今日は「 Ray 」.音楽映画はできるだけ音のいいシネコンで見たいのでTOHOシネ マズのレイトショーを狙っていた.シネマライズは混んでるわりに音は微妙なの で.BFか2Fかで大きく違うし.アカデミー主演男優賞受賞で上映期間は伸び るだろうけど,ここらで行っておくことに.
ほぼちょうどいい時刻に到着.チケットを買うが開場まで少し時間があったので 下のあおい書店にいく.探していた本は無かった.新刊なのに.
戻って入場.チケットを買う時にピンポイントで場所を指定されたので混んでい るのかと思ったら,混んでいるのは真ん中のブロックだけでした. 少し前すぎるかと思ったけど,まずまずの位置だった.
「Ray」.幼いころに視力を失ったレイ.しかし,音楽の才能があった彼はシア トルでミュージシャンとしての道を目指す.トントン拍子に売れっ子となってい くレイだったが,次第にドラッグに溺れて行く.彼は幼い頃の記憶から逃れよう としていた.
レイ・チャールズの半生を綴った伝記映画.70年台後半までの前半生.それ以後 の活躍については語らずとも.
日本でも「いとしのエリー」のカバーやCMでもおなじみなので特に説明はいらな いはず.
ジェイミー・フォックスの演技が素晴しい.ピアノも弾いてる歌も歌っている. そして仕草もレイ・チャールズ.完璧だ.
やはり一番の見所は演奏シーン.芝居とはいえ,即興で歌うシーンにはゾクゾク きます.「Mess Around」と「What 'd I Say」は特に.
クレジットを見てるとちゃんとオリジナルはオリジナル,吹替は吹替で曲がクレ ジットされている.サウンドトラックの選曲はレイ・チャールズ本人が行ったそ うだ.ベスト盤としても意味がある.これは買ってもいいな.
レイ・チャールズは2004年6月に死去.この映画の公開は10月.クレジット前の 字幕は日本独自の挿入なのだろうか?
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