宇宙戦争
The War of the World

日比谷・日比谷スカラ座

本日こそは「 宇宙戦争 」狙いで。時間に間に合うように渋谷へ向かう。

渋谷着。渋東シネタワーに着くと・・・「お席は前のほうになります」の表示。 あれー、みんな「 スター・ウォーズ 」に流れるんじゃないかと期待してたのに。じゃ、パスだ。次を回を待つより、 品川プリンス の方が早そうなのでそっちへ移動。

品川着。時間的には30分くらいあるのに既に満席。ムムム、これは予想外だ。流 石日曜の夕方。水族館もできたせいか人の流れが以前よりも増えているような気 がする。ついでに、同じ3階にあるホールでは中森明菜の公演があるらしい。

さて、しょうがないので、本屋めぐりをかねて 日比谷スカラ座 までいくことにしよう。

まずはチケットを先に買いに行く。一時間前で中央後のブロックは埋まっている とのこと。通路ひとつ前の列に空きがあったのでそこで。時間が時間だけに出待 ちのおばちゃんたちが待機しはじめています。

時間つぶしに oazo の丸善と八重洲ブックセンターを回る。予定の一冊を確保した が、探している本はやはりない。品切れ重版未定だからなあ。

ちょっと早めに劇場に戻る。一応前の回は終わったみたいなんだけど清掃中。

開場。せっかくなのでドリンクを買って中へ。

席はここならまだ近いとは感じませんね。でもやっぱり、この劇場のベストは通 路よりも後側。

「宇宙戦争」。ある日突然、空から落雷と共に異星人がやってきた。地中に埋め てあったと思われるマシンに乗り込み、地球上の全てを焼き付くしはじめた。逃 げ惑う人類に生存の道はあるのか?

スピルバーグ監督最新作。トム・クルーズを主演に向かえてウェルズの古典「宇 宙戦争」を映画化。映画としては1953年に既に映画化されているので二度目。リ メイクとは言わないでおこう。

えーと、スピルバーグ的にはどうなんでしょう?「 激突 」や「 ジョーズ 」のような得体のしれない恐怖に対するパニックムービーとしてみればまずまず なのではないでしょうか。下手に家族愛とかからめて描こうとするから中途半端 になってるような気がする。

ラストが唐突という意見もあるようですが、確かに、言葉で説明して終わるって のは映画としてどうなんだろう。まあ、表現が難しいとしてもナレーションじゃ なくて登場人物に語って欲しいような。「 A.I. 」の時もナレーションで入ってナレーションで終わったんだっけ?

最近のスピルバーグ作品なら「 キャッチ・ミー・イフ・ユー・キャン 」が一番楽しめましたね。裏をかえせば今作はそういう出来です。

宇宙人の乗物がまんま「トリポッド」。原作での表現はどうなんでしょうか? ディズニーがジュブナイルの「 トリポッド 」の実写映画化を決定してますが、な んか同じ様な造型になってしまいそうで、後からやる分だけ損な感じ。

左どなりのカップルは何も会話を交わさずに黙々とポップコーンくってるし、右 どなりのカップルは本編中もずっとくっちゃべってるし、ついでに携帯開いて 「あと30分だよ」とかやってるし。ったく>右側。

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