理由

新宿・新宿武蔵野館3

気になっている作品なので本日は「 理由 」を見に新宿へ.

30分前に劇場到着.午後は2スクリーンを使っての上映なのですが,私の番号は 既に48番.やってるところが少ないからここに来るしかないもんなぁ.

そんなわけで,劇場はほんとに満席.84席しかないので.この作品2時間40分も あるから立ち見はしたくないよねぇ.

「理由」.都内の高層マンションの一室で一家4人の殺人事件が発生した.とこ ろが,一家の身元を確認したところ,契約した家族とは違うことが判明した. 彼らは一体誰なのか?なぜ,殺されてしまったのか?関係者のインタビューを通し て事件の全貌を振り返る.

宮部みゆき原作を大林宣彦が映画化.元はWOWOWのドラマの予定がスケールアッ プしたために映画化だそうだ.

キャストの数が凄い.ホームページに載ってるのは36人だけど,その3倍はいる.

オープニングの解説が長すぎる.文字多すぎ.しかも,ここで説明しているこ とが本編にとって重要であるようには感じなかった.「下町」の良さを強調した いのだろうか?そうだとしても,事件の核心とはあまり関係がないのでは?それと も犯人との対比がポイント?

そんなわけで,原作の良さがどこにあったのかは不明ですが,事件の解明のさせ かたは良かった.あれだけキャストが多く,細切れの場面展開にもかかわらず, きちんと話は通っていたし,他人の話の伏線にもなっていた.映画作品としては ちゃんとしていました.

こんな見方をしてしまうのも「 レディ・ジョーカー 」がわけ分かんない作りだった せいだ.

大林監督,自分も出てます.

「にいまるにいごごうしつ」という響きが,微妙に耳につく.「ごごうしつ」の ところが「んごごうしつ」だったり「ごぅごうしつ」だったり.

そのうち原作も読んでみるかな.

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