きみに読む物語
The Notebook

渋谷・渋谷シネパレス2

のきなみ通常の上映が終了してしまって,レイトショーでしかやっていないみた いなので,まずは「 きみに読む物語 」を潰すことに.渋谷シネパレスですかね.その後のつながりを考えると渋谷で は難しいので,新宿に移動するか.

もう今日はオールナイト狙いなので,やってる作品は封切ばかり.時間的に そんなに混まないはずなのでまあいいか.時間的に「 ブリジットジョーンズ 」と「 ナショナルトレジャー 」です.

まずは渋谷.ちょっとおそくなってしまったので,チケットを買ったら44番. 座席数から考えると半分は行っていない.ま,そこそこの場所に座れるだろう.

時間までに HMV へ.「 オペラ座の怪人 」のサントラ国内盤2枚組仕様が再発されているはずなのでそれを購入.ついで に大滝詠一の「 Naiagara Moon 」の30年記念盤も.

劇場に戻ると点呼中.でも私の順番はまだでした.中に入るとおあつらえの場所 が空いている.ほぼど真中.しかも前の席は空席.バッチリ.

「きみに読む物語」.ある病院に入院している初老の女性.彼女のところにやっ てきては,自作の物語を読んで聞かせる初老の男性.物語は二人が若い頃の時代 の男女の恋物語.裕福な過程に育ったアリーが,製材所に勤める青年ノアと恋に 落ちる.

予告の段階からオチというか,そういう設定なんだろうなというのは予想できて いたので,そこはその通りで.っていうか,それは別に隠してはいないのか?

コピーで使っている「 マディソン郡の橋 」とはちょっと系統が違うのではないだ ろうか?

いい話なんだけど,切なさが伴う.

最後に ケミストリー の「 ココノロドア 」劇場限定特典映像というのが流れる. これがダメダメ.ビデオクリップに徹するわけでもなく,映像ダイジェストかと 思いきや,途中に二人のインタビューが入って,話の流れは切れるは,歌もゆっ くり聞けないはで,特典だかなんだか知らないが,切角の映画の余韻が切れてし まった.こういうのはDVDにだけ入れとけばいいんです.歌をかけたかったのな ら,先にビデオクリップでも流してくれた方が好感触.

女性の方はかなり涙腺に来ていたようです.

ブリジットジョーンズ きれそうな私の12か月
Bridget Jones: The Edge of Reason

歌舞伎町・東宝プラザ

新宿に移動.まずは時間を確認.間に余裕がないかと思っていたけど,インター バルが長いようなのでまったく問題なしだった.

時間もあるので,腹ごしらえ.久しぶりに「 天下一品 」.食った次の日に腹に来る確率が高いんだけど.そしたら,隣に座った学生風 二人づれのにーちゃんの一人に声をかけられる.どうやら少し酔っ払っているら しいのだが,話の流れでは「天一最高!」ってことで,彼的には残ったスープに ライスを入れて食うのがいいらしい.で,「やっぱライスですよね」ということ だ.若者よ頑張れ.

戻ってチケット購入.既に開場してました.オールナイトは全席自由ということ なので,真ん中のカバーがかかっているところに座る.思ったよりお客さん少な い.

予告.「 エピソード3 」.これまでで一番長いバージョンかな.ついにアナキン がダークサイドに落ちます.今回も先行,先々行とやるようです.

ひさびさのプラザ劇場なんですが,シネコンに慣れてしまっているとスクリーン の光量が少なく感じる.実際,他の劇場でも流れる予告や政府広報と比べる とかなり暗いわけで.

「ブリジット・ジョーンズの日記 きれそうな私の12か月」.弁護士のマークと ラブラブのブリジット.しかし,同じ弁護士事務所のレベッカの存在が気になって しかたがない.なぜなら彼女は才色兼備.でも,ブリジットはマークからの プロポーズを待っていた.だが,ちょっとしたことで二人はすれ違いを生じてし まう.

ひとくせもふたくせもあるキャストが今回も活躍.でもキレとインパクトは前作 の方があったかな.

ブリジットがミステリーハンターの竹内海南江とだぶって見えて来た.

イギリス映画って独特の光がある.基本的に明るい.

今回もまたレニー・ゼルウィガーがこの役のために太っている.でも元がいいか らなのかどうか,ポスターなんかでは全然美人に写ってます.こないだのアカデ ミー賞受賞式ではまたまた普通に戻ってましたね.凄いなあ.

クレジットにわざわざWindowsXPの使用許諾について書いてあった.わざわざ出 すんだなぁ,と思ったのだけれど,よくよく考えたら,大抵の映画では独自のOS というかデスクトップを使っていることが多いのに気づく.XPのデフォルトがかっ こよくないというのもあるだろうけど,無断で使ってしまうとややこしいことに なるのかな?

ところで,この原題,「 Wham! 」を思い出してしまいました.

ナショナルトレジャー
National Treasure

歌舞伎町・新宿アカデミー

移動してチケット購入.こちらはあいかわらずオールナイト1300円均一. 「ナショナル・トレジャー」は新宿アカデミー.

入場.もぎりのおねーちゃんに,「あっ,ごめんなさい」といわれる.なんのこ とかと思ったら,どうやら静電気が走ったらしい.私は何も感じなかったので, 服との間で走ったようだ.

まだ前の回が終わっていない.とりあえずロビーで読書.時間になり入場.ほぼ 正面の席に座れる.客層としては学生風のグループが多いみたい.飲み会の後で すかね.

「ナショナル・トレジャー」.フリーメイソンが隠した宝を追い続けるゲイツ一 家の末裔ベン.学会からは嘲笑をうけながらも,手がかりを探しつづけていた. そしてついに伝説のシャーロット号を発見する.しかし,悦びもつかのま,次の 手がかりは独立宣言書にあるらしい.

簡単にいえば,「 インディジョーンズ 」をハイテクかつアメリカ国内で閉じちゃっ てみました,みたいな映画.高々200年くらいしかないアメリカの歴史だからこ そ逆に手がかりがはっきりと残っている,というか.

この脚本書いた人はかなり凝ってますねぇ.よくもまあ,これだけのネタをうまく 繋げたものだ.それだけでも感服.

日本にも埋蔵金伝説は数多くあるので,この手の話は作れそう.あとはどう見せる かだよなぁ.ミステリ的には北京原人の骨とかの方が面白いかなぁ.「五十万年 の死角」みたいな.やっぱ,怪しげな組織がからんだ方がいいよなぁ.

なかなかテンポもよく,エンタテイメントしてました.どなたにも無難な作品です.

[一覧] [前の日記] [今日は2005年3月19日] [次の日記]

[Top Page]