際映画祭にも出品してたようですが， どのくらい伝わったのでしょうか?私自身，この世界は実際にあるのですか?と尋 ねたい心境．コミケはいいとして，あのツアーとか．
キャストは豪華．この人にこんなことまでさせちゃっていいの?的使いかたが多 い．その結果，この人は本筋から考えると必要だったんだろうか?みたいな出方 の人も．小日向文世とか．ま，「 非バランス 」でオカマ役とかやってますけどね．
そんな特別出演的ノリの中に庵野監督夫妻がいたりするわけですが，劇中のアニ メのメカニックデザインまでやって， GAINAX が作ってたりして．
人に聞かれたら，すすめるかどうか凄く迷う．多分好きな人は好きだろうけどダ メなひとはまったくダメだろう．豪華キャストってのはとっかかりとしてはいい 口実なのかもしれない．
時間があいたのでなんとなくぶらぶらと．今度あたらしくできる「アミューズ CQN」の近くまでいってみたりとか．うーん，渋谷東急よりも遠いな．
渋谷TOEI2にて「キャット・ウーマン」．実は「渋谷ジョイシネマ」でもやって る．40分くらいの差でむこうの方が早く始まっているせいか，こちらはガラガラ．
先日の1のほうと同様，車椅子スペースができてます．で，しばらく来てなかっ たのでいつからなのかわかりませんが，開始前のミラーボールくるくるみたいな のはなくなってました．
そういえば，パンテオンがなくなってからはエルミタージュが東急系，つまりは 松竹洋画系の受け皿になってたと思うんだけど，今回どちらも東映にもどったと いうことになるのですかね．
「キャット・ウーマン」．化粧品メーカーのデザイナーであるペイシェンス．〆 切に間に合わせるため，深夜に工場にいったところ，今度発売される新製品の秘 密を聞いてしまい，そのために命を落としてしまう．しかし，彼女は猫の能力を 持ったキャット・ウーマンとして生まれ変わり，自分が命を落とす原因となった 悪党を突き止めようとする．
ハル・ベリーが出ずっぱり．生まれ変わる前の自信の持てない感じと，生まれ変 わって女豹ならぬ女猫になってからの変わり具合が素晴しい．キュートかつセク シー．
見る前に情報を仕入れていなかったので，予告の内容から判断して怪盗キャット・ ウーマンみたいな， キャッツ・アイ 系統の話なのだと思ってました．そしたら怪盗でも悪党でもないのね．
なんとなくアメコミの映画化みたいな雰囲気があって，終わり方も「2」を作る 気になれば作れるみたいな．
ハル・ベリーじゃなかったらちょっとつまんないかも．
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